イップスからでもエースピッチャーになる方法 

野球のピッチャーと言えば花形で野球する人ならピッチャーをしたくて始める人も多いのではないのしょうか。
憧れがあってもセンスがある人とは差が埋まらず諦めてしまいそうな人やすでに諦めた人もいると思います。
また上手くなろうとして試行錯誤しイップスに陥ってしまう人も少なくないはずです。
私自身もイップスに陥ってからは野球から離れた時期があり大人になっても改善しない時期が長かったです。
しかしプロになれなくても草野球でもピッチャーをしたいと思う憧れを捨てきれず試行錯誤を諦めないでやりました。
YouTubeや身近な人、雑誌などからヒントを探し試し自分に落とし込み選別し絞りこんだコツを組み合わせたり順番やタイミングを探って練習することを10年続けてきました。
徐々に体の使い方を理解しピッチャーをする機会も増え楽しく野球ができる今に至ります。
現在の年齢が30代後半ですが球速も129キロに到達しコントロールも安定してストライクを取れて変化球も握りを変えればほぼ全球種投げれるまでになりました。トレーニングは仕事や家庭を言い訳にして腕立て伏せ30回スクワット30回など現状維持くらいしかせずにテクニック(コツ)だけでチームからはエースと言われる存在になりました。
草野球のエースはピンキリなのは承知ですが学生時代に今の知識があればとは思いますし、もしかしたらプロも狙えたかもと考えてしまいます。
野球には正解はないです絶対はないですが自分のやってきたことが1つの理論として広まり活躍できる人が増えることで新しい常識が生まれるかもしれません。 
ノートではイップスでキャッチボールも出来なかったところからピッチャーになるために必要なテクニックを記事にしていきたいと思います。

イップスからとりあえず投げれるようになる最短かつシンプルな投げ方


野球の送球や投球のイップスの人はリリースの意識が強いことで体との連動が失なわれて手だけでコントロールしたり強弱をつけたりすることが大半を占めると言っても過言ではないです。 
そこで最近では耳にすることが増えたかもしれないですが腕は振られるものという考えからリリースも振られた先にあるだけでボールは勝手に手から放たれるんではないかと考えてみました。
実際この感覚で投げている人もいるみたいですが実際の指導では聞いたことがないです。
イップスの私にはその考えがはまりました。
やり方を色々試したのもあって年月がかかりましたが答えは軸足の蹴りにありました。
内旋や外旋など専門用語は伝わりにくいので出来るだけ使わないようにしますが説明すると軸足を体重移動の時に右投げの場合、軸足の右足から左足に移るタイミングで軸足で投げたいところに押し蹴る感じです。
もちろんボールを投げるのは手なのでこの蹴りに上半身を連動させなければ投げれません。
基本的にはゼロポジションといわれる肩の平行ラインに肘が上がった状態で軸足の蹴りが加わると連動して腕は振られます。
しかし最初から出来る人は少ないかもしれないので
段階を踏み徐々に腕は振られる感覚をつけてリリースの意識も消していきます。
今回の記事では腕が振られる基礎的なシンプルな投げ方を紹介します。
簡単に言うとボールを持っている手を投げる方向とは反対の後ろに持っていきながら軸足を投げる方向に押し蹴るだけです。
ポイントはトップの位置に手が後ろに行っている最中に軸足を蹴ることです。体が開く場合はグラブの手も一緒に耳の近くに持って行くといいです。
手の後ろに行くエネルギーを軸足の前に行くエネルギーで慣性を生み出して引いた手のボールが前に引っ張られる力を利用して投げます。
形は気にせず後ろと前を意識するようにします。
サイドスローっぽくなると思いますがあくまで腕が振られる感覚を養うためなので形に捕らわれてはいけません。
初めは1でボールを持っているトップの位置に手を後ろに引き(開く場合はグラブも一緒に耳の近くに引く)
2で軸足を投げる方向に押し蹴り
3でボールを投げる方向に送る感じでリリースしていきます
1のコツは後ろに引く腕は曲がってもいいので脱力して引きましょう
2のコツは投げる場所を意識してそこに向かって軸足を後ろで蹴っていきます
3のリリースは慣れてきたらだんだんと意識を消して前に出されるイメージだけにして指の感覚は無視して消していきます
なかなか腕が振られる感覚がつかめない場合はステップしてから1 2  3で投げていき最終的には1 2だけ意識して3は結果になるようにイメージして投げます。
時間がある時イメージしやすいように写真を張り付けときます。
ピッチャーの投げ方ではないですがこれが出来ればとりあえずイップスは乗り越えられます。
私は内野を守る時はこの基礎的な投げ方だけやってます。ゲッツーの時はちょっと応用した投げ方はしますが基本はこの投げ方だけで投げるのは苦にならなくなったので是非送球で悩んでいる方たちに試してもらえて楽しく野球をするための力になれたらまと思います。

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