見出し画像

自分の壁を壊そう

若い時は何も知らず無謀であるため、
色々なミスを犯してしまう。

しかし、ある程度まで年齢が達すると、
知る事や、聞く事などの力が低下していく。

中には堅物になって、頑固を越えた人になり、
友人からも見放されて、孤独に生きている人も
いる。

だからこそ、柔軟性や自分の世界だけの中で
生きていてはいけないと私は思っている。

知らない事に目を向けているのも、自らの意思で
そうしている。
自分から動かなければ、絶対に知ろうとしない
と分かっているからだ。

しかし、それが日常的になれば、逆に意識せずに
無意識に自然体で、知ろうとしたり、より深い
思想を抱くようになれる。

そうなれば、もう年齢は無関係になり、何にでも
興味を持てるようになれる。

何事もそうではあるが、最初が肝心なのである。

戦争に関しても、ただ単にロシアが悪いと
思うだけでなく、裏では経済的な戦いもあると知り、
更には他国にもその余波は届き、日本での物価上昇
している理由が分かるようになる。

更に物価上昇しているだけでなく、資源そのものが
尽きようとしている現実も見えて来る。

先行して情報を得る事により、今、どうするべきかが
自分で選択できるようになる。

これは何にでも通用する事であるので、自分の成長を
大幅に上げる事を可能にする。
人に対しても、自分に対しても、国に関しても、
同様に、自分の意見を見出す力を得る。

エッセイに関しても、頭にある情報だけで、
川の流れのように、一定に留まらずに書く事も
難しいことでは無くなる。

色々な面で自分を助けてくれる事に繋がっていく。

自分の壁を壊す事は簡単では無い。
簡単では無いが、今のような経済事情の中で、
更には戦争も拡大している状況の中に、
我々、日本も絶対に入らないとは言い切れない。

ヘレン・ケラーの言葉にもこうあります。

「安全など迷信のようなものだ。
何故なら自然界には存在しないからだ」

実際、我々は、安全とは言い難い世界の中で
生きている。
毎日のように戦死者が出ている事等、
知ってはいるが、実感はしていない。

しかし、確実に戦争は広がりつつあるし、
アメリカがもし、本気で動けば、大変な事になる。

だからアメリカは大きく動かずにいる。
本気の戦争が始まれば、核を使用する事に
なる可能性が非常に高いからだ。

ロシアはまだいいが、今、少子化問題で日本よりも
大変な状況にある中国、そして独裁国家の北朝鮮も
核を保有している。

我々の世界は今、危険に満ちているが、
私も含め、日本人は比較にするのも恥ずかしいほど、
安全な世界で生きている。

多くを知るには、自分の壁を壊さなければならない。
現実を直視するにはそれしかない。

現実を知った所で何も出来ないとは限らない。
現実を知っておけば、もしもの際はすぐに行動に
移るだろう。

しかし、知らない人はテレビの世界だという認識程度
でしか世界を知らずにいる。

テレビの世界は現実であり、現実の世界は我々が
知り得ないほど酷い状態だ。

今、時代の流れから見ても、自分をより成長させる
時に来ている。成長させて世界を知る時は今でも
遅いくらいだ。

だが、まだ猶予があるこの今、自分の壁を崩して、
多くの事を知ることこそ、生き残るためには
必要だと言える。

当然、冷戦も続いているだろうし、中国は今、
かなり危険な状況にある。
国内の問題であるので、害は少ないものでは
あるが、国家的危機に瀕している。

日本も中国の次に危険であるが、
日本は中国のように動こうとはしない。

中国メディアでは少子化問題に関して、本気で
取り組んでいる。
それは将来をしっかりと見据えているからだ。

日本の政治はもはや機能していないとも
言えるほど、何を考えているのか分からない
国になってしまった。

自分たちだけが大丈夫ならそれでいいのか?
と問いたい。

日本には絶望しか見えない。
選挙活動も見直すべきだし、全てを見直す
べきだとは思うが、1つの事を改正するのに
対しても、決められずにいる国だ。

どこまで行けば気づくのだろうかと
いつも思う。

墓が作れなくなるまで待てば気づくのか?

それとも無人島が増え続ければ気づくのか?

日本の政府は、全く以て実に情けないと
感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?