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日本の法の狂っている現実

ネットニュースを見ていたら、漫画村とかいうサイト
運営者に対して「出版権を侵害」であると民事裁判を
大手出版社のKADOKAWA、集英社、小学館の3社が、
海賊版サイト「漫画村」著作権法違反などの罪による、
懲役3年の判決が確定した星野路実さんに
19億円あまりの賠償を求めました。

裁判は約17億円の支払いを三社に対して支払うよう
判決が下りました。

このサイトでは約3千億円の利益があがったとされて
いましたが、これからが本番になるのでしょうが、
民事の場合、色々と面倒であってそこまで強い力が
無い事は知っていましたが、この支払に関しては
強制的では無いと初めて知りました。

現時点では実際に支払われない場合が圧倒的に多く、
ほとんどの場合、定められた金銭が支払われる事無く
裁判は終わるようです。

それだと何のための裁判なのかと私的には思いましたが、
やはり刑事裁判に持ち込まなければ、ほとんど意味の無い
のが現実なのだと知りました。

実際、懲役に関しても無期懲役と裁判で決まったとしても、
現実では恩赦などの日に、態度等にもよりますが、反省して
いると認められた場合等の時には釈放される事は、
知っていましたが、裁判で支払いを命じられても、それは
ほとんど無意味なのが現実のようです。

まさに無法地帯と言える問題だと私は思いました。

このような事が通用するのであれば、同じ事をする人が
増えるだけであって、漫画家や小説家などにも影響は
必ず出てきます。

三社としては、民事裁判において、約19億円を要求しました。
その理由としては、あとに続く者が出ないようにする為の、
抑制にするためだと言っていましたが、現実的には支払わなくて
いい事が、日本の法律では通る事を伝えただけに過ぎない
結果となった以上、それならやろうと思う人が出て来ると
考えて間違いないと思います。

日本の裁判は基本的に甘すぎる面があったので、こういった
事がまかり通るのは、日本の未来を潰す事に繋がると、
私的には思いました。

頑張る力の源の多くには、好きだから頑張っている人が多い
業界なので、それを海賊版で公開される事は間違いなく
やる気を削がれると思いますし、今後に影響を与える事に
なることだと考えらます。

この法律に対しては修正しなければ、日本は益々悪い国に
なっていくものだと思いました。

利益の額から見て、相当数の人が見ていたという現実が
あることも、問題であると言えます。

近年では特にこういった、幼子化している大人や、
未成年による軽い考えが増えてきているので、罪は重い
ものとしなければならないのに対して、実質的には
何も解決には至らなかったという事になりました。

本人にインタビューしていた映像がありましたが、
「今後も続けていく」と公言していましたし、
「17億円で済みました」といった事なども発言しており、
「自分が悪いことをしたとは思っていません」等の
発言からも日本人の感覚は大きく悪い方へ変化している
事だけは分かりました。

このような事がまかり通るのでは、頑張ろうとする人は
減っていき、益々よくない国へと変わっていきます。

現実的に既にその道に入っていたので、この裁判によって
各業界にも影響を与えるものだと思います。

事を軽くみている日本政府は、しかるべき判断を下さなければ
ならないと本気で考えなければ、本当に無法地帯になると
考えるのが妥当だと言えるでしょう。

日本人は基本的には他人事に対しての関心が低すぎるので、
自分がそうならなければ的に考える人が多い為、日本政府に
関しても、なかなか変わらないと言うのが現実です。

自分は関わりたくないが、ネットで口だけは達者な人のように、
事の重大さを理解してい無い人が発言する事によって、
それに流される人は多数います。

三社も絶対に悪いことはしてない、とは言えませんが、今回に
限っては、この問題に対して考えを改めるべき地点まで来ている
と思いました。

少しぐらいという考え方のせいで、不正が蔓延はびこるのが、
現実です。人間は基本的に弱い生き物ですが、日本人は特にこういった
問題に対して甘過ぎるので、将来を考えるならもっと強い罪に
問って、やるべきではなかったと思わせなければ、日本人は更に考える
力が失われて行く事になるのは避けられないものとなるでしょう。

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