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海外ドラマ メンタリストより

”私は棒や石では傷つくが——言葉では傷つかない”

主人公であるパトリック・ジェーンの言葉でありますが、
使われている言葉やその時のシーンから見て、
私の個人的予想ですが、おそらく、
シェイクスピアかハムレットからの抜粋だと
思われます。
棒や石という表現や、言葉では傷つかないという
言葉から見てそう思いました。

今回はこの言葉の紹介ではありません。
このエピソードを主体にしつつ自分の話をします。

実際、ジェーンは言葉で傷つくシーンは多くあり、
記憶では相手を茶化すシーンで言った台詞だと
記憶にはあります。

彼を怒らせる事は実に容易いもので、
それはこの作品の連続殺人犯であるレッド・ジョン
に関する事を言われたら、彼のスタイルは
すぐに崩れるものでした。

このように人間にはどこか弱点が
存在する事は、ドラマの世界で無くても
同様に存在します。

このドラマは分かりやすい話ですが、
色々な人間関係など、
やはり主人公の復讐という一貫性もあり、
復讐するそのために仕事を手伝って
内部から家族を殺した犯人の情報を少しでも
得ようとしています。

但し、このドラマは、知らない人には絶対に
解らないような話も混ぜています。
それは多々見られますが、普通に見ていても
その意味を誤解して理解している人が多い
と思います。

裏話的な要素を多めに使っている海外ドラマ
は一般的に少なくしているものが多い中、
タイトルのメンタリストという言葉からなのか
そういった場面は多数見られました。

先ほども書きましたが、ジェーンは精神面が
強いかと言われたら非常に難しいです。

通常の人から見れば強いと思われるような
シーンも多くあるのですが、
弱点である家族を殺した話やそれに関するよう
な話題が出た時には、
彼はすぐに脆《もろ》くなるからです。

彼は家族が殺された日は、
レストランに毎年予約を取り、
カクテルの一種ですが、
多分、レッドアイだと思いますが、
食事も取らずに、
ひたすら飲み続けます。

それは何故か? 
この答えは漫画のハンターXハンターの
クラピカも言っていましたが、
敵である相手に対する復讐心や恨み、
憎しみなどが弱くなる事を恐れから来る
行動です。

実際、人間は長い年月が経過すれば
多少の恨みであったならば、
その相手と会う事が無ければ
どうでもよくなります。

そして自分自身が思っている
今の気持ちを保ち続けるためにジェーンは、
それに関わりのあるお酒を飲み続けて、
精神面を強く持つために、
家族が殺された日はそれだけに集中します。

私は現実でそういう苦しみを味わいました。
手書きのメモを昨日読んでいて、
書いた記憶はすでになかったですが、
その相手に対する恨みに関しては、
消えることはありません。
書いていたものには、私が忘れない為に
日付も書かれていました。
2020年11月19日
今から約3年前の事が書かれていました。

時が進む速さに追いつけない。
来年が明日のように感じる。

と書かれていました。
私にとって11月19日はメモを見なくても、
絶対に忘れることができない日になって
しまいました。

それは現実に起きたから、今でも忘れて
いません。翌年の同日である
2021年11月19日に、私は普段通りに
PCに向かって何かを書いていました。

記憶の中にはありましたが、恨み以上の
事は考えていませんでしたが、
最初は目がチカチカし始めて、
コンタクトの渇きかと思って目薬をさし
ましたが、3分後くらいにまた同様の事が
起き、再び目薬をしました。

その間隔がどんどん短くなっていき、
父親が医者だったので、大きな問題の場合
に起こる初期症状などについては知識が
あったので、これはヤバいやつだと思い、
PCの電源を切って横になろうとしましたが、
もう立てる状態では無くなっていました。

当然、マウスを握る事も出来ず、私なんとか
這ってベッドの上にいき、横になりました。
30分ほどして落ち着いたので、トイレに行くと
再びその症状が現れ、私はすぐにベッドに
戻りました。

表現するならば、死よりも恐ろしい何かに
取りつかれているような状態で、
恐怖という感情が現実的に具現化したような
味わった事の無い耐えられない恐怖に
襲われました。

その次の週、私は急性心不全になりましたが、
体験したのは初めてでしたが、知識は多少
ありました。しかし、前の週の恐怖と比べれば
何とも無い程のものでした。

心不全は体験してわかりましたが、
仮に入院していても、手遅れになれば死にます。
それほどくらいは辛い症状になります。

心不全発生から約1年の間に2割近くが死ぬ原因は、
手遅れになっただけだと分かりました。
ナースコールをして、すぐに医者が駆けつければ
間に合いますが、なかなか厳しい病気でした。

しかし、私からすれば圧倒的に楽な程のもので
しかありませんでした。
当時、私は眠れば必ず悪夢を見ていました。
起きても地獄、寝ても地獄の日々が続き、
私は一度、完全に崩壊しました。

その時の事を再び体験しないよう注意書き
をしました。

復帰には早すぎるにも関わらず己を過剰評価し、
自分ならもっと強いはずだと色々考えてしまい、
あの悪夢のような日を忘れていたわけでは
ないのですが、
封印されていた記憶の扉を開けてしまい、
感情も同時に一気に溢れ出して、
死よりも遥かに恐ろしいモノに
触れてしまいました。

このように書かれていました。
今年はそのおかげで症状は出ませんでしたが、
私は薄氷の上に立っているだけだと
気づかされました。

ジェーンも正に同様の症状です。
私も外では大丈夫そうにしていますが、
それは演技のようなものでしか無く、
誰にも気づかれないようにしているだけで
あって、根本的には何も解決していないという
状況では、解決に導く何かが起こらない限り
治らないものだと、自分で判断しました。

それ以前に、2度、医師会の病院と国立病院で
検査はしましたが、西洋医学で治す事は不可能
だという結果でした。

私の体内には裂傷があり、胃も殆ど活動して
いません。ここ数日は下血しか出ていません。

しかし、私はnoteで書き続ける事を誓いました。
何かしらの目標を掲げなければ生きている
存在意義が無いからです。

それは精神を蝕むものであるので、それを回避
するためにも書いています。

ジェーンと違い、私の悪の元凶であった
最高権力者の父は他界したので、復讐する事も
できないので、ジェーンよりもきつい状態です。

ジェーンが生き続けていたのは、レッド・ジョン
の存在があったからであって、その後、生きる
目的を失いました。

人生には目標が必要です。
誰しもが持っているのかと思っていましたが、
持ってない方のほうが多いとカウンセラーは
言っていました。

私は「それなら何のために生きているのです?」
と尋ねると、「そもそもそういう思想を持っている
人が少ないです」と言われました。

どんな些細な目標でもあれば、人生は輝きます。
目標と言っても最初から大きなものを掲げるのでは
無く、小さなものから目標にしていけばいいのです。

どんな些細な目標でも達成すれば、自信もつきます。
そして次に繋げる要因にもなるので、
生きる限り、目標は持った方が生きているという
実感は湧いてきます。

目標の持てる人生の始まりの舞台に立ってみて下さい。
世界は違って見えるようになるはずです。

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