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不遇球団・LAA勢を救いたい

MLB開幕を機に、テレビ、WebCMなどで宣伝に力を入れているオンラインゲーム「MLBRivals」。

このゲームは、基本的にMLB30球団の中から好きな球団を一つ選び、ラインナップの大半を1球団の選手で染める「純正」スタイルが主流。

2023年7月のリリース当時、スター選手・大谷翔平が所属していたこともあり、エンゼルスが非常に人気な球団となっているのだが…

とにかく運営からいじめられている。(断言)

エンゼルスには大谷翔平選手の他にも、ご存知MVP3回受賞経験のある大スター、マイク・トラウト、現在ブルージェイズで活躍するブラディミール・ゲレーロJr.の父、ブラディミール・ゲレーロなど高OVRの選手が数多く在籍している。

ただぁ!

ぴったりすぎやろ

・捕手・内野にOVR70以上の選手がいない
・壊滅的投手陣

以上の2点(ボケが)により、LAA勢は苦戦を強いられる環境となっているのが現状。

今回はエンゼルスの弱点である捕手・内野・先発・中継ぎにおいて(多いねん)救世主となり得るであろう未実装選手を紹介していきたいと思います。

ただぁ!(もう彼は使いません)

捕 手 は ナ ポ リ が 最 強 だ と 思 わ れ ま す 。

世界一メンバー、ベンジー・モリーナでさえ、守備型捕手であることが故にナポリ以上の打撃力は期待できません。大人しく他球団選手を使うなり、ナポリで我慢するなりしましょう。

改めまして、ファーストから順に候補選手をピックアップ。
OPSが高かった年をキャリアハイとします。

① 1B  アルバート・プホルス

2012年 .285 30HR 105打点 OPS.859
右投右打

カージナルス史上最強の一塁手であり、21世紀最強一塁手としての呼び声高いプホルス。2001年から2010年までの間、打率3割・30HR・100打点を10年連続で達成した異次元の選手です。カージナルス純正の方はより待ち望んでおられるのではないでしょうか。

1B マーク・テシェイラ

2008年 .308 33HR 121打点 OPS.962
右投両打

日本語の表記ブレが多い彼ですが、テシェイラで行かせていただきます。2008年7月29日にアトランタ・ブレーブスからトレード移籍してきたテシェイラ。移籍後急激に調子を上げ、翌年に所属したヤンキースでは本塁打王と打点王の二冠を達成しています。守備にも定評があり、ゴールドグラブは過去5度受賞。通算26盗塁と、足には期待できません。

1B ウォーリー・ジョイナー

1987年 .278 34HR 117打点 OPS.822

前年のルーキーイヤーにはホームランダービーに出場し優勝。パワーヒッターかと思いきや、1987年以降30HR以上のシーズンはゼロ。守備も上手かったが、同時期に活躍したヤンキースのドン・マッティングリーに阻まれゴールドグラブ受賞は無し。同社別ゲーではアースタッド以上のOVRだが、果たして。

2B ボビー・グリッチ

1980年 .294 30HR 101打点 OPS.902
右投右打

オリオールズから移籍後二年間は思うような成績が残せず、期待を裏切る形となっていた彼ですが、上記の1980年に飛躍を遂げ、オールスター出場、MVP投票では8位にランクイン。HRバッターではないため、打球角度にはあまり期待できないかもしれません。

3B トロイ・グロース

2000年 .284 47HR 102打点 14盗塁 OPS1.008
右投右打

なぜか嫌がらせのように怪我で58試合出場に留まった2004年度で排出済みのグロース。2000年にはAL本塁打王を獲得するなど、同年から3年連続30HR以上をマークしている大砲です。上記の通り14盗塁もマークしているため、走力もそれなりのものが期待でき、守備力も低くはないため、先述した通りOVR70以上の選手が一人もいないエンゼルス内野陣における希望の光です。はよ出せ。

3B ダグ・デシンセイ

1982年 .301 30HR 97打点 OPS.916
右投右打

グロースがいる(はず)なので次点にはなるが、選択肢を広げるためにも実装が待たれる選手。同年にはシルバースラッガー賞を受賞しました。1988年にはヤクルト・スワローズでもプレイ。19HRを記録しました。

SS アンドレルトン・シモンズ

2017年 .278 14HR 69打点 19盗塁 OPS.752
右投右打

1番守備上手そうな写真

欲しい!!!!!!!
私が好きなだけなんですけども。
正直Rivals的にはカブレラで十分です。
ただ近年の遊撃手において、守備で彼の右に出る者はいません。驚異の通算DRS(守備防御点)+201です。昨季限りでの引退を発表したため、他球団の傾向からも見て実装はかなり先になると思いますが、はよ出せ。

SP ノーラン・ライアン

1973年 2.87 21勝 16敗 383奪三振 WHIP1.23
右投

お前を出さなきゃ誰を出す。(中日風)(略しておまだれ)
まあほぼごまだれなんですけど。
MLB記録となるシーズン383奪三振を記録するなど、世界一の奪三振王であるライアン。ヤクルトの小川投手が「ライアン小川」と呼ばれているのもこのノーラン・ライアンに似た投球フォームであることから。恐らくOVR74以上は確定ではないでしょうか。懸念点は制球力の低さ。まあそれもご愛嬌でしょう。

SP フランク・タナナ

1976年 2.43 19勝 10敗 161奪三振 WHIP0.99
左投

同年にAL最優秀のWHIP0.99を記録するなど制球力に長けたサウスポー。通算240勝を誇ります。先述のライアンと共に当時のエンゼルスを支え、その頃のチームのベストローテーションは「タナナ→ライアン→2日連続の雨」だったそう。(?)100マイル以上の速球が武器。同社別ゲーでは最新のアップデートで実装。彼もOVR73以上での実装が期待されます。

SP ジョン・ラッキー

2007年 3.01 19勝 9敗 179奪三振 WHIP1.21
右投

同年のAL最優秀防御率のタイトルを獲得。サイ・ヤング賞投票では3位にランクイン。晩年は2016年のシカゴ・カブス世界一にも貢献しました。決め球は縦スライダーですが、チェンジアップもそれなりに投げていたそうなので、LIVEマッチでも舞えそう。

SP ジム・アボット

1991年 2.89 18勝 11敗 158奪三振 WHIP1.21
左投

先天性右手欠損という非常に大きなハンディキャップを抱えながらも、投球後利き手にグローブを持ち替えるスタイルで活躍した名投手。少年期に相手チームが全員バントをしてきた苦い経験から、守備を鍛えるようになったという。

12 SP チャック・フィンリー

1990年 18勝 9敗 177奪三振 WHIP1.23
左投

「1イニング4奪三振」を史上最多の過去3回記録しているフィンリー。奪三振能力が高く、落差の大きいカーブとスライダーの中間のような「スラーブ」とスプリットが武器。オフに行われた日米野球では、第8戦にあのランディ・ジョンソンと共に継投でのノーヒットノーランを達成しました。

13 RP ブレンダン・ドネリー

2003年 63試合登板 1.58 29ホール WHIP1.07
右投

同年にリーグ最多ホールドを記録し、監督推薦でオールスターにも選出されました。過去のストライキ時代にオーナー側がマイナーリーガーを集めてシーズンを強行実施しようとした時、「代替選手」として登板した過去から、選手会に所属することが叶わなかった選手。

14 RP スコット・ダウンズ

2011年 60試合登板 1.34 26ホール WHIP1.01
左投

ブルージェイズ時代の2007年にはリーグ最多の81試合に登板し、防御率2.17、翌年には防御率1.78の成績を残すなど、安定感とタフさが武器のリリーバー。90マイル台前半の速球と変化量の大きいカーブ・スライダーが武器でした。

15 RP ジョー・スミス

2014年 76試合登板 1.81 18ホール WHIP0.80
右投

2010年代屈指の変則右腕。アンダースローよりは高く、サイドハンドよりは低いリリースポイントから、平均球速88マイルのシンカーと79マイルのスライダーを投げ分けていましたが、上記の2014年からフォーシームを投げ始め、成績が向上しました。エンゼルス以外にも、インディアンス(現在のガーディアンズ)、アストロズなどでトップレベルの成績を残しています。

…いかがでしたでしょうか?既に強い球団にも、これ以上に強い選手が未実装の状態で残されているという悲しい現実もありますが、上記15選手からの追加で、何とか不遇状態を脱したいものです…

おまけ

…ここまで内野手、先発、中継ぎの救世主を紹介してきましたが、すでに飽和状態の外野手にもまだまだ名選手が残っておりますので、寸評を省いて成績・年度のみ紹介させていただきます。
それに加え、未だ未実装の抑え投手に関しても、外野手と同じ形式で紹介させていただきます。

同社他ゲーで実装済みの選手には、選手名の後に◎マークを付けさせていただきます。

LF ギャレット・アンダーソン◎
.315 29HR 116打点 6盗塁 OPS.885 2003年

CF ジム・エドモンズ◎
.290 33HR 107打点 1盗塁 OPS.888 1995年

RF ティム・サーモン◎
.330 34HR 105打点 5盗塁 OPS1.023 1995年

RF レジー・ジャクソン
.275 39HR 101打点 4盗塁 OPS.907 1982年

CP ブライアン・ハービー◎
1.60 46セーブ WHIP0.86 1991年

CP フランシスコ・ロドリゲス
2.24 62セーブ(MLB記録) WHIP1.29 2008年

CP ヒューストン・ストリート◎
1.37 41セーブ WHIP0.94 2014年

CP ライセル・イグレシアス◎
2.57 34セーブ WHIP0.93 2021年

最後までご覧いただきありがとうございました。
一緒にMLB Rivals を盛り上げていきましょう!










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