大谷翔平選手の契約規模を庶民の感覚で考えよう
(この投稿は読みやすさを優先するため、一部敬称を略した形で述べていきます。ご了承ください。)
現地時間12月9日(日本時間12月10日)、ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースと契約しました。
頼むぜモロシ
日本時間12月8日の22時頃に、MLBNetworkのジョン・モロシ記者が「今日のうちに大谷の契約が決まる。ブルージェイズがそのファイナリストだ。」「大谷を乗せたプライベートジェットがトロント(ブルージェイズの本拠地)に向かっている」などと次々に投稿。
カナダのオペラ歌手を名乗る人物が「ブルージェイズの本拠地ロジャース・センター近くに、菊池雄星選手が50人以上でお寿司の予約を取った」というカオスな情報を公開するなど、全米のみならず世界中の野球ファンが大混乱。
移籍先候補の一つとなっていたサンフランシスコ・ジャイアンツ所属の先発投手、アレックス・ウッドも「今日はオオタニがどこで契約するか確認しようとしてツイッターのフィードを何度も更新しました(笑)。」と投稿。
何より、2012年に日本ハムとの契約を決めた日も、2017年にロサンゼルス・エンゼルス入団を決めた日も「12月9日」と、同日中の契約に期待が高まりました。(便乗した私も3000いいねを獲得!)
一時はブルージェイズとの契約が決まった旨の投稿をする記者(ドジャース担当の記者らしい)も登場するなど、「ブルージェイズ・大谷」への期待も高まるばかり。深夜にもかかわらず、今か今かと心待ちにする野球ファンが多くいました。
...しかし、プライベートジェットに登場していたのはカナダの実業家であったことが判明。ブルージェイズ契約報道もすぐに否定され、モロシ氏も後に不確実な情報を投稿したことに関して謝罪。
世界中の野球ファンが、1人の記者に振り回される1日となりました。
LAからLAへ
そして翌日となった12月10日。先述の通りドジャースとの契約が本人のインスタグラムより発表されたのです。
契約内容は10年7億ドル、日本円で1000億円超。
小学生の「何百億円!!!^^」のノリをも超えていくこの契約総額は、世界中のスポーツ選手の契約として歴代1位。
そして契約した球団には既にMVP受賞経験のある、WBCアメリカ代表のリードオフマン、ムーキー・ベッツ、WBCカナダ代表のフレディ・フリーマン(見出しの画像)が所属するなど正にドリームチーム。
ナ西の他チームファンから悲鳴が聞こえてきます。強く生きましょう。
ほんでなんぼ??
さて本題です。先述の通り、大谷翔平は史上最高額となる10年約1014億円で契約したわけですが、それって何円なんでしょう(?)
我々庶民からしたら1億より上の単位なんて「めっちゃ高い」で1括りにできちゃいますが、実際どれくらいの金額なんでしょうか。
年収を101億円で計算した場合、
日給...2800万
時給...116万
分給...2万
秒給...321円
...もう既に訳が分かりません。
ここからは金額の多さを他の商品に置き換えて想像してみましょう。(できるか分かりませんが)
2022年秋に香港の投資会社がハウステンボスを買収した金額が約1,000億円。
よってドジャースは大谷翔平という「企業」を買収したと考えて差し支えないことがわかりますね。
日本の野球にも例えてみると、大谷翔平の年俸だけで「ソフトバンク・楽天・巨人」に所属する全選手を雇うことが可能。(同じ職業です)
日本より契約規模が大きいメジャーリーグの球団と比べてみても
大谷翔平 7000万ドル
ガーディアンズ 6690万ドル
マーリンズ 6590万ドル
ロイヤルズ 6550万ドル
ブルワーズ 6160万ドル
レッズ 5990万ドル
パイレーツ 5420万ドル
オリオールズ 4290万ドル
アスレチックス 3860万ドル
このように、30球団のうち、大谷翔平の年俸だけでチームの総年俸を賄える球団は8球団。
さあ極めつけは皆さん大好きうまい棒。昨今の物価高で少しだけ値段が上がったうまい棒ですが、大谷翔平選手は何本いただけるんでしょうか!
1本12円(税込)のうまい棒、
約 8 4 億 5 8 3 0 本 で す
賞味期限がとても心配です。大谷さん、食べるの手伝うのでちょっと契約金分けてください。
...ということで、来年から大谷翔平選手のバットがうまい棒に変わらないことを願って、この記事は終わりとします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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