吉本隆明生誕100周年記念:都知事選回願1
新宿バスターミナルでの街宣には震災以降の新たな運動の担い手の面々が多く来て連なっていたという。私も最前にいたのだが、次の衆院選とともに立憲と一緒に震災以降の運動の流れが一旦終焉して途切れるような気がして、仕事などその他の関係から一般人よりはこうした運動の近傍に居やすかった私は震災以降だけでなく戦後史の流れ、近現代史まで回顧して総括する気分に襲われた。また吉本隆明生誕百周年記念という話が聞こえてきたがこれも吉本隆明の書や発言の近傍にいることが多かった私はこの際一緒に総括して次の政治的イマジネーションの構築に使えないかという願望が頭をもたげてきた。野間・外山論争からはじまって絓秀実や笠井潔の68年評価に遡って吉本隆明言説の再規定をしてみようかということになった。