片付けられない親の子供でも片付けられる
片付けが出来ないのは、遺伝でも性格でも、だらしないからでもありません。
分かっていないからなんです。
片付けの意味を、そして今の自分の気持ちを。
片付けが苦手、片付けられないという方にお話を聞くと、「親も片付けられない人でした」、「実家がモノだらけなんです」というお話を伺うことがあります。
これはつまり、『親が出来ないから、私も出来ないんです』という思いからの言葉だと思います。
なんせ私もそうだったので、その気持ちがよーく分かります(笑)親のせいですー!って言いたくなりますよね。
実際に影響は少なからずあると思います。育ってきた環境や、家庭の教えというのは、子供が自ら選べるモノではありません。
「何でももったいないと言われた」「捨てるなんて絶対ダメと言われた」「モノがあるのが普通の状態で、無いと落ち着かない」などなど。
その言葉・状態に縛られてしまう事は、確かにあります。
けれど、【もったいない】の意味を『捨てるのがもったいない』以外で考えた事はありますか?
『使わないでただ持っているだけ、持っている事も忘れている』
これこそ本当の【もったいない】の意味ではありませんか。
身に染みている言葉ほど、自分を縛っています。
けれどその意味は間違っているかもしれません。
正しく意味を理解すると、なぜ手放さないのか、改めてモノと向き合う事が出来ます。そして、自分の気持ちにも向き合う事ができるのです。
「あーこれは、あの時高いお金を払って買ったけど、それは、見栄で、本当に好きなモノではなかったんだ。」
「安いから沢山買ったけど、使うのは1つだけだった。でも安いモノでも、沢山買える事に喜んでいたんだ。」
「もう着られないこの服を捨てられないのは、この服に執着していたから、いやこの服を着ていた頃の自分に執着していたからだ。」
過去の気持ちを理解すると、今の気持ちが整理出来ます。その今の気持ちに従う事が、片付ける為にとても重要な事なのです。
片付けは、目に見えるモノと、とことん向き合う作業です。
今この場所に必要か、私に必要か、私はどう思うのか。どうなりたいのか。
大切なのは今の私です。
目に見えるモノと、とことん向き合うと目に見えないモノたちとも上手に付き合えるようになります。例えば時間やお金もそうです。むしろ、目に見えているモノと上手く付き合えないと、見えないモノとも上手く付き合えないと私は思います。
片付けは、誰でも出来ます。
正しく意味を理解して、今の気持ちに従う
それだけです。
片付けられない事はつらいです。なぜこんなに片付けが苦手なのか。理由を家族に求めたり、自分を責めたりする気持ちも、分かります。
私がそうでした。
でも出来ました。
正しく理解して、自分の気持ちに従ったからです。
だから、絶対あなたも出来ます。
大丈夫です。
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