[チェンソーマン]岸辺はマキマが悪魔であることに気付いていたのか

こんばんは
今回は岸辺はマキマが悪魔であることに気付いていたのかを考察します。
単行本第11巻(第一部)までのネタバレを含みます。

そもそも岸辺とは何者?

では、そもそも岸辺とは何者なのかを解き明かしていきます。
キャラクター欄の説明には「特異課に所属し、並外れた戦闘力を持つ最強のデビルハンター。」と書かれています。マキマのセリフからも4課の中でかなり強いデビルハンターであることが考えられます。
また、彼が契約している悪魔は爪、ナイフ、針の悪魔であることが7巻にて判明しています。

マキマは悪魔なの?

次にマキマは悪魔なのかということについてですが、マキマは支配の悪魔であることが判明しています。これは9巻のアメリカ大統領のセリフ等第1部終幕にかけて明らかになっていきました。一番の証拠になるのは10巻84話の岸辺との会話です。マキマは内閣総理大臣との契約により私への攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換される。と言っています。その後マキマがチェンソーマンの能力の話をした後、岸辺が「その力でお前は世界を糞まみれにするってことか?」と言うと、マキマは「そんな悪い悪魔と日本の総理大臣が契約すると思いますか?」と言います。つまり自らが悪魔であると明言しているんです。こちらのシーンなどが決め手となりマキマは悪魔であると言えるでしょう。

第4巻第32話 岸辺とマキマの会食

ここからこの記事のタイトルを考察していきます。結論から言うと岸辺はマキマが悪魔であることに気付いていたと言えるでしょう。しかし、いつから、どのようにしてなのかはわかっていません。少なくとも岸辺の初登場である29話からは知っていたのではないかと思います。29話で岸辺は人外と言えるデンジとパワーに「お前達は人と悪魔どっちの味方だ?」と尋ねています。この質問が重要であると考えています。その後32話にて岸辺はマキマに対して「人間様の味方でいる内は見逃してやるよ」と言っています。まるでマキマがデンジやパワーの様に人間以外の味方についてもおかしくないかのように。この時点で岸辺はマキマの正体には気付いていたのではないかと思います。そして岸辺は「見逃してやるよ」と言っているんです。何を見逃すのか。おそらくマキマの不可解な行動や言動があったのではないかと思います。それは特異課襲撃をわかっていて見逃したことや、デンジとパワーを鍛えるよう頼んできたことなどでしょうか。しかし強大な力があることもわかっていたので味方である内は見逃すと言ったのではないかと思います。

岸辺はマキマを倒したかった

岸辺はかねてよりマキマを倒すタイミングを探っていたのではないかと思います。7巻61話での元バディクァンシとの会話で岸辺は筆談でクァンシに「マキマを殺す協力をするなら全てを教える」と伝えています。クァンシは公安に連行後マキマに利用されることを岸辺は知っていたのかもしれないですね。岸辺は一人ではマキマを殺せないことをわかっていて、クァンシに協力を求めたり、対マキマ対策部隊を整備していたりと準備をしていました。岸辺はマキマを野放しにしておいてはいけないと思っていたと考えられます。

岸辺とマキマについて考察してきましたが、いかがだったでしょうか。少々荒削りな部分もあったかと思いますがご覧いただきありがとうございます。

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