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0157;靴ずれとフィッティング、日本人の傾向

ども、ちょっと体を動かしてみた、佑吉です。

正月の雰囲気に流されていたのと、風邪気味で体調が優れず、家の中で過ごすことの多かったのですが、新しい靴も買ったのでちょっと腹ごなしに近くの郵便ポストまで懸賞はがきを出してきました。

今年は、1月1日がとても縁起のいい日だったようで、その日を狙って靴をおろしたのですが、今までの靴よりランニングに適したような作りになっているためか、足先にかけてのソール部分が少し硬く、足が出来上がるまで以前の靴も使って少しずつ慣らしていく必要を感じてます。
今回の靴は比較的早く決めることができましたが、キチンと靴の構造、フィッティング、試し履きをキチンと行って購入させてもらいましたが、皆さんは靴を購入するとき、試し履きは行っているでしょうか?以前よりは靴に対する常識が変わり、靴屋さんで試し履きを進められる機会も多くなったのと、シューフィッターの増加で足に負担のかかる靴を履き続けている人は減っている気がします。が、まだまだ足に合わないままの靴を履いている方にお会いする機会も多いです。

私が子どもの頃には、靴ずれを作りながら靴が柔らかくなるまで我慢するのが当たり前で、革靴などは靴が変形して足にあってくるまで相当の苦痛を伴って履くのが常識な部分があったように感じます。そのため、父親がよくアキレス腱部分に絆創膏を貼っていたのを思いだします。

この靴ずれ、靴と足の形状があっていないことが一番の原因で、主に先ほどの話の、アキレス腱部分、くるぶしの部分、あとは母趾や小趾の付け根の関節部分によく見られます。ちょっと特殊な所だと、足趾の上側にできることがあります。これは靴と足がこすれて起きているので、これを解消してやることが一番で、靴を買うときに試し履きをキチンと行い、試歩行も行うことが重要です。

また、靴の履き方も大きく影響していて、靴の中で足が滑って動く場合は、フィッティングが悪いか、履き方がまずい状態になっているので、踵を合わせてヒモを締めな押すようお願いします。
この、靴の中で足が動く状態は、靴の縁の部分で靴ずれが起きるだけでなく、靴の中で足が動かない様に足趾に力が入り、足趾の上の部分と靴のトゥボックスの部分が当たり、靴ずれを起こしてしまう事があるため、注意が必要です。

日本では、海外と違い室内で靴を脱ぐ文化のため、脱ぎやすさを重視してしまう傾向があるため、フィッティングがルーズになりやすく、靴ずれを起こしやすい要素がそろっています。また、靴ずれを恐れて、軟らかい靴至上主義の様な傾向も併せ持っているため、足のトラブルが頻発しているように感じます。カッチカチの登山靴や革靴を履かなくてもいいですが、硬さと軟らかのメリハリのある靴を選ぶことと、靴の中で足がずれない様な靴の履き方をしてもらいたいです。

ただし、靴のサイズが自分の足と会っていない靴では、いくら機能や構造が良く、足がずれない履き方をしていても意味がないので、自分の足に合ったサイズの靴を見つけることを意識して靴選びをし、試し履き、試歩行をして靴を購入してもらえると、今までになかった感覚で靴を履くことができると思います。

是非、試してみて下さい。

ではでは。

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