廃棄ング4

ジョニーの考察からやる事が決まる中で、
ぎりーとの仲間集めが始まる。
少しずつはじまり始めた物語…どうぞ〜

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ジョニー、仲間集めはこのゴミ箱の中で集めるんですか？
それとも他にアテがあるとか？

うーん🤔、ここのゴミ箱はスーパーが近いけん。
少し時間はかかるかもやけど、仲間を集めやすい環境である事は間違いないと思うけん。
焦らず、見つけるけん。

わかりました。じゃ僕は隣のゴミ箱ゾーンで何か使えるものはないか探してみます。
丁度先程、袋に穴が空いている所を見つけたんで✋
ジョニーは、仲間の方頼みます。

わかったけん。気を付けてなぎりー。

いったん二人は別行動を取ることに。
初めての手分け作戦✨ぎりーのやる気を感じたジョニーは嬉しそうに手を振った✋

ぎりーが、隣の容器やトレイのゴミ箱に着いた時に

丁度上から大きな弁当箱が落ちてきた。
黒くて割と大きいサイズの物だった。
ぎりーもそれに気づき、足早にそれに駆け寄ろうとしたが…
そこまで行くのに足場も悪くて、時々発泡スチロールのようなトレイに足がハマったりした。
ふう〜、ようやく弁当箱の容器まで来れたか〜
足が棒になっちゃうよ〜ほんとに〜💦

文句を言いながらもぎりーは頑張った。
ガサゴソ、ガサゴソ。
弁当箱に着いてから何やら音がしていた。
輪ゴムで蓋が封てされていて、その中から聞こえるようだった。
どうやって封を解こうか〜うーん！
あ！輪ゴムが縮れてる所があるから
そこを蓋の淵で切るようにこすりつければ行けるかも！

ヨイショ！ヨイショ！　スリスリスリ！
ヨイショ！ヨイショ！　スリスリスリ！

ぎりーの掛け声が聞こえたのか、弁当箱の中からも
ヨイショ！ヨイショ！　スリスリスリ！
ヨイショ！ヨイショ！　スリスリスリ！
と声が複数聞こえた。

ブチッ！
輪ゴムが切れた途端、ヨイショ！〜って蓋が開き
中から和食の惣菜で知られる
THE 煮物が現れた。　
蓋が開いた〜良かった〜。
ありがとう✨おにぎり🍙さん。

こっちこそ✋みんなの掛け声もしっかり届いたよ。

ぎりーの救出作戦は無事！成功した。✨