1/3を終えて
ファジサポの皆様、こんにちは。うえだです。2024年のJ2リーグも12試合を消化し約1/3が終わりました。ついこの前開幕したと思っていたのに早いですね〜。現在ファジアーノ岡山は6勝4分2敗の勝ち点22で3位ですが昨日の敗戦で2位長崎との勝ち点差は5に開き早くも上位2チームが抜け出す展開となっています。
「このまま清水と長崎が上がってしまうのか」
と不安に思っている方もいるかもしれません。そこで今回はシーズン1/3を終えての感想と昇格するためにはどうすればいいのかを過去のデータを元に考えてみました。よろしければご覧ください。
ここまでの順位表
改めてここまでの順位表を見てみましょう。
首位清水が勝ち点28、2位長崎が勝ち点27と頭2つ抜けている状態でその2チームを勝ち点差5で追っているのが我々ファジアーノ岡山です。また3位岡山から13位山形までが勝ち点差6で大混戦となっています。上位2チームを追走するためには勿論のこと、4位以下に追い抜かれないためにもより多くの勝ち点を積む必要があります。
このまま清水と長崎が昇格するのか?
現時点の順位表や直近の試合(長崎1-0横浜FC、岡山0-1清水)を見ると清水長崎がこのまま上がってしまうのではないかと不安になってしまう人も多いと思います。そこで過去のデータを元にこの2チームがこのまま昇格できるのかどうかを考察してみました。
上の表は歴代のJ2優勝チームを勝ち点の多い順に並べたものです。1位は2014年に開幕14連勝、年間わずか3敗など圧倒的な強さを見せて昇格した湘南ベルマーレ(勝ち点101)、2位は2021年のジュビロ磐田(勝ち点91)、3位には当時日本代表だった遠藤保仁、今野泰幸などの数多くのスター選手が在籍し、J2を無双した2013年のガンバ大阪と昨年の王者FC町田ゼルビア(勝ち点87)がランクインしています。
では清水と長崎が今のペースで勝ち点を積み続けるとどうなるのでしょうか?今年からJ2は42試合から38試合に試合数が減っていますが過去のチームと比較しやすくするため42試合でどのくらいの勝ち点を積むのか計算してみました。計算方法はとても簡単で
「現在の勝ち点÷12(今の試合数)×42」
で計算できます。
清水の場合:28÷12×42=98
長崎の場合:27÷12×42=94.5
となり昨年の王者町田や2013年のガンバを遥かに上回り2014年の湘南に迫る2位、3位にランクインすることになります。
確かに今年の清水、長崎は強いですが去年の町田や2013年のガンバ、2021年の磐田と比較してみるとそこまでではない気がします。
つまり
清水長崎が今のペースで勝ち点を積むのは難しい
と僕は考えます。
今のファジに必要なこと
先ほども言いましたが清水長崎が今のまま勝ち点を積むのは難しいと思います。となると今のファジがやらなければいけないのは
上位2チームを気にしすぎずに目の前の試合に勝って行くこと
ではないでしょうか?
試合数の2倍の勝ち点が昇格に必要だと言われています。
現在のファジの勝ち点は12試合で22ptと昇格に必要な勝ち点を取れていません。
順位よりも寧ろこっちを気にした方がいいと思います。次のアウェイ山形とその次のホーム徳島で連勝すれば14試合で勝ち点28となります。
「清水長崎もずっと今のままでは行かないから次の山形に勝てばいいや」
と切り替えて行きましょう。
でも清水は強かった
昨日の試合を見ていると明らかに力の差を痛感したという方も多いと思います。僕もそのうちの1人です。序盤から圧をかけられセカンドが拾えず防戦一方になりしっかりと点を決められた。後半攻め込める時間はあったものの得点を取ることはできなかった。試合終盤は相手の巧みなボール回しを奪えずタイムアップ…スコア以上に負けた、完敗という感じでした。
ただ今振り返ってみると運も悪かったかなと思います。最近勝ち点が積めてなかった岡山と3連勝中の清水、怪我人も沢山出てますし、(あーいう審判が主審を担当したというのも含めて)当たるタイミングが悪かったかなと…何度も言いますが清水もずっと今の勢いを維持するのは難しいと思いますし、怪我人が戻ってきて復調した状態で日本平に乗り込めたら意外と勝てちゃったりするんじゃないかなと思ってます。昨日の試合でショックを受けた方もいるかもしれませんが今年リーグ戦で清水と当たるのはあと1回しかありません。次もその次も清水とやるわけじゃないので昨日の内容は気にしないでいいと思います。寧ろ強すぎる相手とやった後だから他のチームがいつもより強くなく見えるかも!
最後に
清水といい横浜FCといい今のところ上位相手に勝ててないですがその分取りこぼしがなく下位相手にしっかり勝ててるからこそ今この順位にいると思ってます。上位に勝てなくても中位、下位からしっかり勝ち点を取れれば昇格できるというのは去年の磐田が証明してくれてますので全然大丈夫です。
何より去年J1にいた横浜FCが3人同時に靴紐を結び始めたり、日の丸背負ってW杯に出た清水のGKがプライドを捨てて時間稼ぎをしたりするところから今年のファジの強さがわかると思います。最後にみんなで笑って終われるように自信持っていきましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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