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第一弾環境全てを秘術に費やした男が生みだした。秘術の常識を変える。「シルバーバレット秘術」《創世の夜明け》

皆さんどうもこんにちは、チームExE所属の「ふぁがるど」と申します。
いつもYoutubeチャンネルをご視聴してくださっている方
ありがとうございます。

この記事では、第一弾環境で秘術ウィッチを常に使い続けていた男が、第一弾環境秘術ウィッチの総評、結論構築とその使い方を解説していきます。

約8500文字、デッキ解説記事部分は全文無料で読めますので、気軽に流し読みしてください。
最後のオマケはデッキ解説とは全く関係ない、新環境デッキ/カード考察Noteです。Youtubeチャンネルでやっていることの超強化版ですね。
ほぼお布施感覚で購入してください。
このnote書くのに40時間ぐらいかかっているので・・・・えへ。


前置きはここまでとして、さっそくデッキ紹介行きます。

除去スペルは全て1枚積み(6種)

デッキURLはコチラ
デッキコード[15DQU]

デッキコンセプト

通常の秘術ウィッチよりは受けを重視した形となり、ドラゴン勝率を最低限キープしつつ、ドラゴン狩りを目的とした【エルフ】・【ロイヤル】・【秘術ミラー】に強く出れるようにチューニングしたデッキです。

除去スペル6種が全て1枚採用となっておりデッキのスペル枠を圧縮し、他の枠を増やしつつ適切なカードを《マーリン》でサーチすることでコントロール出来る、というのがこのデッキ最大のメリットとなっています。

唯一無二の強力なファンファーレ効果

また、全体4点除去(《アルケミックロア》)や回復(《ルシフェル》)など、秘術デッキからは出てこないような予想外のカードによる動きが可能なため、相手の意表を突くことも可能です。


マリガンについて/先手後手について

全力で先手を取りましょう。
そして先手後手共通で2コスト全力サーチです

正確に言うと能動的に動ける2コストである。
【クラフトウォーロック】【連勤工房】の2つを全力で探しに行きましょう。

選択して枚数を戻せるアプリ版シャドバなら色々選択肢がありますが、全キープor全マリガンのエボルヴ版はとにかく考えるのはコレだけで大丈夫です・

ちなみに、40枚デッキで上記2種6枚を2ターン目までに引ける確率は

先攻(雄大無し、1ドロー)
15%

後攻(雄大無し)or先攻(雄大有り、2ドロー)
29%

後攻(雄大有り、3ドロー)
40%

です。
雄大あるから2コス引くべ!は結構ギャンブルなので気を付けようね。
(多分体感より結構低い値で驚いた人多そう。ぼくもそう)


デッキの理想ムーヴ、目指すプレイング表

全対面共通
2ターン目:《連勤工房》(先攻)or《クラフトウォーロック》進化(後攻)

4ターン目:《ゴーレムプロテクション》

5ターン目:《ノノの秘密研究室》

7ターン目:《エラスムス》or《ルシフェル》

8ターン目:《エンシェントアルケミスト》 

      8ターン目を目途にリーサルが理想


各カードの採用理由/使い方

1.マーリン(3枚採用)

エースカード兼潤滑油
主な動きとして
①    3ターン目に《ゴーレムプロテクション》を引っ張ってくる
②    3ターン目に《エクスキューション》/《アルケミックロア】等々の公開することで圧を与えるカードをサーチ。
(ロイヤル/エルフ相手にロアーードラゴン相手にエクスが多い)
③    4~5ターン目にバレッジ/スナイプ/ファイチェを引っ張ってきながら除去
④ 8ターン目以降にデモストサーチ/デモスト打ち/進化で6点リーサル
⑤ 7-8ターン目以降に《マーリン》→ロア・エクセを引っ張ってきて除去
(5番目の動きは正直かなり弱い /最低限の保険的役割)

除去や展開のスペルを用いることで、5種類の役割をこなすことができる自由度の高い使い方が可能となっています。
ただ頭に入れて欲しい点が1つ
どの動きも70点ぐらいの動きであり、3コストで《マーリン》を置くのは基本テンポロスであること。
①の動きを例に上げますが、そもそも《ゴーレムプロテクション》を引いているなら《ルーンガーディアン》でも投げている方が強いですからね。
ほぼ全ての盤面に適応できるのがマーリンの魅力ですが、《マーリン》以上に強い動きがあるならそれを行うに越したことは無いです。


2.ルシフェル(2枚採用/進化後1枚)


回復兼フィニッシャー担当
秘術デッキを使ってると喉から手が出るほど欲しい回復札です。
デモンフレイムメイジ》を不採用にしたため、採用出来るようになりました。

基本的に7ターン目にスタンド置きする使い方をします。
<<守護アクトはほぼしません!>>
残すと永久回復してくる大型、という存在が《ルシフェル》の最大の魅力
なので守護起きは
・【ロイヤル】対面+残り体力4(8)以下でそれをしないと【ロイヤル】に疾走で返しのターンに押し殺される
時ぐらいしかしません。

守護起きはわざわざ相手の処理要求難易度を下げる行為になってしまいます。
万が一残ったら進化で12点まで打点を出せるのもGood。


7ターン目にプレイする判断として
処理が必要なら《エラスムス》、甘えた盤面を渡してくれるなら《ルシフェル》と使い分けましょう。

特に【エルフ】対面、【秘術ミラー】対面に強力に刺さります。《ローズクイーン》・《エンシェトアルケミスト》などのリーサル札をずらしながら、確定除去を切らせて相手のやりたい動きを1ターン遅らせる事が出来ます。
そもそも秘術から回復が飛んでくることがほとんどないため、相手のリーサルパターンを狂わせることも可能です。

(《ローズクイーン》+《ガーデンキーパー》or《ノーブルフェアリー》は完全回答寄りですが、4回復で相手のリーサルラインから逃れることは可能なので耐え、エルフ対面は確定除去を事前にどれだけ吐かせるかが大事です。)




また、進化採用枚数ですが、進化前効果が本体で進化後がオマケという都合上、試合中に2回進化を切るタイミングがほぼ存在しません。《エンシェントアルケミストに》3回進化を切る場面のほうがまだ多いため1枚です。


3.ノノの秘密研究室(採用枚数2)

中盤以降の面や打点を支えるアミュレットカード

土軸カードの動きを支えながら、ゴーレムで除去・展開を支えるカードです。ファンファーレとアクト効果により、置いたターンから仕事が出来るため、置く隙が少ないのもGood

ただし2枚目以降が死に札になること、引ければ良いに越したことは無いが、【エンシェントアルケミスト】のように引けないと勝てないという訳ではないことから2枚採用がベストだと考えています。

基本的にスタック2をキープしながら、攻撃型ゴーレムで面除去、それ以外は守護型ゴーレムで面展開、を行っていきます。
守護型ゴーレムは生き残って顔を殴っていきたいので、疾走でガンガン押してくるデッキ以外守護にすることは少ないです。
(スタック2をキープする理由は【エンシェントアルケミスト】の欄で後述します。)
(次のターンにエラスムスをプレイすることがほぼ確定の状態のみ、スタック3を作っても良いです。/守護裏にアクト状態のエラスムスを隠せるためです。)

プレイする上での注意点ですが、盤面が空いていないと土スタックをプラスすることは出来ないので注意。
しかし、土スタックが1の状態であれば、土の印を破壊した後にゴーレムが出る裁定のため、ゴーレムを場に出すことが出来ます。


4.エンシェントアルケミスト(3枚採用/進化後3枚)

秘術デッキのフィニッシャー

間違いなくこのデッキで最強格のパワーを持つカード
主な使い方として8ターン目(後攻なら7ターン目)に
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【エンシェントアルケミスト】

3コストor2コス1EPで進化

【ノノの秘密研究室】でスタック1の土の印を割って【攻撃型ゴーレム】を出す。

攻撃型で相手フォロワーにぶつかる

余った面に1コストの防御型ゴーレムを2体出す。
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この方式で9点のバーンをリーダーかフォロワーに飛ばしながら面除去、守護2面展開を行います。

このためにノノの秘密研究室ではスタック2をキープする必要があったんですね。

5月環境では、3ターン目に【エンシェントアルケミスト】を置くゲームプランも存在してはいたのですが、ほぼ全デッキから【ウルズ】・【ガーデンキーパー】・【竜の怒り】等の3エンシェント回答札が飛んでくるので、
安易に3ターン目に置くのは止めましょう。
そのターン、それ以外の動きが無く、3パスしたらその試合負ける
という時に限った最終手段です。

ただしビショップ対面で自分が先攻だった場合は除きます。
後攻でも相手が先に《死の宣告》を置いていなかった場合は3ターン目《エンシェントアルケミスト》は強いです。

これはビショップ対面で3に除去できるカードが存在しない・4でも《破邪の光要求》となるからです。

また同様の理由で、5ターン目付近に進化起きだけして2ターン計画で展開する、といった行為も”それ通さんと絶対に負ける”という時以外は辞めましょう。9割型通りません。負けます。


5.アルケミックロア(1枚採用)

思考外から飛んでくる全体除去カード

【ミスリルゴーレム】より1ターン早く、1打点多い全体除去スペルです。
序盤押しをしてくるテンポエルフや、フェイス/ミッドレンジロイヤルに強烈に刺さります。
対面が【ミスリルゴーレム】をケアして6ターン前に横展開をしてくることや、進化時4/4のフォロワーを並べてくることへの意表を突けるのもベスト

また最大の長所して、秘術ミラーの《ゴーレムプロテクション》への完全回答となります。
秘術ミラーで先攻《ゴーレムプロテクション》を対面《ゴーレムプロテクション》で守護ロックしてくる動きはよく発生しますが、このスペルを1枚打つと相手が誇張抜きに死にます。
この動きをした試合で負けたことないです。

また、自身が後攻でも、3/4という秘術が取りづらいスタッツラインを1枚で全て除去できる点は非常に優秀です。
そして除去範囲が相手のみなので、自身が展開したゴーレムをロック気味に横展開された場合、自分の展開を維持したまま試合を優勢に持っていけるのもこのデッキと噛み合っています。

前述した《マーリン》でサーチし、公開情報として見せるだけでも相手のプレイが歪みますし、
「《アルケミックロア》警戒するならこっちから攻めますね^^」
が出来るので存在自体が非常に強力です。絶対に1枚は入れたいカードです。

ただし、
”取り回しが極めて悪いこと” 
”【ドラゴン】対面や【超越】対面などマッチアップによっては腐ること”
”試合中2枚以上使いたい場面が殆ど存在しないこと”
から1枚採用がベストだと感じています。


6.ミスリルゴーレム(3枚採用)

展開と全体除去を兼ね備える優良カード

最近採用枚数が減ってきているゴーレムくんです。
このデッキは《デモンフレイムメイジ》が入っておらず、このカードまで削ってしまうと流石に横展開耐性が無くなり過ぎるので採用です。
3点がケアされてしまうのが最大の弱点なのですが、このデッキは前述した《アルケミックロア》や、《エンジェルバレッジ》の採用などにより、3点ケアが意味を成さないケースが多いためあまり気になりません。

特に5ターン目にPPを1余らせておいて、ターン終了時に《エンジェルバレッジ》を打ち、意表を突く動きはかなり優秀です。
まぁ、《ノノの秘密研究室》が置けるならそれに越したことは無いですが。

5/6という6コスト帯では十分すぎるスタッツを置きながら、面除去が出来るというのは唯一無二の魅力であり、受けペースだった試合を攻めペースに転じる事が出来るポテンシャルを持ったカードです。流石に強い。

ちなみにSC7の効果が発動することは滅多にないです。


次は不採用カードについての説明と理由についてですが、一度ブレイクタイムを兼ねてデッキ名の由来についてお話ししましょう。

【余談】デッキ名の由来について
~シルバーバレットってなんやねん~

シルバーバレット”とはMtG用語であり、

「特定の状況で強力なカード(ある色への対策カード等)、あるいはそれを組み込んだデッキ構築や戦法。」


MtGWiki

「主に、強力ではあるが想定された状況以外では引きたくないカードをデッキ内に抱えてしまうため、採用する枚数を1~2枚に抑えた上でサーチカード等と組み合わせて使われることが多い」

MtGWiki

というデッキタイプへの総称となります。
まさに【マーリン】というサーチカードからその場にあったピン差しの除去カードを選んで持ってくる、というこの秘術デッキはシルバーバレットデッキの典型例という訳ですね。

何故「シルバーバレット/銀の弾丸」という名前になったかというと、西洋の伝承に登場する「吸血鬼」のお話が元ネタとなっています。

狼の男や吸血鬼など、特定の魔物に強烈に作用する1発の銀の弾丸、これが”シルバーバレット”というデッキタイプ名が付いた由来となります。

と余談も終わったところで、不採用カードの説明と参りましょう。


不採用カードについて

1.デモンフレイムメイジ

序中盤に活躍する汎用パワー除去カード

秘術ユーザーが疑問を持つ、《デモンフレイムメイジ》の不採用についてです。
理由としては2つ

①シルバーバレット型にしたことにより、面除去への展開力が上がったこと
②《ルシフェル》/《ウルズ》を採用したいためにデッキ枠/エボルヴ枠共にに空きがないこと

この2点により不採用となりました。《デモンフレイムメイジ》特有の強さはありますし、このカード自体のパワーも高いのは分かるんですけどね。

《デモンフレイムメイジ》を抜き、除去能力を《ルシフェル》の回復と《マーリン》の対応能力に割り振り、前述した通り従来の秘術よりもロイヤル/エルフ/秘術ミラーへの出力を強くする、という思考です。
デッキ構築は取捨選択の連続なんじゃ・・・・)

デモフレ不採用で欠落した横展開耐性は《ミスリルゴーレム》で補いましょう。


2.錬金術の代償

パワーが・・・低い・・・!
そもそも取り回しの悪い除去と、置けるときに置いておきたいスタックという概念が致命的にミスマッチしとる・・・!

一応他カードとの差別化として「消滅」持ちなのと4/4進化フォロワーを取れるというメリットがありますが、最も消滅を打ちたかった《アイラ》の採用枚数が減っておる!アカン・・・!!
(《ウルズ》や《ローズガーデンキーパー》、《鉄槌の僧侶》対面などで消滅・バウンスされることによる能力不足が目立つため、採用しない人が減ってます。)
4点除去もこのデッキには《アルケミックロア》がありますし、このデッキは除去スペルが豊富なのでデッキにこのカードが入る枠がありません。


3.ルーキーマジシャンサミー

ハンドリソースを犠牲に序盤の安定性を底上げするカード

2パスの確率を下げながら序盤の打点を稼ぐ という役割で秘術デッキに採用されることがあるカードです。
攻め寄りの秘術デッキなら採用しても良いと思いますが、このデッキが受け寄りのチューンにしているのと、コントロールの割にリソースがそこまで太いデッキではないため、1コスカードを積むと一瞬で手札が枯れます。
カードパワーも低い相性が悪い。

進化は論外です。そんな枠ありません。


クラスごとの立ち回り方

テンポエルフ(有利)・コントロールエルフ(微有利)


《ノーブルフェアリー》などが入っているデッキをコントロール、《ブレスフェアリーダンサー》などが入っているデッキをテンポと定義します。

どちらのデッキタイプであっても、こちら側でやることは変わりません。
《ローズクイーン》+《薔薇の一撃》で8ターン・9ターンの分割リーサルをされないように、面を除去しながら5~7ターン目付近を目途にテンポを取り返して勝って行きます。
2/3守護ゴーレムがエルフ対面そこそこ重いので安定して出していきたいです。《ローズガーデンキーパー》がとにかく天敵で、この対面は《ルーンガーディアン》を4/6で立てるよりも3/4土出しで出すことが多いです。
《ローズガーデンキーパー》や《ノーブルフェアリー》1枚で全て返されないように中型フォロワーを複数枚展開していくことが大事です。
確定除去を出来る限り切らして、ハンドから確定除去を無くす動きが理想です。AOEが秘術側に多い関係上、エルフ側が得意とする展開は容易に裁けます。
マーリンからのエンバレサーチ/アルケミックロア公開がとにかく刺さる相手です。



フェイスロイヤル/ミッドレンジロイヤル(ド有利)


3ターン目に4/6《ルーンガーディアン》を出すと相手が死にます。

とにかく《エンシェントアルケミスト》や《ルーンガーディアン》など中型フォロワーや、守護連打、豊富なAOEなど、秘術側の強みが全て突き刺さるド有利盤面です。こちらが事故って1~3パスとかしない限りはほぼ負けません・・・が効果達成時の《ロイヤルセイバー・オーレリア》が天敵です。
特にオーラが不味い。
常に出されても対処できるように動くか、ここで出されたら不味い という盤面では面を3枚以上展開しないように心がけましょう。それさえ出来れば余裕で勝てます。慢心して足元をすくわれないように。



超越ウィッチ(微不利)

デッキを受けに寄せた代償です。
シルバーバレット要員の除去スペル6枚が結構腐りがち。
4ターン目に《ゴーレムプロテクション》を決めることに命を賭けましょう。

それが出来れば勝利に一気に近づきます。面展開から顔をガンガン殴る、というプレイを常に意識しましょう。実は5ターン目ぐらいまでは除去がそれほど強くないのが【超越ウィッチ】です。その隙に体力をリーサル圏内まで頑張って落としましょう。
6ターン目までに体力を1ケタに落とし、《エンシェントアルケミスト》で9点リーサルが理想パターンです。

また、この対面は守護起きをする意味は全くないです。
基本スタンドで良いです。


秘術ウィッチ(先攻ゲーだけど微有利)

先4ゴレプロ最強です。
しかし、通常の秘術とは違い、《ルシフェル》や《アルケミックロア》が搭載されているので、その2枚を上手く使っていきましょう。
特にルシフェルは回復というのも大きいですが、体力7と《エラスムス》1発と《エンシェントアルケミスト》からのゴーレム2発で処理できない圏内なのが大きいです。

秘術ミラーで特に気を付けることは、
①面ロックに気を付けること
②相手のクラフトウォーロックを3ターン目に殺させないこと

②についての補足です。
3ターン目前に土の印を用意していると土の秘術が発動し4/6になった《ルーンガーディアン》が立つ可能性があります。
3ターン目の4/6はかなりテンポを持っていかれます。
先攻であれば、本来やりたい動きである《ゴーレムプロテクション》が出来ませんし、出来たとしてもせっかく立てた3/4が上から取られてしまいます。
また《ウルズ》が居ないならそもそも除去が困難です。
《錬金工房》からの《ルーンガーディアン》は仕方ありませんが、自分が先攻で相手の2ターン目が《クラフトウォーロック》の場合は、わざと2コスフォロワーを顔に出さない。等の動きが検討されます。

あと自分が後攻だった場合、絶対に6ターン目の《ミスリルゴーレム》に全除去されないように気をつけましょう。

先攻ならわざと出させて《エラスムス》でカウンターする動きも可

マーリンが使いやすいことと、先に《エンシェントアルケミスト》を展開出来る事以外はどうあがいても先攻ゲーなので、後攻を引いた場合はその2つのアドバンテージをフル活用しましょう。

最期に【秘術ミラー】で”特に気を付けること①”に関しての補足です。

《アルケミックロア》をもし素引きしていたなら、わざと面いっぱいまでフォロワーを展開して自分から相手の盤面ロック戦法を誘導し、相手が防御型ゴーレム多面守護展開で打点を吸収してきたところにアルケミックロアで守護全破壊→勝ち
なんて勝ち方も存在します。邪悪!


ランプドラゴン(微不利)


先攻取って5分、後攻で託宣打たれたら不利ってマッチはもう微不利なんよ。(先託宣を打たれる確率は53% 後攻なら57%)
一般的に秘術はドラゴンに強いとされていますが、一般的な秘術もドラゴンに勝ち越してるとは思えねぇんだよなぁ!

取り乱しました。 解説に移りましょう。

流石の環境トップだけあって一筋縄では行きません。
一度試合の主導権を持っていかれると取り戻すのは至難の業と言っていいでしょう。
秘術側が勝つにはそう、覚醒前に取ったテンポを試合終了時まで手放さないことです。
ここまで説明してきた基本のムーブ、理想のプレイングを忠実にめざしていきましょう。
覚醒前まではカードパワーも低く、面展開からの打点形成プランを通すことは可能です。
《ゴーレムプロテクション》や《ルーンガーディアン》を利用して面で押し勝ちましょう。
(3/4/6は変化の魔術師以外では流石に取れないし3/4x2も基本的に採れない 灼熱の嵐の採用は減っている)
6ターン目までに体力を1ケタに削り切るのが理想。
その後7エラスムス→8エンシェントでゲームに勝ちたい。

顔を殴らないと始まらないので試合中盤まで守護フォロワーを守護置きすることは無いです。
また、エラスムスの6/8スタッツはドラゴン対面意外と苦戦します。


アグロナイトメア(有利)

守護で打点を吸収しながら、豊富な面除去で圧政、【ルシフェル】で蓋をして終了です。
負ける気がしない。
実際先攻
蠢く死霊→蠢くスケルトンファイター→いたずらなネクロマンサー
された試合ですら勝てたのでこちらが2パスなどをしない限りは勝てます。

相手が自傷ダメージで勝手に秘術側のリーサル圏内に入ってくれるので、守護で相手の打点を吸収しつつ、6~7ターン目まで耐え、一気に逆転リーサルを取る。 というプレイングが基本です。


コントロールナイトメア(無理)

ハンデスがとにかく痛ぇ!
リソース少ないデッキなのでキーカード落としが致命的です。

回復きちぃ!
裁きの悪魔で4/6ルーンガーディアンスタンド上取りされるの意味わかんねぇ!

無理です。本当に無理です。何もかもがかみ合いません。

6ターン目までは除去がそこまで強くないのと、守護を無視した確定破壊は殆ど持ち合わせていないため、守護裏エンシェントアルケミストを上手く通して勝ちましょう。


アミュレットビショップ(五分)

先4ゴレプロ最強!
途中まで面を押し通して《エンシェントアルケミスト》のバーン打点で勝ちましょう。
《ジャンヌ》が来る手前までは面押しが通用します。それ以降はバーン戦術に切り替え という試合認識。

また【ビショップ】は先3《エンシェントアルケミスト》を取る術がありません。
多くのビショップデッキで《ウルズ》が不採用なのも追い風です。
4ターン目の《破邪の光》しか回答がないため、3エンシェントプランがかなり通ります。真面目に勝ち筋の1つとしてかなり通るので、【ビショップ】のみ3エンシェントはガンガン通しましょう。
(ただし、言わずもがな自身が後攻で、相手に3ターン目《死の宣告》を置かれた時は絶対に置いちゃダメです)

《死の宣告》はキツいですが、勝つ試合は大抵《死の宣告》置く隙を与えていない印象
宣告を置かれても、《エンシェントアルケミスト》は9点を与える機械として割り切りましょう

この対面も自分のカードを守護置きすることは基本無いです。上踏みされるだけ。


おわりに

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました+お疲れ様でした。
ここまで一万文字弱 原稿用紙25枚分ですって奥さん
もうこれ軽い論文ですよ。

今巷で出回っている秘術とは180度違ったユニークなデッキではあると思います。1弾のみという少ないカードプールでも発揮されるShadowverseEVOLVEのカードゲームとしての奥深さ これを少しでも体感して頂けたでしょうか。
1つのアーキタイプを通してもこれだけ幅広いデッキ構築が可能ってことですからね。
それを示せただけでもこのNoteを書いた意味があるってもんです。

私の2ヵ月のエボルヴ経験を全て詰め込んだつもりです。
私の努力が、誰かの血となり肉となるのだ。そして世界は巡る・・・。

最後に、文章の添削等の協力をしてくださった友人の「K」さん。
ありがとうございました。(Twitter:@KiryuuP)


ここから先はオマケ記事となります。
お布施を頂いた方へのお礼を込めた新環境考察記事です。

まずクラスごとのデッキ予想を行い、その後各種カードの考察を出していきます。
動画では尺の都合で説明できなかった詳しい部分や、新しいカードが来たことにより、評価が一新されたカードなど(イージスなど)を今一度考察しているので新弾をスタートする上での参考程度にしていただければ幸いです。

また自身の脳内の思考を文章にインプットした文章なのでデッキ解説本文よりは文章の体裁が揃っていません。私の脳内を覗きたい方向けです。

<繰り返しますが、あくまでオマケです。
   (本編以上の分量あるけど-2万文字Over) >


執筆当時の日付は6/20ですが、全カード紹介されるまで加筆修正は行う予定です。←全カード考察更新しました!(6/27)
1度買えば30日まで何回も楽しめるってことですね!
新情報が出次第どんどん情報/考察を追記していくので10日間変化を楽しむという楽しみ方もできます。

カードが揃い次第 デッキリストも記事内で公開する予定です。

下の画像はオマケ記事の一部です。こんな感じです。


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