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メロディはほとんど散歩中でしか降りてこない〜Vocal,youの音楽遍歴

皆さんこんにちは、Faded old cityのvocal、youです。
記念すべき第一回は我らがTeam FOCが誇るライター、Leoが担当しました。
いかがだったでしょうか? 彼の文体は僕のツボで、毎度ケラケラ笑いながら読んでしまいます。
しかし如何せん僕がオチに使われてしまった感じが否めません。そこで今回は千葉雄大でも、志尊淳でも、志尊淳でもない眼鏡な僕が、自己紹介も含めて音楽遍歴をお話ししようかなと思います。

ちなみに中学時代は生徒会長をしていました、よろしくお願いします。

僕の音楽の目覚め、それは父にギターをもらったことがきっかけでした。
エレキでもアコギでもない、ヤマハのガットギターのエントリーモデルを譲り受けた僕は、それをアコギだと勘違いしていました。
コードを押さえようとしても、ネックが太すぎて出きません。しかしどうしても先輩から教わったYUIを弾きたいが為にガットギターをジャカジャカと掻き鳴らしていました。これは今の僕のテクニックの根幹を成すすごいトレーニングだったと思います。
見かねた父が教えてくれた曲は「禁じられた遊び」。そのとき僕は初めて何かがおかしいと気づきはじめました。
そう、あのYUIが弾いていたのはガットギターではなく、アコースティックギターだったのです。

それからすぐに近所の良品会館(リサイクルショップ)に向かい、1,500円の真っ赤なストラト、buskersというモデルを購入したことで僕の機材道はその深い口を大きく開きます。
この頃に中学生なりの背伸びでレッチリを聞き始めたことで、洋楽も聴き始めることになります。でも当時は良さがあまりわからない…
なので初めはわかりやすいUSにハマることになります。The offspring、Green Day、Mutemathなど。
RHCPだって今聞き返すと最高だなって思います、当時はわからなくても今になってやっと良さがわかったアーティストも多いです。
ほとんどの人間は30歳を超えるまでに新しい音楽を探さなくなる傾向があるという統計を「Deezer」が発表していましたが、僕らはちゃんと聴き返したり、発掘していかないと行けませんね。

さて、高校時代はほとんどの時間をバイトに費やし、機材を買ってはライブ、機材を買ってはライブ、その繰り返しでした。
そしてそのライブハウスでギターのYasuと出会い、当時のドラマーとの三人でFaded old cityはスタートします。

そしてYasuが大いに影響を受けているOasisともその時に出会い、CDを片っ端からレンタルし、MDに焼き直して自宅で聞いていました。
なんでMDだったんでしょうか、懐かしいですね。
そしてすぐにインディーロックに目覚めます。キンセラ兄弟のAmerican Footballを初め、弟マイクのソロであるOWENは特に青春でした。

そんなインディー少年に転機が訪れます。FutureBassとの出会いです。
当時の僕からすれば、全く新しいアプローチの楽曲群に出会ったわけですから、その衝撃は計り知れません。
どハマりした僕はすぐにエレクトロを聴きはじめ、こんな曲達を書きたいと思うようになります。

当時のFaded old cityはUKインディライクな楽曲が多く、何か変化を付けたいと感じていた僕はこういったジャンルをメンバーにプレゼンし続ければいずれ変わるはずだと感じ、
新しいアーティストを見つけてはYasuや前ドラマーのRyoに勧めていました。当時、僕の大好きなMumemathが方向性をエレクトロに転換をした「Changes」という楽曲、そしてリミックスアルバムをリリースしていたこともあり、Fadedもこうしていくべきだと何故か確信めいたものを持っていました。

しかし結果として、メンバー全員に呼び出されて最近どうしたと議題をあげられました。
原因はそれだけではないのですが、その瞬間から僕はメンバーの顔色を伺うことをやめた気がします、いい経験でした。

その後はJames Brake、Frank Ocean、Nick Murphy(Chet Faker)などに強く影響を受けるようになります。
エレクトロからR&Bへの過渡期を超え、今後僕たちはどんな音楽をしていくべきなのか、そう考えだすとわからなくなります。
なので僕も、僕たちも自分たちのルーツに従って、作りたいものを納得いく形で世に出すんだと、そう考えるようになりました。

これからの僕らはどうなっていくのだろうか、そんなふうに考えると大変ですが、
どんな歌を歌いたいんだろうか、そう考えるとなんだかやっていける気がします。

誰でも思いつく文句のように聞こえますが、ここに至るまで紆余曲折を経ました。
これが今の僕の真理であり、僕らのスローガンであると思っています。

こんな僕らですが、どうぞよろしくお願いします。
新曲は鋭意制作中です。

さて、ここまでVo,である僕の遍歴を掻い摘んでお話ししました。
いかがだったでしょうか、僕はただの眼鏡でしょうか。

ここまで読んでくださった皆さんなら、僕こそが竹内涼真だとわかるはずです。

実際にあって、その疑惑を確信に変えてください。
こんな情勢ですが、近い未来で皆さんに会えることを楽しみにしています。

Faded old city VocalのYouでした。バイバイ。

※Faded old city公式note、第一回の引用が多くてすみません。是非そちらも読んでください。我らが鬼才、Leoの記事を是非。
https://note.com/fadedoldcity/n/n47842210afd1

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