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「自己認識の壁を越えて非連続成長を」


私たちは皆偏っている

自分を客観視してセルフコントロールするメタ認知は、人が人としてあるために当たり前の事ですが、同時に客観視自体が客観でないという自己認識の壁の存在をしっかり理解する必要があります。

私たちは学校教育や家庭内での躾や会社での業務や研修などで、ある程度強制的に集団共通で知識を与えられますが、歩留まりは限定的で、印象に残った事や覚えておきたいことしか残りませんし、基本的には自分の周りの事象事物の極々一部のみを認識しているに過ぎず、知識として蓄積されるのはさらに極々一部のみです。しかも認識したい事だけを認識しますから、極めて偏っていると自覚した方がいいわけです。

自己認識の壁を越えて非連続成長を

そして、偏った認識に基づく思考と判断で生きる危うさを回避するとともにより良い自分であるためには、自己認識の壁を越え、非連続の成長を続けていく必要があるわけです。

(まあ、危ういとは言っても、ほとんどの人が非連続成長など意識していまぜんし、実際には偏ったまま充分生きていけるので、別の角度から言えば、偏った認識を少しでも補正し非連続成長を志向する事こそ超少数派であり、偏っているとも言えますけど…。)

例えば、自己啓発で学習しようと選ぶセミナーやカリキュラムも本も偏った自己認識に基づいた選択であり、真の意味で壁を越える事はできません。そして壁を越えないと、非連続成長は期待できません。

非連続成長のトリガーを仕込む

知識がアップデートされれば思考も行動も変わるのは当たり前なので、過去の自分を継承しようとも正当化しようともしないことを前提として、やはり、全く考え方の異なる人との付き合いを大事にする。本屋の推薦図書を必ず読む。など、自分の嗜好や意思を反映しないインプットの仕組みを構築することで少しでも自己認識の壁を越える機会、非連続成長のトリガーを仕込んでおきたいものです。

そういう意味ではSNSはそのトリガー用のツールとして有用です。フォローしたくない人をフォローすることが簡単に出来るからで、私も明らかにお友達にはならないだろう異なる主義主張を持つ方々をフォローすることで自分では決して関心を持たない情報に触れることができています。

ダイバーシティ&インクルージョンの本質

ダイバーシティ&インクルージョンの本質は自己認識の壁をそれぞれが越える事にあると思います。でも、卑しい人は不要です。悪影響が大きすぎるからです。

#より良い自分
#PPNK
#誇りを持って生きる

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