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「40歳の私への手紙」

決して届くことはないし、届いても困る、そろそろ衰えが出てきた40歳の私への手紙を書いてみました。


40歳の私へ、

いままでの人生においてすべての判断が正しかったと思わないし、幸せに暮らしているし、強い後悔があるわけではないけど、自覚できる衰えが出てくる時期の私へ、いくつか伝えておきたいと思う。

タバコ

痔の手術をして如何に体が心や行動に強い影響を及ぼしているかがわかったと思う。薬物はもっと恐ろしいぞ。

タバコやめたか?
これで5回目だけど、喫煙スペースが少なくなり、日に日にやめる人間が増えていると思う。それでもまだ、やめてないだろう?

もう1回言う。

「お前はニコチンに支配されている」

いい事は何一つなく、悪い事しかない。
なにしろ臭い。歯の裏が黒くなる。金がかかる。シミそばかす吹出物ができやすくなる。肺がんのリスクが跳ね上がる。神経伝達物質であるアセチルコリンをニコチンが代替してしまうために分泌されなくなって吸わないと眠くなる。アセチルコリンは、タバコをやめれば少しづつ分泌されるようになる。
ストレス解消のためになんて言うやつもいるが、結局、ニコチンという薬物に依存しているだけ。吸わないとストレスを感じ、タバコを吸うとストレスが解消するような気にさせられているだけで、タバコを吸うように仕向けられているだけだと言うことを良く理解しなさい。

姿勢と歩き方

数年前にギックリ腰をやったと思う。きっかけは粉ミルク用の水を運んだことであり、直接的には、中2から放置したアマルガムの取れた左奥歯の虫歯の穴による嚙み合わせに影響を受けた左右の体の歪みであるが、根本的には日本人の骨格に合わない西洋人のゴルフスイングを身に付けようと骨盤を前傾させてバンプ動作をスイングに取り入れたことによる反り腰が真の原因であり、反り腰を助長するのが、母指球重心の立ち方歩き方である。骨盤を立て、踝重心の鉛直姿勢で立ち歩き走るよう、姿勢と歩き方、ゴルフスイングも変えなきゃダメだと心得て欲しい。
さらに、足は、土踏まずの外周、つまり、踵から小指母指球を通って親指母指球に荷重が抜けていくように、足を使うようにして欲しい。
間違った体の使い方は、歪みを蓄積し、加齢(老化)による衰えによって決壊するからだ。そうなる前にしっかり是正して決壊を避けるということだ。

肉体

これからは加速する衰えが肉体的にも健康面にも表面化してくるので、大嫌いなランニングとジムにでも通ってトレーニングを始めるといいと思う。劣化速度を遅くするどころか、今ならまだ進化させることも可能だろう。

時間

80歳まで健康でいられるとしても、人生の折り返し地点だ。とにかく時間を大切にしろ。やりたい事やるべき事できる事の3つが重なる事とその領域拡大に集中し、それ以外の事に首を突っ込まないようにしろ。あっという間に時間はなくなるぞ。

区別

分け隔てなく接したい気持ちはわかるが、除外しないといけない人がいる事を明確に意識して欲しい。相手にしているだけ精神的時間的損失が大き過ぎる。人は区別せざるを得ないという事だ。

決して、自分なら大丈夫などという勘違いをしないように。そんなに甘いもんじゃない。「君子危うきに近寄らず」だ。

テイカー

世の中には大きく分けてギバーとテイカーがいる。テイカーとは付き合うな。お前は明らかにギバーなので、ギバー同士で付き合うようにすると成長力も高まるし、当然、価値発揮能力も向上する。

行動しない人

行動しない人はテイカーである確率も高いが、問題を抱えたままメンタルダウンする可能性も高いので要注意だ。関わり方によっては、全てをお前のせいにされるそ。

サイコパス・ソシオパス

脈略のない嘘をついたり、人脈自慢などで自分を大きくみせようとしたり、妙に馴れ馴れしい態度をとってくる人間は、先天的なサイコパス、後天的なソシオパスである可能性がある。距離をしっかりとって、関わりのないようにしないと痛い目に遭う。本当に気をつけろ。一定の確率で存在する。思いつくやつが複数いるはずだ。

マニピュレータ

人を支配し、思い通りにすることに全力を尽くす人がいる。お金や権力への尋常ならざる執着があるのが特徴だ。サイコパスもその傾向はあるが、マニピュレータの方が強い。ありとあらゆる手を使い、従属させ、繰り返し罵倒することで洗脳し依存状態にもっていくことも常套手段だ。抵抗するものや、ライバルなど邪魔者の排除にも余念はない。普段から権力者には徹底的に媚び諂いつつ、邪魔者の悪口をささやき続け、瑕疵らしきものを大きく喧伝するなどして蹴落としていく。
そんな人間と関わって良いことは何一ついいことがないが、会社などで遭遇してしまう場合には、縁を切ることは難しいので、悪影響を受けないよう、防御行動の必要性を考えたほうがいいだろう。
遭遇しないよう幸運を祈る。

では、また、いずれ。
いや、もう、これが最後かな。
なんて、30歳の私に書いたけど、また書いちゃったね。

まあ、少しでも社会の役に立つ、常により良い自分であろうとしてくれ。
おっさんの私より、ほぼおっさんの私へ。

#誇りを持って生きる
#より良い自分

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