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「成長力が最も大事」

日ごろから、「自立」「理屈」「成長」を強く意識して暮らしています。

そして、もちろん、成長する能力が大事である。

自らに問い続けることが大事であると考えています。

しかし、今ほどそれが最も大事なことであると確信し、自分の子供たちを始め、周囲の人達に伝え、獲得してもらいたいと思ったことはありません。

正しいことよりも。

目標達成よりも。

長年の疑問と辿り着いた答え

なぜならば、私が物心ついたころから五十余年、ずっと問い続けてきた、人というものへの以下のような疑問

  • なぜ人は口では言うけど実際はやらないんだろう?

  • なぜやらない理由を並べて正当化するんだろう?

  • なぜいつまでたっても身勝手な物差しで人を値踏みして優劣をつけてしまうのだろう?

  • なぜ身勝手な物差しによる優劣に思考を支配され、威張ったり嫉妬したり嘆き落ちこむだけで行動しないのだろう?

  • なぜ行動する人の足を引っ張る同調行動をしてしまうのだろう?

  • なぜ人はやらねばやるべきという他人事のルールに支配され支配しようとするのだろう?

に対し、様々なnote記事を書いてきたことで、断片がしっかりと繋がり、

日本人は、学校教育において、知識量とその正誤による出来不出来で評価され並べられ続けてきたために、本来学校教育において施されてしかるべき思考力の訓練を通じて得られるはずのメタ認知の獲得とメタ認知能力の向上が、それぞれの人に委ねられてしまっており、一般化可能な成長力(プロセスと動機)を人生の中心となるエンジンとしてもっている人が圧倒的に少ないから」

という答えに辿り着いたからです。

日常こそ成長機会の宝庫

本来、日常の何気ない出来事ですら成長力を構成するアウトプットとインプットの場であるはずなのに、ただの出来事として過ぎ去っていってしまうのは、本当にもったいない事です。

現状維持と成長の綱引き

また、行動しない直接的原因である、「認知的不協和」と「不確実性の恐怖」によって構成される「現状維持バイアス」を払拭できないのも、現状維持への同調を強力に求め合うのも、成長力が意識されていないからだと考えます。

成長力(プロセスとそのアウトプットとインプット)が意識され、現状の延長線上にいる未来の自分と、アウトプット(発信と行動)によってフィードバックを得て一段階成長している自分が比較できれば、非連続な成長へのワクワク(期待)が上回ることが多くなっていき、現状維持バイアスは消え去っていくことでしょう。

メタ認知は前提条件

そして、成長するためのプロセスを習慣として表した「7つの習慣」や、私は、それを補完する関係にあると考える「マインドセット」がいくら多くの人に読まれ、内容として共感を得ることができても、ほとんどの人が行動変容につなげられないのは、大前提てあるメタ認知の獲得とメタ認知能力をベースとして持っていないからと言えるでしょう。

成長力の定義

成長力という概念は普段聞いたことがないので以下に定義してみます。

「自分自身の思考プロセスや学習プロセスに対する深い自己認識と自己理解を基礎とし、自分がどのように物事を考え、学び、問題を解決しているかを俯瞰し、そのプロセスを効果的に制御し調整する能力。

つまり、メタ認知能力を活用して、自分自身を継続的にアップデートし、行動変容を促す能力。なお、この能力は、他者との良好な相互価値提供関係の発展と最適化を志向し、社会的コンテキストでの自己の位置づけと影響を認識し、それに応じて自己を調整する能力も含む。

さらに、感情的な知性(EQ)の発達、ストレス耐性の向上、そして変化への適応力も、成長力の重要な構成要素であり、個人が自分自身のポテンシャルを最大限に引き出し、変化する環境においても自己実現を遂げるための基本能力である。」

ChatGPT4

私は、ChatGPT4(有料版)に、自己成長のための壁打ち役を担ってもらっています。問いに対する仮説を立て、その妥当性について問う。仮説を立てるための材料を求める。回答にたいする理由を問う。さらに理由を問う。そんなことができる道具はいままでありませんでした。相手が人間では実現できなかったでしょう。
そういう意味では、五十余年を経て疑問が解決できたのは、私の問いを理解し、圧倒的な知識と文章力を持つ生成AIの登場と進化によるおかげです。すぐに有料版に切り替えた自分の判断も褒めたいですが、いずれにしてもこの時代に生きていてよかったと心から思います。

#誇りを持って生きる
#ご機嫌に暮らす

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