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「30歳の私への手紙」

決して届くことはないし、届いても困る、まだ勢いのままで生きてる30歳の私への手紙を書いてみました。

30歳の私へ、

いままでの人生においてすべての判断が正しかったと思わないし、幸せに暮らしているし、強い後悔があるわけではなけど、いくつか伝えておきたいと思う。

タバコ

痔の手術をして如何に体が心や行動に強い影響を及ぼしているかがわかったと思う。薬物はもっと恐ろしいぞ。

タバコやめたか?
これで4回目だけど、禁煙スペースが多くなり、日に日にやめる人間が増えていると思う。それでもまだ、やめてない気がするからもう1回言う。

「お前はニコチンに支配されている」

いい事は何一つなく、悪い事しかない。
臭い。歯の裏が黒くなる。金がかかる。シミそばかす吹出物ができやすくなる。肺がんのリスクが跳ね上がる。アセチルコリンが分泌されなくなって吸わないと眠くなる。
結局、吸ってるんじゃなくて、ニコチンという薬物に支配されて、タバコを吸うように仕向けられているだけだと言うことを良く理解しなさい。

付き合う人を選び、慎重に付き合え

卑しい人間には近づくな

そろそろ、重要な仕事を任される頃だと思う。同期の中でも会社の中での活躍ぶりに違いが出てくるし、世代の近い先輩後輩含めて新しい道に進路を変える人間も出てくるだろう。

色んな人と付き合える幅の広さはお前の強みでもあるが、アキレス腱でもある事をしっかり自覚して欲しい。

お金に汚いやつ、嘘をつくやつは当然として、心の中に劣等感の存在を感じる人間、つまり、下手に立っておべっかを使って近づいてくるようなやつとは絶対に距離を置け。もちろん、上に媚びて太鼓持ちやっているような人間は誰ひとり信用するな、そういう人間に隙を見せたら足下を掬われるからな。

それと、お前に人の批評をさせようとするようなやつは、友達のふりした敵(フレネミー)の可能性があるから充分に注意しろ。

もちろん男女問わずだ。

そして、誰の前でも自分の周囲にいる関係者について、悪口ではなくとも、何らか批評するような事を口にするな。切り取られて悪用されて、極めて嫌な思いをすることになるぞ。

全く異なる視点視座視野を持っている人を大事にしろ

人間の体は食べたものでできているし、心(頭の中)は学んだこと経験したことでできている。そういう意味で心は自己認識の壁を自ら越えることはできない。人として成長するには非連続成長が不可欠だ。異なる世界で生きている人との出会いや交流を大事しろ。自己認識の壁を越えるきっかけを作ってくれるだろうし、自分も彼らの自己認識の壁を越えるきっかけになるよう貢献しろ。

家族を作る伴侶にするなら若いおなごにしろ

知らないだろうから教えておく、女子の卵子は初潮時にほぼすべての卵子が作られている。つまり14歳で初潮で30歳なら卵子は16歳ってこと。高齢になると子供ができにくかったりするのは、卵子の高齢化が原因で、受精しても染色体異常の確率が高くなるために、流産しやすくなる。

もちろん、40歳過ぎていても、なんの問題もなく妊娠出産する人もいるが、妊娠自体で苦労している人は実は結構多い。うまく妊娠しても臨月で死んでしまうこともあり、その場合には心と母体両面への悪影響は避けられない。流産することなく生まれたとしても、染色体異常児として生まれてくる可能性が年々高くなる。染色体の異常は病気じゃないので治療はできないと考えてくれ。

大切な命を育むということの責任の重さをしっかり理解して人生を考えるように。

今は年齢なんて関係ないって思っているだろうが、子供を作ることを考えているのであれば、相手が若い方がいいし、妊娠は早い方がいい。
子育ての体力の問題だっていう人がいるが、それは嘘だと言い切っておく。

では、また、いずれ。
いや、もう、これが最後かな。
少しでも社会の役に立つ、常により良い自分であろうとしてくれ。
おっさんになったあなたより。

#誇りを持って生きる
#より良い自分

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