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「劣等感と優越感」

物心つく前から、歩くのが遅い早い、背が低い高い、足が遅い速い、成績が悪い良い、など、あれこれと勝手な物差しで測られ(測り)比較され(比較し)、大人になっても変わることがありません。
ただ、だからと言って、大人になっても幼児性が抜けることなく、羨み妬み蔑み、劣等感と優越感に支配されているとしたら、とても残念なことです。

優越感の正体は劣等感であるというくらい、劣等感と優越感は不可分な双子であり、行動しない人の典型である「事なかれ主義」「愚痴や悪口や自己正当化」「安全地帯からの批判」という卑しい性根が言動に現れる原因になり、まさに足を引っ張りあう社会を作ることになるわけです。

要するに、究極に卑しい人に次いで頭が悪いという事でしょうが、単なる思考におけるボタンの掛け違いのようなものでもあるわけで、間違った思い込みで生きてきた頭の悪い自分に向き合えれば、すぐにでも思考の間違いを正す事が出来るでしょう。

やはり大人になると言うことは、幼児性を脱却すると言うことであり、それは、正しい思考によって、

①世の中に溢れるあらゆる物差しと折り合いをつける。
②人と比べて優劣を意識するのをやめる。
③メタ認知による客観性を獲得する。

ことによって、もっと自分に向き合い、より良い自分になるために常に優れた人に学んで知識と思考をアップデートして行動を変えていくことだと思います。人と比べる優劣が何も価値を生まないのは疑いの余地はありません。

よくある成功話しにはライバル同士の競い合いや、劣等感をバネにした努力もよくありますが、10代までで終わらせるのが丁度いいと思います。

#共倒れ日本人は嫌
#より良い自分

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