見出し画像

「骨格筋を整え鍛える」

正しい姿勢を作る骨格と骨格筋

「正しい姿勢(鉛直姿勢)を作る」で書いた、足を平行にし膝と骨盤を正面に向けて、地球の重心に対する鉛直線上に踝(くるぶし)/膝/股関節/肩/第一頚椎/頭頂部がある幅の範囲で並ぶ正しい姿勢を作る骨格と骨格筋の関係は、骨格が骨格筋のありように影響すると同時に骨格筋が骨格に影響するというお互いに不可分な関係にあると思います。

大胸筋に両肩が引っ張られて前に出て猫背気味になるのも、子供の頃は真っ直ぐだった脚が、大人になるとO脚になったりするのも、骨盤が前に倒れ、ガニ股歩きになってしまうのも、骨格筋の影響が大きいでしょう。あるいは背中を丸め上目遣いでガニ股で歩く不良少年のように自ら禁則動作を習慣化して歪な骨格筋を育ててしまうケースもあるでしょう。

正しい姿勢の獲得が先決

長年の基本動作や生活習慣によって作られた骨格と骨格筋による姿勢を正すのはそれなりの意志が必要ですが、意志さえあれば、お金も特別な時間もかける事なく、正しい姿勢を意識して歩く走るという基本動作を行う事で間違った姿勢/動作で作られた骨格筋を修正できるという事であり、逆に、間違った姿勢での動作やトレーニングは骨格をどんどん歪めて怪我のリスクを増大させるので、何をやるにも正しい姿勢の獲得が先決かと思います。

私の場合は以下のいずれも2週間で変えることができました。骨盤を正面に向けた鉛直姿勢で歩くと踵をしっかり使って身体を捻らないので江戸の人のように腕が前後に振られない事に加え、今では下り坂を下りるような重心感覚で歩いたり走る事が出来るようになり、今まで感じたことのない新鮮な感覚に驚いています。内転筋を使って歩くようになったからか、O脚もほぼ解消、スリムなパンツを履いても不恰好な感じがなくなりました。

①反り腰(ガニ股)から立腰(足と膝を並行)に
②前傾(母指球重心)から鉛直(踝重心)に

いい事しかない。

結果、好きなゴルフにもいい影響がありました。母指球重心から踝重心に変え、前傾姿勢で弱っていた背中の筋肉を懸垂で鍛える事で、良く痛めていた左脇に歪な負荷がかからなくなり圧倒的に安定感が増しました。

また、狙ったわけではないのですが、鉛直姿勢に変えて半年ほどで、取れなかったお腹周りの脂肪が数キロ分なくなり、姿勢や基本動作が脂肪のつき方にまで大きく影響している事を実感しています。

#PPNK
#より良い自分
#誇りを持って生きる

参考になりそうな記事

姿勢

姿勢

姿勢/歩き方

江戸の人の歩き方

https://president.jp/articles/amp/26129?page=1

懸垂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?