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度胸だけ!中国初めての美容院体験記📝

日本を離れて4ケ月が過ぎ、
そろそろ髪をなんとかしたい所。


夏は毎年、一つ結びをしてる私は
しばらくこのままで良いと思いつつ、
いつかはこの美容院問題に
立ち向かわねばならない身。



日本では「良い感じにお願いします♬」
と言えば、上手にカットしてくれてたので、
これは困ったことになりそうだと、
ネット検索しつつも、
ふんわりと心構えをしてたのだけど…


今日突然、
もやもやしてても拉致あかんなぁ!!!
と思い立ち、
気になってた人気のヘアサロンに自転車にて偵察に。


まずは、お店の前を通り過ぎる。
誰もお客さんがいない事を確認。
(忙しい時の言葉が分からない外人ほど
迷惑な事はない)


近くに自転車を止めて、
「どうしよう?どうする?このまま帰る?
でも、またモヤモヤするだけだよ?
あぁ~~~でも、ほんと勇気いるわぁ( ;∀;)」


という自問自答を繰り返す私。。。



でも、せっかく来たし、
とりあえあず入ってみよう!!!
と心に決めて、いざ出陣。


お店は個人店で席も3席ほど。
若い男の子が何か声をかけてくれたけど、
もちろん何を言ってるか分からない(爆)
困った男の子が、
奥にいる女性に声をかけてくれて、女性が出てきてくれた。


この人がオーナーの方かな?と思って、
とりあえず【我是日本人】と伝えると、
笑顔で対応しつつも、もちろん日本語はわからず、
二人のトンチンカンな会話が始まる(爆)


予想通り
【今日はカット出来ないよ!】と言われて、
予約リストをみながら、


どうしたいの?と聞かれて、
【カットしてほしいけど、
一つ結びにもギリしたい】と
翻訳アプリであれこれしてたら、



【こりゃぁ~~~ダメだ!意思疎通は難しい】
と悟ったようで、
【予約なんてしてたらもっと大変だから、
今から切ろう!】と言ってきてくれて(笑)


予約で待っていたお客さんに、
【日本人だから、先に切ってよい?】
みたいに聞いてくれて、
お客さんも笑って【可以!いいよ】
と言ってくれて。
そこはさすが、
中国の優しさと臨機応変さに感謝。


で、シャンプーは普通にしてもらって、
いざカットへ。
【どんな風に切りたいの?】と言われて、
ネットで見つけた外はねの髪型を見せて、
これよりも長め!!!とジェスチャーで伝えると、
任せとけ!みたいな感じでスタート!


途中、長さはこれくらいでいいのか?
と、肩をポンポンされながら、
私も【可以!いいよ】と、迷わず返答。


そこで、こうして欲しい!あぁして欲しい!
なんて言っても言葉の壁は大きく、
ここまできたら、黙ってまな板の鯉状態🐟
【好きにして!】
とおっとこまえの心構えで、
ただただ目をつむり、
終わるのを待つ心境に。。。


そんな瞑想状態の私はというと、
自分でも自分の事がおかしくておかしくて(笑)

行ってまえ!
入ってまえ!
切ってまえ!

と、まるで無防備なチャレンジャー。


思い付きで美容室にきて、
勢いで髪を切っている。
言葉も全く分からぬまま!


ほんと、中国にきて度胸だけはついたようだ!


そんな自分を、
胸のあたりでクスクス笑ってる
もう一人の自分を発見♬


「何やってんねん!わらわかすなぁ~自分!
ほんと無謀すぎんで!」
と、なぜか関西弁で、
一緒に経験を楽しんでくれてるよう(笑)


そして実際のカットは、
丁寧に切ってくれるなぁ~とは思いつつ、
結構髪落ち取るやないかい!
とちょっと心配になりつつ、
眼鏡を外してる私には、
正直どうなってるのやら。。。


そして、カットが終わり眼鏡を掛けたら、
うむ~~~~見せた写真とは違うものの、
合格ラインギリセーフ!!!という感じで、
とりあえず、ほっ。。。


そして、
【很好很好いいねぇ】
と、私が分かる言葉でお伝えして、
カットしてくれた方も、ニッコリ♬


そして、更に驚いたのが。。。
お値段50元。
日本円にすると、約1000円!
ほんと?ほんまに?と
旦那さんの中国カットよりも安い価格(爆)


帰りの自転車でも、
まるで子供の初めてのお使いならぬ、
中国版初めての美容院バージョンやん♬
って思いながら、
まずはチャレンジした自分を褒めながら
家路についたのでありました。


そしておうちに着くと、お友達から連絡があり、
中国では貴重なエシレバター入りのパンの差し入れが!

これがめちゃ美味しいのです♪


まるで神様から頑張ったご褒美のようでした🙏


そして、帰ってきた旦那さんからは一言、
「うん!中国人っぽくなってきた!!!」と。


「それって、どうことよぉ~~~~~~」
と食いつく私!


「そういうコッタイ!!!」
と言われても、まったく納得いかないし、
「どういうコッタイ???」と頭真っ白。


「やっぱりやっぱり、どういうこと???」
と食いついて、説明を求むるしかない!


旦那曰く、
「段差がバラバラ。。。らしい。。。」


「た、確かに、、、」
と、反論できない私(爆)



予定では、段差はつけない予定だった。
でもよく考えると、
中国で外ハネは見たことないような。。。
つまりイメージしにくい、
慣れてないオーダーをしてたのかも?


まっ、旦那さんも中国最初のカットは、
キム◯◯◯◯◯さんになって、
ラインビデオ越しで大笑いしたもんなぁ(笑)


それを考えると、
まぁ~こんなもんでしょ♬
とも思える大らかな私の記念すべき
中国初めての美容院体験記なのでありました📝


おしまい

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