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003便 あなたの外見を最高に魅力的に見せる方法

こんにちは。元客室乗務員の夏果です。
今日の行き先は「あなたの外見を最高に魅力的に見せる方法」です。メイクをしたり、整形をしたりするよりも強力な方法です。ドキドキしますね〜。シートベルトはお締めですか!?しっかり付いてきてくださいね!

本当にちゃんと見てる?

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突然ですが、あなたの持っているスマートフォン、画素数はどのくらいですか?

私のスマホには、1200万画素のカメラが3つついています。下手なデジカメよりもよっぽど綺麗に写真が撮れます。今はどのメーカーのスマホも、かなり画素数が高くなってきていますし、広角、望遠、ナイトモードなど、もう私の手には負えないほどの機能の数々。


ではここで質問です。私たちヒトの網膜の画素数はどのくらいだと思いますか?


カメラが1200なら、目は3000くらい?

いや、1500くらいかな〜

もしかしてカメラより低かったりして!?


いやまさかね〜


正解は




100万画素です。


ガッタガタの、粗い画像しか見られないんですね。ヒトの目って。


でも、実際私たちの目に映る世界は、とても滑らかで美しい。

なぜか?

それは、脳が少ない情報を元に、

「目の前に見えているものは、こんな感じだろう」と想像して補ってくれているからなのです。
こう考えると、私たちが見ている世界は、幻覚に近いと言っても過言ではありません。


私も昔、死ぬほど怖かった会社の先輩、Iさんの顔が鬼のように見えていました。眉毛なんて床に対して45度くらいの角度で吊り上がっていて、「この人メイク変だなあ」と思っていましたが、それは私の脳が勘違いしていただけで、本当は30度くらいだったかもしれないんですよね。


いや、


でもなぁ。

口紅は紫だったし目も釣り上がってたし

性格悪かったし


奴は絶対元ヤ…


あ、すみません心の声が。


Iさんについてはまたいつか取り上げます。

話を戻しますと、脳の補正効果や脳が見せる錯覚ってのはすごいのです。

これ、利用しない手はないと思いませんか?

表情のマジック

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目に見えている世界は、脳によって補正されている。
それならば、ヒトが「誰か他のヒト」を見る時って、その「誰か」の姿を100%正確に認識しているわけではないということになります。

例えばAさんの脳が認識しているCさんの姿と、 Bさんの脳が認識しているCさんの姿は、ほんの少し違うはず。
つまり、Cさんという人の外見は、見る人によって見え方が変わるということです。

もしあなたが、自分の外見を魅力的に見せたいのであれば、相手の脳に、「魅力的な自分」を認識させてしまえば良いわけです。

じゃあそれってどうやってやるの?


ここで重要な役目を果たすのが

「表情」

です。


ヒトは社会的な動物です。人と関わらないと生きていけません。そこでヒトが身につけたのが、表情をつくるという能力。そしてそこから派生して、相手の表情から、感情を読むという能力も手に入れました。


相手の表情から、感情を読み取ることができれば、コミュニケーションが楽になります。


ではヒトは、どのように相手の表情から感情を読み取っているのでしょうか。


それはずばり「真似」です。

「真似」の効果

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ヒトは、相手の感情を読み取る時、無意識に相手の表情を真似しています。相手が目を見開けば、少し目が開き、相手が笑えば、つられて笑う。

そうすることで、脳は相手の気持ちを自分ごととして捉えて、感情を想像するのかもしれませんね。

ともかく、人間は相手の表情を真似する力に長けている。


これは人間に生まれつき備わった能力です。


生まれて三ヶ月もすると、人間の赤ちゃんは、ニコニコと笑うようになります。

特に大人が、赤ちゃんに向かって笑いかけたり、いないいないばあと言っておかしな顔をしたりした時、とても愛らしく笑いますが、あれは大人の真似をしているだけです。そうすることによって、大人に愛され、庇護を受けたり、自分の意思を上手に伝えたりすることが出来るわけです。


赤ちゃんが好きすぎて、YouTubeで夜な夜な赤ちゃん動画を見まくり、


推し赤


が3人いる私ですが


あの笑顔が、作戦だなんて…

信じたくない…

ママがぬいぐるみを倒しただけで、あんなに楽しそうにゲラゲラ笑うくせに…

とまあ、表情というのは、ものすごく多くの情報を含む、素晴らしいコミュニケーションツールなのです。

ちなみに、ここからが重要。

人は、誰かに自分の仕草や表情を真似されると、その相手に好意を抱いてしまいます。

だったらこれを使わない手はない!


ですよね?

あなたの外見を魅力的に

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相手と話すとき、少しオーバーに、相手の仕草や表情を真似てみましょう。


表情が豊かな人ってモテますけど、それはただ単に、クルクル表情が変わって魅力的、という側面だけではなく、もっと奥深い理由があるのです。

表情豊かな人って、相手の表情を真似するのが大変上手いわけですね。

で、真似された相手はどんどん好きになっちゃう。

さ・ら・に

表情豊かな人は、表情がクルクル変わるから、こっちもそれを無意識にコピーしてしまう。すると感情までコピーされてきて、楽しくなったり悲しくなったり、嬉しくなったり…と、まさに感情のジェットコースター。感情を揺さぶられちゃうわけです。

そんなあなたの表情を、また相手が真似して…と、

無限ループに。


んも〜好きが止まらない!!!

ってなる

かも。


さあ、今日からどんどん、人の表情を真似ちゃいましょう!
あなたが表情豊かに振る舞えば、あなたの表情に気を取られているうちに

相手の脳は、あなたの細かな毛穴も、オデコのニキビも、少し突き出た顎だって、そういった細かいことはなーんにも認識せずに


あなたを素敵な人として記憶します。

余程近寄らない限り、100万画素のヒトの目には、相手の毛穴やニキビがはっきり見えるはずないですからね。

脳が認識しなければ、本当に見えなくなるのです。


信じられない人は、こちらの動画を見てください。

ボールが何回パスされるか、よーく数えてみてください。

見えてるはずなのに、認識できない。
脳ってうっかり屋さんなんですね。


是非、この脳のうっかりを利用して、相手があなたのコンプレックスなんて見えなくなるくらい、表情を真似して、好感度をぶち上げていきましょう。


でもこれって、初めて会った人にしか使えないじゃん!

すでに私の顔を認識してる相手には、もう今以上に魅力的に見せることってできないってこと?

というあなた。


安心してください!!

脳の記憶のメカニズムを知れば、すでにあなたの顔を記憶してしまっている相手でも大丈夫。

というわけで、次回の行き先は、
「記憶を操る!?あなたの見た目の印象をさらにアップさせる方法」


です!!


今日はこれにて着陸!


次のフライトでお会いしましょう!





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