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013便 開運 行き (私があえてやっていることシリーズ①)

こんにちは。元客乗務員の夏果です。

今日は、私が普段あえてやっていることのお話、そして、そのおかげで、ほんの少し毎日が楽しくなったことについてお話します。

シリーズ!と銘打ちましたが、続くかどうかは本人にも分かりません。でもまあ深く考えずに、とりあえず離陸〜。

開運って、なんか大袈裟な感じだし、スピリチュアル系?と思われるかもしれませんが、全然違います。

分かりやすく言えば、自分の生活に見出す、ささやかなおまじないや、お守りみたいなものです。誰かのお役に立てれば嬉しいです。


飛び込み営業してくる「占い」

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皆さん、占いって好きですか?

私は、普段、占いサイトを積極的に見たり、占い師さんの所へ行ったりということはしません。

それは、占いが嫌いだからというわけではなく、ただ単に、「占い=娯楽の一種」と捉えているため、積極的に頼ったり、課金したりはしないという感じです。

「占い結果」というエンタメ情報を、自分から取りにはいかない。

だだし、こんな時は、結構気にしてしまいます。


それはズバリ、飛び込み営業型占い。

占いというエンタメが向こうから

「見てやって!損はさせないからさ!」

的な感じで飛び込んできた場合には、「占い=ただの娯楽」な私も、見てあげないことはありません。

というか、結構見ます。

でも、これが、むしろ厄介でして。

向こうからやってきた情報に関しては、


その情報と「出会った」ということに、運命を感じてしまう時がある。


今この瞬間に、この占いを目にしたことには、何か意味があるのではー?

と。

例えば

普段の朝はZIP派の私が、たまたまチャンネル回したら、めざましテレビの占いの、しかも自分の星座のタイミングだった。


とか、


信号待ちの街中で、ふと見上げたタイミングで、電光掲示板に、自分の血液型の占いが流れてた


とか。

これはもう、占いの方から働きかけられちゃってるわけですね、「見て見て」と。

で、その「見て」が、ただの「見て」じゃなくて、

「このタイミングでこれが見られるあなたはラッキーだから見て見て」

「神様的なのがこう言ってるから見て見て」

「あなただけのためだから見て見て」


に感じてしまうんですよね。


「占いは実は釣りなんだけどね、本音言うと、メインのコンテンツ見てね、できれば課金してね」

なんですけどね、大抵は。

そんなことわかっちゃいるんですけど、


目にした先に自分に関係するもの(星座とか、血液型とか)がちょうど現れていると、

つい、心が反応してしまう。

そういうことってありませんか。

これって往々にして、「ふと目にした」というよりは、脳が身の回りの情報をフィルタリングして、自分に関する情報を認識するように仕向けてるだけ


という事が多いんですが、そんな冷静なことは普段なかなか考えられないもので。


例えば今日私が、

「水瓶座でO型で、つまみの中ではメンマが一番好きなあなた。今日会う佐藤健が運命の人となるでしょう」

なんて占い結果を偶然目にしてしまったら

夫には大変申し訳ないけれど、私は佐藤健の元へ走らざるを得ません。


そこで、「水瓶座のO型で、つまみはメンマが好きで、ついでに佐藤健がタイプな女性」なんぞ、

世界中探せば結構いる

という事実はなんとなくスルーしてしまい


私のことじゃん!!!


やっぱり!?佐藤健さ、実は一目見たときから運命感じてたんだわ!!

夫くんごめん!さすがに佐藤健に抗うのは無理だわ!来世でまた会おう!


となってしまうわけですね。


……しまうよね?


要は、人は自分に当てはまる情報に出会うと、

そこに、無理やりにでもなんらかの因果関係を見出してしまい

更には、見たいものを見たいように見て、好き勝手に判断する


ということ。


それならば、占い結果が悪かった時、それで落ち込んだりビビったりするのってすごく損ですよね。

だからこそ、私は悪い占い結果には、とりあえず逆らってみることに決めています。


不運を自分で吹き飛ばす

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今日は仕事運が最悪!という占いを目にしたら、

仕事上の大事なミーティングをその日にあてる、もしくはビジネスに関して、何か新しいことを始めてみる。

週末は恋愛運が低下気味!という占いを見たら

週末にデートの予定を入れる。好きな人にLINEする。


こうすると何が起きるか。

結果から言うと、


結構うまくいく


なぜか。

大事な仕事も、好きな相手との関係性も

始めなければ始まらない。

結局最初は、始めるか、始めないかの問題。

えいや!っとやってしまえば、なんとかなるもんです。

というより、なんとかなるように、人は必ず努力してしまうから、そんなにひどいことにはならない。

※ただし間違った努力や無謀な挑戦がうまくいくという話ではありません。私が努力して、頭をひねってひねって考えた素晴らしい愛の言葉でもって佐藤健さんにアプローチをしたとて、警備員に阻まれるか、最悪ストーカーとして捕まるかが関の山で、ひどいことにはなります。ちゃんと。


私の場合、普段から準備していることや、努力していることがある場合、占いの悪い結果を逆に利用して、「えいや!」で新しいチャレンジをスタートさせてしまうことが結構多いです。


すると、自分で思っていたより頑張れたり、上手くいったり

「やって良かったな」と思うことが多くなります。

もし大失敗こいても


「やらなきゃ良かった」
とは、あんまり思ったことがない。


というか、もうその頃には、占いのことなんてすっかり忘れて、自分にまつわる新しい動きの方に頭は必死(夢中)なので、占いに振り回されたという感覚は全然ありません。


更に更に、私が一番主張したいのは、この「占いへの反抗」によって得られる最大の効果。


それは、「自分で不運を蹴散らした感」に他なりません。

「仕事運最悪」な日にこんな大事なミーティング入れちゃう私、強い。成果をあげちゃったりなんてすれば、もっとすごい。自分でむりやり開運してやったぜと、無駄な全能感を抱いたりできます。

これが個人的には結構大事だと思っていて。

占いに限らず、

「なんか嫌な予感」

とか、

「自信が無くて怖い、緊張しちゃう」


みたいな、全然根拠のない、足かせにしかならあない、嫌な気持ちを、とりあえず自分で吹き飛ばしてみる。そしてそこから、自分なりに道を切りひらいて行く。これができれば、色んなことに前向きになれるはず。だから是非、この「嫌な感覚を吹き飛ばす」術を持ってほしいのです。


誰もが背中を押してほしい

本当は、自分で自分の背中を押せたなら良いのだけれど、それはなかなか難しい。

私は、そんな自分のために、「一歩踏み出せない自分の背中を、どーんと押してくれるマシーン」を何か背中に置いてみようと思ったわけです。

そこからダイブして、大人しく落ちて死を待つか、もがいて手足を動かして、あのマンガの主人公みたいに対空時間を長くするか、綺麗に着地するかは、落ちてからの自分次第。

何かを頑張りたいのに、どうしても一歩が踏み出せない!そんな時、占いの「悪い結果」を逆に利用してみるのはいかがですか?

最近では、私はこれをやりすぎて、

良い占い結果見たら、テンションあがる。
悪い占い結果を見ても、テンションあがる。

という、わけの分からないハッピー思考に陥っています。

悪い占い結果を目にしたら、

何か新しいことがまた始まる

とワクワクすらするようになりました。

こうやって、自分なりの開運行動(運をむりやりこじ開ける行動)を持っておくと、

誰かや何かに依存することなく、自分をハッピーにできます。

是非あなたも、たまに目にした占いに、

一喜一憂
ではなく百喜0憂

してみてください。
人生がちょっと、ワクワクしますよ。


というわけで今日は着陸!
明日のあなたが、今日よりもちょっと楽しい所にいられますように。

頂いたサポートは書籍代とし、学びに変えて、また皆さんに還元します。