【日記】トイレに駆け込み封筒をビリビリと破いて開ける

2024/7/10
温度26.2℃ 湿度64% 時間21:32
天気、曇り。涼しい気がする、相対的だが。すぐ乾く量の雨が降ったり止んだり。

・朝、一万円札を胸ポケットに入れたおじさんとすれ違った。話題の新札だ、初めて見た。渋沢栄一がこちらを見ていた。透視能力があるのかと疑われるかもしれないが、おじさんは釣り師のようなベストを着ていて、胸ポケットは網目状でシースルーだった。もしかすると彼は新札のアンバサダーだったのかもしれない。

・ボーナスの明細をもらった。うひょひょーい!!! アザっス!!! 人生の99%は屑らしいけど、残り1%は今この瞬間!! こらえきれず、トイレに駆け込み封筒をビリビリと破いて開ける、中身を見る。そこそこいい額を貰う。へへっ、うれしいわい。

・水虫になった、足がかゆい。感染経路は最近行きはじめた市民プールだ、多分。昼休憩中にドラッグストアによる。ボーナスが出て初めて買ったもの、ダマリンL液。これが現実。毎日一回患部に塗布する、2週間はつづけないといけないらしい。日々のルーティンに治療が加わる。人生は99%って大体こんな感じ。

・昼休憩中にスーパーに行くと半額食材を買えることに最近気づいた。半額食材は夜まで残らない、お買い得に飢えた主婦たちに根こそぎ持って行かれる。もちろん私もお買い得を追い求めている。半額のぬか漬けをポリポリと食べ、昨日の残り物である煮物を処理した。これも人生の99%。

・近所の洋食屋で夕食を食べる。ビーフシチュー、2400円。今日はいいだろう。これは99%じゃない、うれしい瞬間。スープにサラダに、食後にはコーヒーが出てくる街の洋食屋さんだ。野菜を売りにしていてコースの前に必ず小鉢が出てくる、今回はにんじんのきんぴらだった。前回は一口サイズのスイカ。

・この世界観が統一されていない感じが好きだ。水はワイングラスに入って提供される、小さなシャンデリアが灯り雰囲気のある店内。それなのにきんぴらが出てくる、ごまが効いた優しい味わい。昭和の洒落た洋食屋と実家感が両立したお店だ。食材高騰に負けずにつづいてほしい。

・宇宙食について調べていた。どうやらホテイの焼き鳥缶の柚子こしょう味はJAXAで宇宙食に認定されているらしい。市販のものと同位品、つまり中身はほとんど同じらしい。焼き鳥缶を食べながら宇宙を想ったことはないが、変な接点ができてしまった。見かけたら買うかも。

#日記

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