0002:このマガジンの題名はなぜ「だいじょうぶ?」と問いかけているのか
私が来年7月(通常の場合)に受験しようと考えている司法書士試験、その試験範囲は憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、民事保全法、民事執行法、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法と多岐にわたる。
私の学生時代の専攻は、法律とはまったく関係のない分野だった。社会人になってから2年間ほど行政法の勉強をして修士号は持っている。民法のうち契約法と家族法は実務である程度関わった。私の法律の素養はその程度だ。つまり、試験範囲の9割方について、現在の私はほぼ知識のない状態にある。
田舎町なので法律系予備校なんてない。頼りはオンライン講座。公務員と家業の二足の草鞋を履く今の状況では勉強時間は限られる。公務員を辞める来年4月から試験までの3ヶ月あまりが本格的な受験勉強期間となる。
そんな状況で、安定した収入を捨ててこの試験に挑むなんて、大丈夫か>自分? 1回で受からなければ次の受験は更に1年後。年収100万円台が2年くらい続くことになり、その間に退職金をかなり食い潰してしまう。2回受験してダメなら諦めることになるし、受かっても自営するなら開業資金が必要だ。事務所の経営が軌道に乗るまで時間もかかるだろう。その間、家族の生活は大丈夫か? 妻を含めた老後は大丈夫か?
あー、冷静に記述してみると、本当に無謀な道を進もうとしているなあ。
なので、このマガジンを「Fさん、だいじょうぶ?」と題する次第。
■本日摂取したオタク成分
「アンという名の少女」第2話、前回も思ったけどこれガチに精神に来る作りだな。一話から観ていた長男(アン初体験)が「これ、原作先に読んだ方がいいんだろうな。今のところ名作とはとても思えない」と辛口の評を残してリビングを出て行った。「デカダンス」最終話、8話くらいまできちんと観てたんだけど終盤観方がいい加減になって残念ながら楽しめなかった。ただ、出来の良いアニメとは思う。AT-Xで一挙放送する時にあらためて観よう。「この世の果てで恋を唄う少女」YU-NO第25-最終話、これももう流してるだけになってる。こっちは一挙放送をディスクに落としてあるんだが、観なければならない(義務表現)アニメやドラマや映画が山ほどあって優先順位は高くない。『絶対可憐チルドレン』59巻、松風君とドロシーがあっち側へ。74ページの悠理の台詞「昔の記憶がニセモノだったとしても、私たちが一緒に過ごした時間は本物よ」が読者に安心感を与える。予定調和は安定の謂。
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