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0418:『青天を衝け』が面白い

 大河ドラマ『青天を衝け』を、録画で観ている。放送は現在35回、年内に終わる予定なのでゴールが間近だ。しかし我が家では随分出遅れ、最近ある程度挽回してようやく29話だ。なんとか最終回はリアルタイムで観たいものだが。

 で、29話。前島密じゃあああん!

 私の少年期(昭和50年代前半)に切手収集ブームがあった。私も親の協力を得ていろいろ集めたものだ。その過程で、日本郵便の父である前島密のことを知った。小学校高学年だったか中学校だったか、国語の教科書にも取り上げられていたように記憶している。日本人の多くの人はその顔を知っている筈だ。1円切手を通じて。

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 フランスから帰国した主人公は、商才で駿府藩を救ったことから明治新政府の登用されて、様々な課題への対応にグループで臨む。前島密の発案によるものが郵便事業だ。29話では、様々な権力関係が錯綜する明治政府内部で、この新事業の必要性・有益性・対応可能性(財源問題)を議論し実現にこぎ着ける過程が心地良いテンポのドラマで表現されていた。これはまさに公務員ドラマだ。その意味でも燃えたし、元切手少年としても萌えた。素敵な回だったよ。

 子供の頃から大河ドラマを含め多数の幕末ドラマを観てきた。正直、舞台としては戦国時代と共に食傷している。しかし『青天を衝け』は間違いなく面白い。渋沢栄一というポジションから観た幕末-明治は、他のドラマのそれとは異なる独特の視点がある。妻なぞは本作があまりに面白いので、NHKオンデマンドでもっくんの『徳川慶喜』全話を一気に観てしまった(「座って議論する場面がやたら多い」そうだ)。

 ちなみに、今年4月から発行されている新一円切手を、私はまだ観たことがない。いつか出会える日を楽しみにしている。

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--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積156h47m/合格目安3,000時間まであと2,844時間】
実績92分、動画2本。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『ブルーピリオド』第6話、『sonny boy』第10話、『大正オトメ御伽話』第2話、どれも余所事しながらで話半分。『青天を衝け』第29話、上記のとおり。

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