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0378:信頼関係ということ

 今日の司法書士試験対策講座の講義動画、冒頭30分ほど講師先生の小学生時代から青年期までの経験談があった。これまでも3~4本1セットの講義の中で数分程度講義から少し離れた雑話をすることは(受講生側の疲労への配慮もあってだろう)あったが、今回は拡大版だ。大学入学の経緯、司法試験がうまく行かなかったこと、伊藤塾講師になるきっかけなど、講義本編と同様に2倍速だが余所事せずに聴き入った。

 こういうの、大事だなあ。

 以前にも少し書いたことがあるが、公務員時代に別の大手法律予備校に法律系資格試験対策講座の運営を委託して、遠方から講師先生に毎週通ってもらったことがあった。その時も今の講義ビデオと同じように、大半はハイスピードで問題集とテキストを往復する高密度な内容だったけれど、その合間に先生の雑談が入った。これが受講生たちに講師の人となりを伝え、慕われ、信頼関係を築くことに繋がる様子を、私は担当者として間近で見ていた。もちろん私自身も先生との信頼関係が出来、その資格を既にもっていたこともあり裏方アシスタントを務めることもあった。私が担当時代や異動してからも講座は数年間続き、当地においでになる度に飲み会をセッティングしたものだ。

 法律系の試験勉強は、受講生にとって労の多い営みだ。しかもそれが数ヶ月から場合によっては数年間続く。テンションは浮沈し、放っておけばモチベーションも次第に低下する中で、講師との人間的な信頼関係はテンション維持・モチベーション再燃の大きな鍵となる。特に、教室で直接顔を合わせていればコミュニケーションから自然と醸成されるものが、講義ビデオ受講では望めない。その分、こうした「語り」の時間が大きく補っていると感じた次第。

 こちとらの学習はまだ115h/3000h、テキスト学習直後ならドリルも概ね行けるが日が経つとぽろぽろ記憶も理解も欠落している五十代半ばのロートルだ。でも、がんばろ、と思えた。まずは年度内に本論編を一周終わらせないとね。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積115h48m/合格目安3,000時間まであと2,885時間】
実績132分、動画3本とドリル。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『MUTEKING THE Dancing HERO』第1話、子供の頃に観てたけど内容は全然覚えてない。冒頭いきなりわたせせいぞうパロで笑った。これ、想定視聴者年齢高め? 総監督に高橋良輔がクレジットされててびっくり、どういう関係? ポップな画面作りは嫌いじゃない。ただシナリオはぬるい。まあ、しばらく観つつげてみよう。『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』第1話、お、これおもろいな。転生する前の世界が十分オモロイのだが、転生して次回からどうなるのか。他の仲間たちの残る現実世界との往復はあり得るのか。『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』第1話、シビアな背景で日常物というパターン。まあ面白いっす。『月とライカと吸血姫』第1話、これ、いいなあ。なんだろう、今期も面白い作品が多くて困る(困ってない)。

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