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0897:古本屋に本を売ったの久しぶり

私は子供の頃から本の虫で、社会人になってからは日々本を購入してきた。家を建てた時には書庫専用に八帖洋間を充て、壁三面と中央に二列の書架を入れた。そこにも収まりきらずに床に積み上がり廊下や居間寝室にも浸食している。ある時期から積極的に電子書籍に以降したお陰で浸食スピードは大きく落ちたが、それでも紙しかない本もある。

で。当然二度と読まない本、処分して構わない本が大量にある。以前は時折まとめて千冊くらい古書店に引き取ってもらっていたが、近年はそれも途絶えていた。売る本は売るほどある(?)、ただ、整理が面倒くさいのだ。例えば何十巻もあるコミックス、途中の巻が見あたらず揃わないとかね。そうなるともうやる気がなくなる。

さて。今日、久しぶりに古書店で本を一冊売った。田中亘『会社法』第3版だ。一年半くらい前に購入し、読まないまま書架に入れていた。ふと調べたら、今月末に第4版が出るという。第3版が出てから3年、刷ではなく版を新たにするのとしてはえらく早い気がするな(民法なんかどんだけ待ってるやら)。

どうせなら新しいのを買い直そう。となると、手元の第3版は不要になる。第4版が出れば値崩れするかもだし、早速本書1冊だけを売りにブックオフを訪れた。我が街には他に古書店がないわけではないのだが、高く買ってくれるところをあれこれ探す気はなく、最も近い古書店がそこだったというわけだ。

以前ブックオフに漫画などを売ったときには1割+αくらいの価格だった。会社法第3版は税抜き3,800円、4版出版情報がブックオフのデータベースに反映してたら買い取り価格は下がってるだろうなー。どのくらいだろう。

結果はジャスト千円、三桁を覚悟していたので予想よりは良かった。定価の26%か。これをいくらで売るのかな、なんてことは考えなかったけれど、この記事を書くのに先程Amazonで調べたら2,112円が古書最安値だった。

https://amzn.to/40FYYfw

査定の時間に店内で書架を見てまわって思ったけれど、古書店は「売れるまで並べて待つ」ことで商売が成り立っている(全国チェーンは店舗間での流通もあるだろう)。売り手は買い手を探す手間と時間を惜しみ、割安で古書店に引き取って貰う。査定時に「これでお売りいただけますか?」と店員さんに聴かれた。まさにそこなんだ、売り手が納得して手放す。古書店は辛抱強く売れるのを待つ。古書はそうして回っている。

--------以下noteの平常日記要素

■本日のやくみん進捗
カクヨムで第一話第四章(28)を公開。

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積327h35m/合格目安3,000時間まであと2,673時間】
講義動画の流し聴き。余所事しながらなのでほとんど頭に入らないけどリハビリみたいなもんで。時間にはカウントせず。

■本日摂取したオタク成分
『もういっぽん!』第10話、白熱の戦いよのう。『HIGH CARD』第8話、結構この敵いやーん。『イジらないで、長瀞さん2nd Attack』最終話、お、ひと区切りついた? ここで終わっても(3期なくても)良さそうな感じ。『氷属性男子とクールな同僚女子』最終話、これも幕引き。

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