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0196:4KTV導入

 5年前に家業を継いでから、自宅と30km離れた実家の二拠点生活が続いている。自宅は自分の巣なので、趣味のアニメやドラマを観るのに42型のテレビが活躍しているが、老親が住んでいた実家には17型の小さなテレビがあるのみ。公務員を早期退職して週の半分は家業=実家で過ごすことになり、実家用にえいやっとテレビとレコーダーを購入した。55型は初めて、有機ELも初めて。

 電器屋さんがテレビ台の組み立てや既存テレビの移設を含めて二人組でテキパキ作業してくれて、一時間ほどで全て完了。すごいなあ、これ自分でやってたら半日かかってただろう。これで居間のオタク成分視聴環境が充実した。当面の録画予約を含めてあれこれいじってみる。4K放送は初めてまじまじと観たが、さすがに綺麗だなあ(綺麗に映る素材を4K番組にしてる、というのもあるのだろうけれど)。今時のテレビの特徴としてネットの動画サービスをあれこれ観れるようになっている。元々会員になってるAmazon Primeで「蜘蛛ですが、なにか?」12話を試しに視聴、最初に点けた時にはドットが荒くてかなり見劣りかしたが、少しして再度試してみると気にならない画質となった(私はそういう目は肥えてない、為念)。これまで録画に頼ってた新作アニメ、これで観れちゃうなあ。Tverとかドラマ系で欲しいものがなかったりするのはちと残念。台所に移設した古いディーガの録画データを居間で再生することもできるし、iPadで自宅から観ることもできる。素晴らしきかなオタクライフ。

 まあ、単なるインプットの愉しみにとどめず、アウトプットの仕事にも生かしたい。でも、どうなんだろう、さすがにこれ個人事業の経費に計上するのは無理? せっせとアニメやドラマの所感を原稿としてアウトプットしてれば認められる? 原稿料が発生しなければダメ? まあ年末までは自然体でやっていって、確定申告の時に整理しよう。

■本日摂取したオタク成分
『鬼滅の刃』第2~3話、本放送時は適当に見流していたあたり(てか1話以外はほぼそう)だけど、こういう序盤の修行回(ハガレンにもあったよね)でもきちんと作ってる。『モコミ 彼女ちょっとヘンだけど』第9~最終話、うん、最後まで良かった! これはガウォッチの初回で取り上げてもいいな。『ホリミヤ』最終話、しまったほとんど観てなかった。でもまあ、全体として好感度の高い思春期恋愛物だったね。『スーパーカブ』うわっ、これ予想外の良い出来。最小限の台詞で映像で表現している。その映像の作りがまた丁寧。なんだこの力の入れよう。まるで映画みたいな感覚。スーパーカブは父が乗ってたけど私は乗ったことがない。でも、若い頃に2ストローク125ccで北海道行ったり奥の細道回ったりしたので、感覚はなんだかとてもよく分かる。てか、調べたらまだ売ってんのかスーパーカブ! しかもイタリア映画みたいなお洒落な感じ!! リッター105km!? 110ccモデルもあんの!!??

『オッドタクシー』第1話、スーパーカブ観た後なので全然期待してなかったのだけれど、これも才気煥発、昔の湯浅政明に通じる感覚。なんだ、今期、もしかして豊作?

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