見出し画像

1031:読書力の低下

3歳の頃にウルトラマントランプで文字を覚え、小学生になると近所の図書館に通い詰めて、中学に入る頃には「趣味は読書」と公言して憚らなかった。ピークはやはり20代。30歳の時に東京勤務を経験し、片道小一時間の電車通勤は本当に読書が捗った。40になるくらいまでは、間違いなくいろいろ読めていた。たとえ冊数の7割がコミックであったとしても、だ。

あと2年で60になる今、読書量はめっきり減ってしまった。コミックは一部の例外を除いてkindleで購入するようになり、面白そうな作品を沢山買っているにもかかわらず、多数の積ん読が発生している。ましてや活字の本は、一冊を読み通す経験が滅多になくなった。面白そうなところをつまみ読みするくらいだ。

理由はいくつかある。

まず肉体の衰え。特に強度の近視に老眼が加わり右目は白内障緑内障という状況では、なかなか集中が続かない(これは法律学習テキストを読むのにも影響が出ている、なので今は専ら講義を聴きながらつまみ読み)。

次に精神の衰え。面白いなあと思いながら読んでいても、疲れを感じ出すともう画面を見ていられなくなる。

そして習慣の変化。昔は読書に充てていた時間が、今はネットになっている。特にTwitterは魔物だ。いくらでも時間が溶けていく。実は3つの理由の中でこれが一番なのかもしれない。どこに行くにもiPadを携帯して、暇があればそれを開いているのだから。それで読書をすりゃあいいのに(または法律の演習問題とかね)、つい指はブラウザを開いてしまう。

昔は「退職したらたくさん本を読むぞ」と思っていたのに、いざ高齢になると読書力が衰えているという罠。みんな、若いうちに本を読んどきなされ(年寄りモード)。

--------以下noteの平常日記要素

■前回以降の小説進捗
進捗なし。

■前回以降の法律学習ラーニングログ
【学習時間1h43m/リセット後累積51h58m/リセット前累積330h42m】
憲法講義動画1本、信教の自由の後半と学問の自由。時間切れ、基礎力確認演習は明日回しにしよう。

■前回以降摂取したオタク成分
『パリピ孔明』ドラマ版第5~6話、アニメ版で知ってるのはここまでかな。まあアイドルの表現とかになるとアニメの方が分が良い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?