0518:戦争が始まってしまった
私は昭和後半生まれ、「戦争を知らない子供たち」だ。今年が戦後77年であることを考えると、今の日本人はほとんど「戦争を知らない子供たち」ということになる。
小学生の頃は「親が子供の頃に戦争があった」というイメージで、自分はその後に訪れた平和を生きているという自覚があった。一方で、「人間はバカだから、自分が生きている間に絶対に一度は日本が戦争当事国になる」という予感もあった。なんというか、悲観的な子供だったのだろう。
朝鮮戦争は生まれる遥か前だ。ベトナム戦争は終戦が小学校中学年なのでよく知らない。冷戦終結と天安門事件は大学生時代、父ブッシュのイラク開戦はバイト先のテレビで報道に接した。同時多発テロは乳児と幼児の子育ての最中、深夜残業を終えて帰宅して点けたテレビで観た。以後、中東とアフガニスタンを舞台にした戦争・内乱はずっと続いていた。そして公務員を早期退職してほぼ一年が経とうとしている今、今回の戦争が起きた。
日本が他国に攻められる戦争は、この半世紀あまり、まだ経験していない。でも、それが決して起きないという保証はどこにもない。ウクライナの人たちがそうであるように、私たちもまた、いつか当事者となるだろう。小学生の頃の予感は、五十代半ばを過ぎた今でも、リアルに持ち続けている。
--------(以下noteの平常日記要素)
■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積216h38m/合格目安3,000時間まであと2,784時間】
ノー勉強デー、ボランティア関係の作業が複数山積みで今日は手つかず。
■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『僕は友達が少ない』第2~5話、まあアニメとしてのクオリティは一定の水準にあるから、愉しめることは愉しめる。ただ、自分のストライクゾーンの端っこくらい。『冴えない彼女の育て方』第10話、思春期願望爆裂展開。まあそれははがないも同じ、というよりラノベの本質かも。
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