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【ハッコウ!~船橋屋就活記~】 入社3年目田中さん

【ハッコウ!~船橋屋就活記~】
和菓子唯一の発酵食品、くず餅を看板商品とする船橋屋。そんな船橋屋に新卒入社した社員の就活記録では、"発光〈ハッコウ〉"する彼らの実録をお届けします!

────いつから就職活動を始めましたか?

 就職活動は、大学2年の冬から始めました。大学1年のときからインターンシップに行っている友達もいて、大学に入ったばかりだよ?と思いつつ、私も始めました。

────早い!どのような業界から見始めましたか?

 もともと興味があったのは、印刷や出版、パッケージ系でした。昔から紙が好きで、ショッピングバックやお菓子の箱など、可愛いものをとっておく癖がありました。

 実際に仕事するとなったら自分が無意識で集めている物だったり、理由なく好きだったりするものの方が興味が湧くと思い、パッケージや印刷系を見ていました。他は、本が好きなのと司書の資格を持っていたため、図書館や出版業界を見ていました。

────食品は見ていなかったのですね!

 アルバイトでもカフェのホールくらいしか経験がなかったので、自分が食品の会社で販売職をするイメージが最初はありませんでした。

────それでは船橋屋との出会いを教えてください。

 船橋屋を見つけたきっかけは、採用情報サイトで『パッケージ』とキーワード検索をしていたところ、船橋屋が出てきました。

 実際に船橋屋のページを見たときに、POPやパッケージ関連の情報があって、社内にこういう仕事もあるんだなぁと感じたのと、ページを読んでいるうちに小さい頃によく食べていたくず餅の会社だということを思い出しました。

────小さい頃にくず餅を食べたことがあったのですね!

 小さい頃から祖母が買ってきてくれて食べていました。家族で夕食後に甘いものを食べる習慣があって、フルーツやくず餅が多く出てきました。

 祖母がよくくず餅を買ってきてくれていたのですが、年々外出が難しくなり、一時的にくず餅とは遠い時期もありました。

 大学生の時に採用情報サイトで久しぶりに船橋屋を見つけて、『老舗』や『永年企業に学ぶ』というキーワードに興味が湧き、インターンシップに参加しました。

────船橋屋との再会・・・!インターンシップの印象はありますか?

 船橋屋の創業家訓の『売るよりつくれ』の言葉に惹かれました。企業というと、いかに利益を上げるかというような話をされると思っていたので、先義後利の考え方が当時は衝撃的でした。当時のことを記録した就活ノートにも、すごい筆圧で書き残すくらい・・・(笑)


────具体的にはどのようなところに興味を持ちましたか?

 船橋屋の歴史や伝統です。

 船橋屋が1800年代から今にいたるまで成長してきた理由には、社訓やいい会社を作ろうとする精神、人を大切にしたり、儲けずに儲かる方を実践してきたからだということがわかりました。

 すべてに対してまっすぐで誠実で、歴史や伝統を大切にし、老舗ながら最先端なところが船橋屋を好きになるきっかけになりました。

 初めて夏の1DAYインターンシップに参加した後は、秋の3DAYSインターンシップやランチ会、冬の1DAYインターンシップを経て選考に進みました。

 船橋屋のインターンシップは、船橋屋について学んだ上でマーケティング企画を学べたり、店舗の社員も参加してくださっており、夏の1DAYインターンシップ以降も楽しく学べる機会になると思い参加しました。

────船橋屋への決め手や好きなところはなんですか?

 自分の働く姿、キャリアを想像できたことが一番の決め手でした。内定をいただいたときは、目的を持ち、互いに承認して即行動できるようにと心に決めたことを覚えています。

 なにより自分のありのままを受け入れてくださる方が多くて、この方たちと働きたいと思いました。

────具体的なエピソードはありますか?

 インターンシップのグループワークで船橋屋の方々から好反応をいただけたのが嬉しかったです。

 『くず餅のマーケティング企画を考える』というお題のグループワークだったのですが、私が提案した案を、グループの仲間が賛成してくれてそのまま発表しました。

 船橋屋の方々の反応を見たときに、自分の考えたことや感覚を面白いと思ってくれる人がこの会社にいるんだと思うととても嬉しかったです。

 また、面接で持参したプランシート(入社後取り組みたいこと)を幹部の方に見ていただく機会があったのも経験として大きかったです。緊張する面接も、笑顔で自然体で話すことができました。


────今後挑戦したいことはありますか?

 挑戦したいことは、商品や店頭ビジュアルなど、時代に合わせて更新していくことです。

 パッケージは好きですが、中身があってのパッケージなので、その商品が美味しそうだなと思ってもらえるお店の外観づくりに挑戦し続けたいです。

 そして、店頭を見てきてくれた人には、最大級の感謝をして接客していきたいと思います。

────最後にメッセージをお願いします。

 考えるより動く!楽しむ!どんな結果になっても大切な経験になるので、自分で行きたいなと思って動くのが大事だと思います。

 私もインターンシップを経て、社会やいろんな仕事があるんだなと知るきっかけになりました。正直、いろんな仕事、社会の営みをゆっくり時間を使って体感できる期間はこの時期だけだと思うので、それを楽しんでほしいなと思います。

 あと、習慣が才能です。自分の長所出しに苦労しましたが、習慣化されている、自分の生活を振り返ってみることがおすすめです。例えば、挨拶や早寝早起き、健康など、無意識にやっていることから長所を見つけられると思います!

 早寝早起き朝ごはん、健康に気をつけて就活を楽しんでほしいです!

────田中さんの美しいお店づくり、今後も楽しみにしています!貴重なお話をありがとうございました。


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