#36 ホルンに少し細工をして音色を豊かにする工夫!

わたくしはアレキサンダー103という、ホルン界では超有名な楽器をメインに使っています。

割と当たりの楽器で、よく鳴るのですが、もう少し音を豊かにしたい!と思い、4年ほど前から少し細工をして使っています。

細工というのは、写真の薄い金属の円盤。ロータリーウェイト。これをホルンのロータリーキャップの間のところに1枚はめ込みます。これだけ。外すのも簡単。
モノ自体は、新大久保のウインドクルーで買えます。アレキ103用の他、いくつかのメーカーに対応したものがあると思います。

わたくしは、4番ロータリーのところに1枚入れていますが、アレキ103だと3番ロータリーに入れている方も見かけますね。
どこかのロータリーに1枚だけで良いです。それ以上入れると重くなりすぎます。

さて、どう音が変わるのでしょうか。
管内を弄るわけではありませんが、楽器の抵抗が明らかに増します。それと同時に、音の厚みが増え、遠鳴りするようになります。
フィンガリングで音のつながりも滑らかになりますね。

楽器の抵抗が増すので、吹奏感はけっこう変わります。このロータリーウェイトを入れたあと、けっこう時間を掛けて吹かないと楽器に慣れないと思います。そこはご注意を。

わたくしも、最初は半信半疑でこのロータリーウェイトを入れてみましたが、今では、自分のホルンの音色には欠かせないモノになっています。
興味がある方はぜひ試してみていただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?