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スマホの外側の世界にも目を向けるべき

これは フェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar 2019 4 日目の記事です。

人間はわがままな生き物

某ガソリンスタンドで現金やカードを使わずに給油できるキーホルダー型の決済ツールを使っているのですが、先日、登録しているクレジットカードを変更しようと思ってググってみると、店舗でしか変更できないとのこと。店舗での変更は、数メートル歩き、数分の手続き時間で終わったのにもかかわらず面倒に感じました。
ほぼ同じ頃にpasmoのオートチャージの有効期限が切れて(というか期限自体があるのも知らなかったが)、これもまた窓口まで行かないと延長の手続きができないとのことで、どちらのケースもネットで簡単にできそうなんだけどな、と大した手間でもないことに歯がゆい気持ちになります。
他にも購入手続きはネットやアプリでできるのにどこかで発券しなければならないサービスは世の中にはたくさんあります。自宅で営業時間外に購入できて便利ですが、わざわざ発券するために並ぶというのは微妙ですね。システムや管理の問題でそうなっているとは思いますが、便利になったことにはすぐに慣れて、ちょっとした課題がすぐに不満につながります。

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目の前のことだけに集中しない

アプリだけで完結するサービスもあるため一概には言えませんが、アプリだけで解決できなかったり、他に影響を及ぼすこともたくさんあります。
我々はリアルな世界で生活していて、その生活を豊かにしたり楽しくしたり便利になるようにするためにアプリを考えているにも関わらず、スマホやアプリの中で閉じたバーチャルな世界で会話がなされて、リアルな世界が置き去りにされることがよくあります。
アプリを作る仕事をしていて、業務に追われる日々を送っていると、そこだけに集中してしまい見落とされることもたくさんあります。私も仕事に追われると視野が狭くなるときはあって、どんな時でも一歩引いたところから俯瞰して見られるようなりたいと思っています。心に余裕が欲しいです。。。

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ダラダラと書きましたが、スマホやアプリは今やなくてはならないツールであり、我々の生活を快適にしていることは間違いありません。
広い視野を持ち、過去と比較した”相対的な便利”ではなく、”絶対的な便利”を提供できるアプリをつくるために、少しでも世の中のためになる仕事をしていければと思います。

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