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ONLINE Debate Championship 大会ルール

§1.参加資格/チーム構成

1.2000年4月1日以降に生まれた方が本大会に出場できます。
2.出場する際は、2~4名によるチーム単位での登録が必要です。但し、運営に相談があった場合にはこの限りではありません。
3.申し込む際には、大会要綱や申込フォームに別途記載の注意事項全てに同意いただく必要があります。

§2.試合形式/勝敗

1.肯定側は論題を肯定する立場を取り、プランを提出します。 否定側は現状維持の立場を取ります。
2.ジャッジは、提出されたプランから発生するメリットとデメリットを比較し、メリットがデメリットを上回っていれば肯定側に、そうでなければ否定側に投票します。
3.試合は、大会主催者が定めた論題について日本語で行われます。フォーマットは以下の通りです。

肯定側立論(6分)
否定側準備時間(2分)
否定側質疑(3分)
否定側準備時間(2分)
否定側立論(6分)
肯定側準備時間(2分)
肯定側質疑(3分)
否定側準備時間(2分)
否定側第一反駁(4分)
肯定側準備時間(3分)
肯定側第一反駁(4分)
否定側準備時間(3分)
否定側第二反駁(4分)
肯定側準備時間(3分)
肯定側第二反駁(4分)

4.チームの各選手は、必ず 1 つ以上のステージを担当する必要があります。但し、ある試合においてスピーチ等を担当しないディベーターがいても構いません。

§3.スピーチと証拠資料

1.反駁において、立論で提出されなかった新規の主張や根拠、また自サイドの前パートまでに反駁が可能だった主張や根拠を提出することはできません。

2.スピーチの中で、選手は文献等を引用することができます。引用する際は以下のルールに従ってください。

A.証拠資料としては、書籍、新聞、雑誌、カタログ、パンフレット等、紙媒体に記録されたもの、 またはインターネット上で流布している情報で、日本国内において広くアクセス可能なものを使用することができます。
口頭でのインタビュー、ラジオの録音、テレビの録画等、後日信憑性を調査することが困難なもの、 有料の会員制のインターネットサイト、極めて配布地域が限定されたビラ等、一般のアクセスが制限されたものは、 証拠資料として使用することはできません。
ただし、同内容が広く一般にアクセス可能な別媒体に記録されていることが保障される場合はこの限りではありません。

B.外国語の文献をそのまま引用すること,もしくは独自に翻訳して引用することは認められません。また、日本語の文献であっても、引用の際には原文を改変することは認められず、中略する際は中略したことを明示する必要があります。

C.図や表の証拠資料を引用する場合も口頭で読み上げるものとし,視覚的に掲示することは認められません。

D.試合で使用する証拠資料は、全て下記の情報を揃えている必要があります。
・著者の肩書、発行年(発行年が不明な場合は最終閲覧日)
・WEB上の資料の場合は参照元URL
・原典の控え(紙媒体であればコピー、WEB上の資料であれば当該ファイル)

3.自分たちの準備時間中に、相手チームがそれまでに引用した証拠資料の提出を求めることができます。提出を求められたチームはその資料についてdiscord内のチャットにペーストするなど、相手に実際の引用した文章が正しく伝わるようにしてください。

4.審判あるいは相手チームから、それまでに引用した証拠資料の提出を求められた場合、各チームは証拠資料を提出しなくてはなりません。

§4.大会システム

1.本大会は予選と決勝の二部にて構成されます。予選ではリーグ戦、決勝ではトーナメント方式を採用します。

2.予選順位決定には、試合の勝敗、得票数、並びにバロットを用います。バロットは、別途公開する大会公式バロットシートの基準に基づいてジャッジが採点します。

§5.反則行為と処分

1.次の行為があったときは反則とし、悪質な場合、審判団の判断でその試合を敗戦にすることがあります。


A.選手が試合前に届けられたステージと異なるステージを担当したとき。
B.スピーチ中の選手に対して、他の選手が口頭でアドバイスを行ったとき。但しスピーチ中に個人チャットなどで指示を送ることは妨げない。
C.私語等により、スピーチの聞き取りを妨げる行為を行ったとき。
D.審判や相手チームから証拠資料の提出が求められた際、これに応じないとき。
E.証拠資料を捏造して使用したとき。
F.証拠資料として元の文章を改変したものを引用したり、元の文意を変えるような不適切な省略をしたとき。
G.選手等が司会者や審判の指示に従わず、試合の継続が困難と判断されるとき。
H.選手が試合中にチームの選手以外の者と相談をしたとき。
I.その他試合中、選手に著しくマナーに反する行為があったとき。

2.審判は、ディベーターとして期待されるマナーに反する行為があった場合、それらが敗戦ないし失格に至らない程度であるときでも、当該選手が所属するチームのバロットから減点することができます。

3.大会申込時に同意いただいた条項について違反が確認された場合、反則と見做して勝ち点やバロット等の剥奪を行う可能性があります。


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