【2022年8月版】生き物苦手板と黒ムツについての解説

生き物苦手板及び黒ムツの主張、猫駆除、餌やりなどについて私個人の意見を交えつつ解説しています。恐らく考えの相違がある部分もあるでしょうが、私は動物が好きで動物虐待を無くしたいと心より願っています。それだけは信じて欲しいです。

生き物苦手板って何ですか?

主に猫の虐待方法に関する情報交換がされている掲示板です。現在は私F9によって機能停止に追い込まれ、したらばや爆サイといった外部サイトに逃げ込んでいます。

黒ムツって何ですか?

生き物苦手板の住民です。名前の由来は黒いムツゴロウとから来ています。猫の虐待を「害獣駆除」と言い張っていますが、数々の書き込みからそれは建前で猫虐待を楽しんでいるだけという説が有力です。

猫虐待は動物愛護法に違反しないと言うけど?

確かに「みだりに」猫を殺傷しない場合・合理的な理由があれば法律には触れません。しかし自分から猫を捕まえてバーナーで焼くなどしている場合は法律に違反します。
愛護動物は牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひるの11種類の動物と、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類が含まれます。犬や猫は野良であろうと愛護動物に含まれます。
他にも野生の鳥獣を許可なく捕まえる事も鳥獣保護法により禁止されています。

飼育されていた猫が屋外に出て毒餌を食べた場合、毒餌を仕掛けた人は不法行為責任(民法709条)に基づいて損害賠償を支払う責任を負う事になる可能性もあります。

猫の餌やりは違法なのですか?

京都市や和歌山県では無責任な猫の餌やりを禁止する条例があります。
無責任な餌やりに関しては、餌やりをしている人に対し数十万円の損害賠償を命じた裁判例があります(平成15年6月11日神戸地方裁判所判決)。
餌やり自体を禁止した裁判例もあります(平成22年5月13日東京地方裁判所立川支部判決)

私個人としては猫の餌やりはメリットもあり、デメリットもあるものというのが見解です。一番悪いのは飼育放棄する飼い主な訳ですが・・・。

餌やりは野良猫が増える原因であるという一面があります。結果的に駆除される猫が増えるのは不幸な事です。反面餌に有り付く事が出来ずに餓死する猫もいますので一概にデメリットばかりとも言えません。これ以上は何も言えません。

猫の毒餌って具体的にどんなものがあるのですか?

例えば不凍液は、シュウ酸カルシウムなどの腎毒性物質が含まれており、これを飲んだ猫の腎臓は細胞が破壊されます。錯乱状態、嘔吐、下痢、衰弱、呼吸障害、けいれん、発作、失神、昏睡など症状が出て、数時間のたうち回り苦しみながら死に至ります。
不凍液には「エチレングリコール(EG)」という液体が含まれており、これが猛毒です。犬は大さじ1杯、猫だと小さじ1、2杯が致死量とされています。
他にも殺虫剤や農薬として使用される「ランネート」と呼ばれる薬剤で毒餌を与えていたケースもあります。(苦手板用語で蘭姉やランネーなどと呼ばれます)

黒ムツは害獣駆除をしているだけなのですか?

害獣駆除ではなく動物虐待です。間違えないでください。
本当に猫を駆除したいだけならバーナーで焼いたり沈めて溺死させ、その様子を動画にしてアップロードする必要はありません。
結局は駆除を言い訳に虐待したいだけなのです。

猫が害獣という意見について

その辺りは立場によって変わると思うので私の方から明言はしませんが、どんな生物であっても「虐待」は認めて良いものではないと考えています。(野良猫のフン害や騒音、衛生問題などについては理解しています)
猫が嫌いなのは別に構いませんし、害があるという主張も一定の理解は示していますが、虐待は法的にも倫理的にも認められない行為です。
野良猫が増えたのも無責任な飼い主の影響によるもので、(本人なりの善意での)第三者の餌やりによって不幸な野良猫が増えている側面があります。不幸の連鎖が断ち切られる事を祈ります。


若干黒ムツの主張を擁護するような部分もありますが、彼らの虐待という行為に関しては決して擁護出来ません。猫に限らずどんな動物にも多少は害があり、それを理由に動物を嫌うのは個人の自由です。駆除云々についても合理的な理由がある場合は、ある程度は仕方ないのかなという思いもあります。

ですが虐待・虐殺は犯罪行為です。駆除と虐待は全く違います。



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