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僕は君の誰でもない。

今日は説明が難しい話なので
最初に明記。
お題『僕は君の誰でもない/タイトルからテキトーに内容を考える』あったらノベルズ様

生命倫理に反して作られたクローン人間。複製元の科学者にはクローン人間を作り続け自分の研究を完成させる野望があった。
しかし、何者かによって、その科学者が殺される。クローン人間は研究や生活の中でその犯人を追うことになる。クローンが複製できるとはいえ、報復というより、殺され続けてはどうしようもないという自身への生命への軽視に似た感情からだった。
生命倫理に反して作られたクローン人間。複製元の科学者にはクローン人間を作り続け自分の研究を完成させる野望があった。
しかし、何者かによって、その科学者が殺される。クローン人間は研究や生活の中でその犯人を追うことになる。
一方、妻とはクローンによる小さな齟齬からうまくいっていない。一方、妻とはクローンによる小さな齟齬からうまくいっていない。小さな違和感は軋轢を生む。
命への軽視、倫理観の欠如。妻との関係の中で自身の不完全さ。生命倫理に反して作られたクローン人間。複製元の科学者にはクローン人間を作り続け自分の研究を完成させる野望があった。
しかし、何者かによって、その科学者が殺される。クローン人間は研究や生活の中でその犯人を追うことになる。
一方、妻とはクローンによる小さな齟齬からうまくいっていない。これらに悩むことは複製元ではあり得ない。それを作った親である彼は、これらの考えの段階はとうに超えていたはず。
それにギャップを感じてしまう歪な存在である彼は自身への存在意義にも戸惑いながら犯人を追い詰めるが……犯人は妻だったであることが分かる。
では、あの2人での生活は?
偽りの存在である彼にも幸せはあるのだろうか?

中本賢太『僕は君の誰でもない』

【後書き】
妻は夫がクローンを製作しているとまでは知らずに戸惑っていて、それゆえに齟齬も生じている設定もあります。
もちろん、夫を殺害するほどですので、元より関係はうまくいっていません。
んー……矛盾なく設定できないですね。難しい。
恋愛ものなら、最後に別れて、もう他人ってことでタイトル回収できるのですが 汗
作者名が普通の名前ですね。たまに「吉村よしむら」とか「スカート・ビショヌレーナ」とかタイトルよりそっちに目がいくことがあるんですが 笑

【おまけ】
Twitterにつぶやいたあったらノベルズさんへのお題の返し。

吉村よしむら『ふつうの6月』に対しては

2本思いついたから簡単に。

1.心の風邪を引いて不登校になった少年がカフェ「とまり木」の変わった人たちと穏やかな交流を描いた6月(風待月)1ヶ月間の話。

2.洗脳により殺人を犯した側と、洗脳した側、被害者。3人の視点で「ふつう」を問う人間の心の弱さを描く6月(蝉羽月)の話。

と返しています。

あったらノベルズさんは絶妙なタイトルを考えてきます。さすがですね。
気分転換に楽しんでやっていますが毎回うまくタイトル回収できてればいいんですが。

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