【成長記録】Tillandsia "Kei" (ドラティー×アエラントス)
Tillandsia "Kei" (ドラティー×アエラントス)の成長記録です。
Tillandsia "Kei"とは
本田み、が圭さんに敬意を表して勝手につけた品種名
多分こんなこと言われても意味わからんと思うのでとりあえず読み進めて下さい。(笑)
現在の姿はこんな感じ。かなり大きくなりました。
2024年4月7日撮影
交配したのは2017年の初夏。
交配当時の様子
ドラティーとアエラントス来開花時期がかぶっていないのでなかなか交配が難しいのだけれど、なぜかこの年は同時に咲いたので交配できた。
ちなみにドラティーは白くてもふもふのなかなか珍しいタイプなのでそのうち紹介予定。
交配から半年後
ドラティのシードポッドって上手くいくとここまで大きくなるんですよね。
(大抵真夏の暑さでシケる)
2018年1月、シードポッド炸裂
交配から半年ちょっとで種子が完熟。
シードポットが弾けるまでにかかる時間はイオナンタ(約1年)やキセロ(約1年半)に比べるとかなり早い!
2018年3月、種子をみんなに配ることに
当時はまだ無菌播種の技術も、大量に播種するスペースもなかったことから、自分で育てる分以外はフォロワーさんたちに配った。
今思うとこれがかなりファインプレー!
播種から2か月後…
発芽率が低すぎる!!
これはほかに配った方も同様で自然播種組はこの時点でほぼ淘汰されてしまった…
そして上のツイートの翌日…
まさかの残機2に・・・
まだこんなに小さいのに大丈夫なのか。…
更に3か月後…
ラスト1株に… ヤバイ!!
真ん中にちっちゃいやつ。この時点で半ば諦めモードに
そして3日後…
全滅!!
終わりました。
いくつもの奇跡が積み重なり生まれた未知の交配種がこの世から消えた。
失意のどん底にいた本田みは当時通っていた大学にも行かずに留年。
このまま虚無の人生を歩むことになるのかと思っていた矢先!!
神が舞い降りました。
以前種子を配ったフォロワーさんの中にいたのです。
無菌播種で大事に育ててくださっていた方が!!
2個体無事に育っているらしく世界に2個体しかないものをどちらもお返ししてくださいました!!!
当時の写真がこちら
この日の帰りの電車でこの株の名前を決めました。
Tillandsia "Kei"
この株を世界中に普及させて圭さんの偉業を未来永劫語り継ぐのです。
この株を絶対に枯らしてはいけない。そう心に誓って・・・
1年後…
早速1株枯らした…
まじで申し訳ない…
世界に2個体しかなかったKeiがいきなり1個体に…もう絶対に枯らせない。。
さらに一年後
2022年11月の様子。
立派に生きてます!
割と安心できる大きさに育ちました。
更に1年後
2023年5月撮影。かなりデカくなった!
この姿でドラティー並に大きくなるのであればかなり面白い品種になるかも。
更に1年後
かなりいい感じ!!
ドラティーでもアエラントスでもない姿!
極寒の寒さに当てなければ開花しないアエラントスの特徴を受け継いでくれてればこのまま開花せずに大きくなり続けてくれたりするのではないかと少し期待。
枯らせないプレッシャーはあと10年くらい続くのかな…(笑)
という事でTillandsia "Kei"の紹介と圭さんの偉業を称える記事でした。
おしまい