ジコチュー-1

当事者研究を家族と。

2012年から撮影でお邪魔している北海道浦河町にあるべてる家。べてるの家とは、1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。そのべてるの家で2001年から始まった「当事者研究」を私は家族でやっています。

今年、家族会議として朝日新聞出版のAERA with Kidsや、毎日新聞で取り上げてもらいました。


そしたら、ありがたいことに講座やワークショップをさせていただく機会ができました。

うちがやっていることは、困ったことを家族の真ん中において研究というの目線で、ワイワイがやがやと語し合っています。例えば、「歯磨きの研究」「すね方の研究」「ウソの研究」「けんかの研究」「友達とのつき合い方研究」「怒りの研究」なんでも研究テーマになります。

困ったときに「研究しよう!」と家族を誘って始まるのが特徴です。

研究をしても問題の解決はしないです。けんかの研究をしてもやっぱり親子喧嘩はしています。でも、数は減ったし、親子喧嘩の質が変わってきました。捉え方が変わったり納得できたりすると、なんだかすっきりして家族みんなが家にいやすくなるという不思議な現象があるのが研究のいいところです。
困ったことが次々に溢れてくるうちの家族にとっては研究がなくてはならないものになってます。

今までFacebookでアップしたいたのですが、FBをやっていない人から見たいとご要望をちらちらっといただいたのでここでも江連家の研究をぽつぽつとアップしていきます。

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