見出し画像

蝋燭が吹き消せない!

どうも!誕生日を過ぎてまたひとつ(身体が)
大人になったezotanuです♏️
精神年齢はとっくに止まっています。みなさまごきげんよう。

去年だったか、誕生日ケーキに蝋燭を立ててもらったのですが、全然吹き消せなくて吃驚しました。なんかね、力が弱いというよりは、狙いが定まらなくて…!久しぶりだとこうも上手くいかないの?と焦りました。結局連れに吹き消してもらいました。笑
それをヘッダイラスト見て思い出しただけなので、本文とタイトルは全く関係ないです。(え?)


さてさて、2023年の誕生日が過ぎたということは、大好きなお洋服と出会ってからはや10年経過した、ということなんですね。

※↓この話に出てくるワンピース

まさかここから10年、服の好みが殆ど変わらないとは思いませんでした。
もともと好きな服の系統(大枠で言うとボーイッシュ)に追加してこのガーリー路線が加わったので、わたしの私服は2軸を反復横跳びするようにして過ごしています。

「もう、『かわいい』の気分じゃないかも」
「そろそろ卒業かな?」

と度々思うことはあるものの、結局また着たくなって着ているので、今後も交互に巡っていくのかな〜と思っています。

「わたしみたいなのがこんな可愛い服着て…!なんか言われたらどうしよう」
と、かわいい服を着始めた当初は思っていましたが、それは卑屈な自意識過剰で、結構みんな「可愛いね」「素敵だね」って褒めてくれるので安心しました。
自分を褒められるのは苦手でしたが、選んだものを褒めてもらえるのは嬉しかったです(今は言われ慣れ過ぎてスルーしてる…ごめんね!)。


伝えてくる方法はさまざまで、
気がついたら百貨店で店員さんに文字通り四方を囲まれていたり(身につけていたものが珍しくてめちゃくちゃコーデ褒められた。売り場の商品の話はしてない…!)、
いつだったか知らない歳上女性が電車の中でわたしに軽く体当たりしてきて「そのお洋服、素敵ね」と言って去っていった時は笑ってしまいました。なんでぶつかったんや、他に方法あったやろ。笑。いろんな人がいますね。


そのなかで、「可愛い」のほかに、

「わたしももう少し若かったらそういう可愛いお洋服着たかった〜!!」

と、目をキラキラさせて言ってくる人たちが一定数いるんですよね。憧れの気持ちを込めて。

この言葉を、この10年ずっと言われ続けてきました。
実年齢と一致しない格好(世間の想像と違う格好)をしているせいで、相手がわたしの年齢を見誤ることも多く、年上の人はもちろん、見るからに年下の人にもたまに言われます。
10年着ているから、言ってきた人の当時の年齢をいつの間にかこえたりもしています。


……ずっと、無くならないんだなぁ。
謎の「可愛い服は若い子のもの」という縛りが。
みんな、キラキラした目で、悪意なく、そのルールを言外でわたしに告げてくる。
別に、言ってくる人たちが悪いと思っているわけじゃないです。

そう言われた時に返すわたしの笑みが引き攣っていることが問題なんですよね。


でもね、言いたくなる気持ちはわかるんですよ。

わたしもこの10年、鏡の前で「この服…まだセーフかな!!?アウトかな!!?無理した若作り感やばいかな!!!!?」とたまに喚いているので。着るけど。

「この年齢でニーハイってまだ大丈夫かな!!?そもそもニーハイってまだ履いてる人…いる!!?」と喚いているので。履くけど。(ショーパン+ニーハイコーデを愛している…!!!)

頑張っても加齢によって自分の中のOKラインをクリアできずに着られなくなって、寝かせている服もある。

でもまだ頑張れば着られる服はあるから、好きなうちは着る。着たい。と思ってる。
昔より年齢のプレッシャーは減ったけど、でも完全に無くなったわけじゃない。その気持ちとまだたまに戦ってる。だから返す笑みが強張っちゃうのです。本当に気にしてなかったらそこは流せるところだから。


フハァ〜。

まだまだ精神修行が足りてねぇーー!!!
早く気にしない領域に到達したいものです。



⭐︎


当然のこととして、好きだからいつまでも着てるんだけど、
それとは別に、そういう謎ルールを取っ払いたくて着ているところも少しあるんですよね。
少なくとも、年齢を理由に諦めようとしている若い子たちには、歳を重ねても大丈夫なんだよ、という姿を見せたいんです。
わたしも人を見て「大丈夫なんだ」と安心したところもあるから。





……ほんとに何も気にせず着られる日は来るのかな?来るといいな。





わたしの愛する洋服たちよ。わたしを鼓舞しておくれ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?