恋愛感情とは?わけわかめ状態からその先へ
やっぱり今日も恋愛感情がなんなのか分からない。
大学で特に親しくなり、毎日のように話をしている友人Aちゃんに、恋愛感情って、好きってどんな感じ?と聞いてみると「感覚的に好きって思ったら。他の異性といて、今一緒にいるのが彼だったらいいのにって思ったらもう好きなんだよ。」と返ってきました。
同じく友人で、電話で話したりするようになり師匠と呼ぶようになったB君に好きってどうやってわかるの?と聞くとやはり「そんなの感覚だよ。」と返ってきました。
私にはその「感覚」がわかりませんでした。
そう伝えると、2人とも「まだ出会ってないだけ。そういう人に出会ったらきっとわかるよ。」と。
中学のころの経験から私のタイプは尊敬できる人と思って生きてきたし、今、好きなタイプは?と聞かれたらそう答えます。だって絶対的に尊敬できる所があれば幻滅することはないと思うから。私は、人に対して「あれ、この人なんか違う」と思ってしまったが最後、すぐに心の中でその人と距離をとってしまいます。
だから、好きな人は尊敬できる人。つまり、幻滅することがないであろう人。そして、信頼できる人。そう思ってきました。
「感覚的に」人のことを好きになったことなんてないから。正直、恋愛感情なんかすっ飛ばして、一緒にいて安心できる人、心から尊敬して信頼できる人と生きていきたいと思っているんです。一緒にいてお互い自分らしくいられる人と生きていきたい。
これっておかしいんでしょうか。
恋愛感情ってそんなに必要なものなんでしょうか。
ある日、やっぱり感覚的に好きってどういうことなんだとぐるぐる考えて、「恋愛感情 どういうこと」「恋愛感情 わからない」と現代人らしくインターネットで検索してみました。
そうして見つけたのが、アロマンティック、アセクシャルという存在。そこから派生して、この「note」にたどり着きました。
アロマンティックは誰にも恋愛感情を抱かない人、アセクシャルは誰にも性的な魅力を感じない人のことを表します。"見えない性的指向アセクシャルのすべて"という本を読んでみると、より多彩な指向があることもわかりました。
他の方の記事にあった、アロマンティックかどうかは死ぬまで分からないという言葉がとても印象に残っています。まだ、私自身、自分がアロマンティックか、アセクシャルかは分かっていません。これから先、驚くような大恋愛をするかもしれないですから!
それでも、恋バナや恋愛漫画が好きでも特に恋愛したいと思わない、手を繋いだりキスしたりしたいとも思わない、だからこそ周囲の人の言葉を聞いて自分を得体の知れないもののように感じ始めていた私は、自分が当てはまりそうな存在を知り、心底ほっとしました。
人間みんなそれぞれですから、分類するだなんてどうなんだろうとは思います。けれど、自分が何者かわからなくなったとき、同じような存在がいることを知ると、こんなにも安心するんですね。
恋愛感情とは?というタイトル、そして「やっぱり今日も恋愛感情がわからない」という書き出しで始まりましたが、これまでのことを思い出しつつ書いているうちに
まだ分からなくても、今焦らなくても、この先分からないままでも、まぁいっか!と思えてきました。
興味のある勉強をして学びを深めて、自分で美味しいものを作って食べて、好きな本や漫画を読んで、友人といろんな話をして… 毎日が充実していることに気づいたから。これ以上のことを今は望んでいない自分を見つけることができたから。
友人や家族に自分のことばかり話しても仕方ないので この場で書きまくって、すっきりできたらいいなぁと思います。
今日のまとめ 恋愛感情はまだ分からなくても良い!
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