ハイブリッド戦争はどこへ消えたのか
先ほどお風呂の中でこの内容が頭に浮かんだときは非常に理路整然とまとまり、我ながら素晴らしいと一瞬思いましたが、いざ出力すると毎度グダグダな私の文章です。今日はハイブリッド戦争とは何ぞやという事を考えていました。ウクライナ戦争以前は、提唱したゲラシモフ上級大将の戦争に於ける軍事的手段と非軍事的手段の有効性は逆転したと述べており、当然来るべきロシアが関わる戦争は従来の戦争から一変すると勝手に考えていました。それは軍隊が侵攻する時点では相手国の指揮系統は麻痺し、国内は混乱しているはずというものです。しかし実際はそうとはならず、皆さんご存知の通りロシア軍敗走です。ロシア国防省によれば、当初の目的を達成したらしいです。そこで考えていたのは、このように新しい戦略があるとされた時、本当に準備が整った若しくは、実行する覚悟がある場合と、まるで準備不足或いは何か出来ない状態なので相手を威嚇したいの二通りではないかと考えていました。普通前者だと考えますが、実際は後者であったと考えます。それでころか実体が存在しないのではと考えています。ハイブリッド戦争は理論しか存在せず、ロシア軍内部で何ら作戦として体系立
てていないのではと疑っています。私は、少なくとも明確に作戦立案し実行されていないし、ロシア軍内部に訓練は勿論のこと概念すら存在しないのではと考えるようになりました。つまりゲラシモフ個人の頭の中にあるだけ、更にそれすらどうなったのか不明です。ロシア軍に浸透させるような動きも見えないし、そもそもそれ以前に通常戦争の作戦体系すらマトモに出来ていないのではと考えます。ISISだってきちんと作戦立てているはずです。正直驚いてます。
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