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プロデューサーはペテン師か?

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九州、大分、日田。田舎に暮らしつつ、全国で多様な分野のプロデュース。そんな日々の問わず語りを13年、1300話以上のブログを書いてきた。noteにも徐々に新旧記事を転載中。htt…
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2021年4月の記事一覧

キチガイに刃物。  2021.4.13

この世には、大小様々な矛盾があるが、軍事政権ほど筋の通らない出来事はないのではないか。まがりなりにも選挙で選ばれた政権が、武器を携えた軍隊に無理矢理乗っ取られて、国民の自由が奪われ、圧政が敷かれる。法律も何もあったものじゃない。それ、政治? いやいや、それはただのテロだよ。あのナチスだって、選挙を経て、合法的に与党になったのに。それ以下。国民を守るための銃口が、その国民に向けられ、ついには銃撃さえ。シビリアンコントロールもものかわ、胸に勲章をいっぱいぶら下げた軍人が、統治権

狩猟と農耕。  2021.4.9

縄文と弥生とするのは、あまりに乱暴だろうから、基本的なライフスタイルで分けてみた。でも、伝えたいのは人のタイプ、性格の違い、生き様の差といったあたり。近ごろ、いろんな方々と仕事をしていて、こうした根本的な違和感に包まれることが度々ある。 クリエイティブ系と事務系の差にも似ている。つまり、狩猟タイプは結果が出れば良く、過程をどんなに着実に積み上げても、逃げ回る獲物が手に入るかどうかはわからない。刻々と変わる状況を見ながら、都度最善の打ち手を決めていく。アドリブと決断の連続。一

editforest発進。 2021.4.3

エディットフォレストと読む。和訳だと編集の杜。なんだそれ。まあ、そうだよね。そもそもの始まりは、九州経済産業局のデザイン系のプロジェクト。普通なら、クリエイターが集結するその場に、西日本新聞社が参加していた。それがすでに新しい萌芽だった。 言うまでもなく、マスメディアは変化の只中にある。情報を筆頭に、膨大なストックを持つ新聞社が、クリエイティブに関わる可能性は大いにある。時はコロナ禍の只中。繰り返されるオンライン会議。言葉少ないTさんが、ある瞬間にいきなり饒舌になった。僕が

使わない言葉。  2021.3.28

世にはいろんな言葉が行き交っている。文字離れなどと言われながら、その実こんなに人々が文章を書いている時代はない。それを加速させたのは、言わずと知れたSNS。糸井重里氏だったか、「いまの人は、読み過ぎ、書き過ぎ、調べ過ぎ」と喝破した。まったくもって。言葉は時代と共にある。日本語の乱れを嘆く良識派もいらっしゃるが、これは自然の摂理とも思う変遷。表現には、時々の空気と旬が必ずあるから。しかしである。そのすべての新語を使いこなせるかというとそれはまた別の話。多くの人が使い始めても、馴