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45年ぶり(?)のピアノレッスン

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記事一覧

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑩~こんな時に”ばね指”に

これまでの経緯①~⑤ これまでの経緯⑥~⑨ まさかのばね指 ピアノを買い換える直前、時間を見つけてはスタジオに通い、グランドピアノを思いっきり弾いていた時期、左手の親指が痛いことに気付きました。 ピアノを弾くのには支障が無いのですが、付け根に痛みがあります。数日湿布したもののよくならず・・・・そうしているうちに第一関節がカクカク引っかかるようになりました。 1週間してもよくならず、整形外科を受診。すると「ばね指ですね」と。 ばね指というのは「指の腱鞘炎」です。 何

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑨~ピアノの買い換え

これまでの経緯①~⑤ これまでの経緯⑥~⑧ グランドピアノが持てたらなあ・・・ レッスンが進み、「一音一音をどのように表現するか?」という課題になってくると、電子ピアノ(CLP-645)では対応ができなくなってきました。 レッスンの記憶を辿って、家で練習するのですが、タッチも出る音も全然違う。 そこで、頻繁にスタジオを借りて練習。 いつもきちんと手入れしてあって快適。こんなピアノが家にあったらなあ・・・と。 長く働いてきているので、安価なモデルであれば、買うことは可

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑧~ミスタッチだらけの「悲愴」から

これまでの経緯①~⑤ これまでの経緯⑥~⑦ 実は難しかった悲愴第一楽章 ピアノを辞める最後のレッスンはベートーヴェンソナタ「悲愴」第一楽章でした。譜読みしてちょっと弾けるようになったところだったと記憶しています。 そんなに難しかった記憶はなく、 「練習すれば弾ける曲」 という印象。→ 大きな間違い💦 ゆっくりと練習し始めました。 そうすると、ミスタッチだらけ。 この曲、右手の跳躍が多い。 和音もまともに弾けないし、右手と左手が交差するところなんてぐちゃぐちゃ。 何

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑦~脳の働きを自覚

これまでの経緯①~⑥ 「楽譜(目)→指」に距離が・・・ ピアノを復活させて、一番感じたのが、楽譜を見てすぐに指が動かないこと。以前は、楽譜を見た瞬間に、指が勝手にその通りに動いていたので、目で見たことと指が動くことに距離を感じたことはありませんでした。 わずかな時間ではあるのですが、 ○「見る→弾く」のタイミングがずれる。 そして、 ○「手が、見たことと違う動きをする」 Youはなぜそちらに動く!? そんな感覚です。 こんな記事を見つけました。 「『ピアノを弾

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑥~ピアノ教室選び

これまでの経緯①~⑤ 大人向けレッスンは、ニーズに合わせるのが難しい 「大人のためのピアノ」で検索したり、ピアノ教室のサイトの「レッスン」の項目を見ると、大人向けのレッスンが多く開催されていることがわかります。 個人の方向けにコーチングをやっているため、つい先生(教室)の目線で考えてしまいます。想像するに、大人向けレッスンというのは、なかなか難しいであろうということ。 子供であれば、「弾き方を教える」ということが目的になります。その中には「コンクールを受ける」という子

45年ぶり(?)のピアノレッスン⑤~仲間がいると頑張れる

これまでの経緯①~④ 人はひとりでは生きられない 1人でコツコツ練習をしていて、少しずつ指は動くようになってきたものの、なかなかモチベーションが上がりません。 ピアノの先生も探し始めはしましたが、ピンとくる方が見つからず。 そうしているうちに、仕事でいくつかのプロジェクトがスタート。ピアノにハマるスタミナがなくなってきました。 そんな時に、Facebookで目に入ってきたのが、お仕事関係で親しくさせて頂いているKさんが、悲愴第二楽章を練習し始めたということ。大人ピアノ復

45年ぶり(?)のピアノレッスン④~「老後とピアノ」に刺激され

これまでの経緯 ①~③ 2023年の目標 以前からクラシック、特にピアノ関係のコンサートにはよく行っていました。2021年のショパンコンクール以降加速。毎月、サントリーホール、オペラシティ、東京藝術劇場、紀尾井ホールと、通うようになりました。e+やチケットぴあから、よいタイミングでお知らせが来るので、つい・・・・。 そのうち、「あんな綺麗な音を出せるようになりたい」という思いも生まれてきました。 新年には今年の目標設定をします。 毎年持ち越しになっている「ピアノ復活」

45年ぶり(?)のピアノレッスン③~ドソミソが弾けない!

これまでの経緯 ①~② クラビノーヴァのCLP-645を購入したのが、5年ほど前のこと。ここから「ピアノ再開」となると思いきや・・・ ドソミソもまともに弾けない! CLP-645はとてもよいピアノです。ヤマハ CFXやベーゼンドルファーの音が再現されているだけでなく、チェンバロや他の楽器の音も出ます。タッチも生ピアノと似ていて、音もよい。テクノロジーの進化に驚くばかり! モチベーションはぐーっと上がり、ヤマハCFXに設定して、付属の名曲集の楽譜からまずはショパンを・・

45年ぶり(?)のピアノレッスン②~電子ピアノ買い換え

自由に楽しんでいた時期 高校生でレッスンを辞めてからも、時々は弾いていました。 短大生になり、社会人になっても。 逆にレッスンがなくなって、自由になり、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ブラームス・・・・好きなように。 ハンガリーのピアニスト、デジュー・ラーンキがリストのメフィストワルツを弾いていたのを、コンサートで聴き、雷に打たれたような感覚。 これを弾けるようになりたい!と。 もちろんベレゾフスキーさんのようには、弾けませんでしたが、ゆっくりテンポで通して弾くこと

45年ぶり(?)のピアノレッスン①~レッスンを辞めるまで

数ヶ月前にピアノのレッスンを受け始めました。 高校生の時に辞めたので、45年ぶりです。 そこに至る経緯から整理してみました。 最初のピアノレッスンは小学生 鍵盤楽器との出会いは幼稚園の時。YAMAHAの音楽教室(オルガンとエレクトーン)が、通っていた幼稚園で開かれていて、そこに入ったようです。記憶にあるのは、発表会で一番大きなエレクトーンを弾かせて貰ったこと。椅子に上るのが大変でした。 幼稚園にピアノがあったのか、興味はピアノに移り、ピアノも弾くようになりました。 しかし