本日の挑戦日記-4 人生最大の気付きと天啓
さてはて、今回も今回で書いていきます。
今回も挑戦そのものではなくて、気付きについて書いていこうと思います。
というのも、今回はいままでの気付きとは比べ物にならないくらいの「大きな気付き」だったのです。
正直、自分の人生、ここで変わるんじゃないかっていう気付きでしたので、
どうしても記載しておきたいなって思った次第です。
そして、その気付きに呼応するように、複数の天啓(って書くと急に胡散臭くなりますね)のような出来事も起こりました。
それらについて書いていきます。
前置きが長くなりました。ではでは。
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今回私が得た気付きは「自分のプライドが高い」ということ。
とんでもなくシンプルだし、そんなことか、と言われてしまうかもしれませんね。私もそう思いました。
でもこれが、自分の本音や人生の選択とめちゃクソ密接に関わっていたことをようやく理解できたのです。
きっかけは、「今の自分の本音ってなんだろう」を書き出していったことでした。
〇〇したくない。 〇〇したい。
これらを書いていって、それぞれに「なぜ?」を重ねてみる。
いろんな自己啓発本に散々書かれてきたことですよね。
いままでも何度かやったことがありましたが、
結局は「自分は怠け者なだけじゃないか」で結論付けていました。
でも今回はそうではなかった。
これらを書き出してみると、不思議と共通点が見えてきました。
理由は正直わかりません。
その共通点とは「他人からバカにされたくない」でした。
過去、アンガーマネジメントの一貫で、自分の怒りパターンの診断を受けたことがありました。
そのなかでも私が最も傾向が強いのは「威風堂々タイプ」でした。
このタイプはプライドが高く、自己中心的になりやすいタイプで、それを指摘されたり叱責されると怒るというもの。
私はこれを、怒りの感情が湧いたときのものだと勘違いしておりました。
(あぁ確かにそういうことでイライラすることはあるかもなぁ)
とか思ってましたが、実際はもっと問題の根は深かった。
全ての行動において、私はプライドが高かったんです。
例えば、私はなんでも三日坊主でそれが悩みでもありました。
この気付きを得た後にこの現象を振り返ると、「続けた先で結果がでなかったらバカにされる」という気持ちが隠れていることに気が付きました。
私はいわゆる器用貧乏タイプなので、ある程度のところまでなら到達することができた人生でした。
しかし、一定レベルに達して以降は、後から始めた人たちに大きく遅れを取る経験が多々ありました。(というかほとんどがそういう経験です)
最初は教える立場だったのに、いつのまにか立場が逆転している。
その状況がプライドの高い自分は嫌だった。
だから、「やめる」という選択を取っていたのでした。
「ああ、もう飽きてやめちゃった」
こう言えば、もう比較されることはない。
かつ、「もう飽きちゃった」といえば、早々に底を見切れる達人のような自分でいられる。
こうやって自尊心を保っていたのだとようやく理解しました。
それが理解できると、他の人生の選択にも納得が行くようになったんです。
・一人でカフェに入れない = 作法やルールを知らず、人前で恥をかくのが嫌
・SNSで知り合った人にリプを飛ばせない = 勘違い野郎だとバカにされたら嫌
・知らない土地に行けない = 道に迷って右往左往するのが恥ずかしい
・オフ会に参加できない = 容姿をバカにされたら嫌
そう、全てにおいて、「他人からバカにされたくない」というプライドが影響していたのです。
実際はこのことに薄々気づいていたのだと思います。
ですが私は「プライドの高い自分」すら、
そのプライドゆえに素直に認めようとしなかったのです。
プライドの高い人間=よくない=自分はよくない人間だと思われたくない
びっくりしました。
破綻してる論理なのに、自分の中では成立していたのです。
これらを認識してからは、急になんだか肩の荷が下りる感覚というか。
気持ちが楽になりました。
いろいろな行動にブレーキをかけていた正体を知ることができて、
ようやく対処法を見出すことができた。
恥をかくということは、知らないことに触れたということ。
私の長年の問題であった「知識不足、経験不足」の対処法が、
「恥をかく」だったんだと見出すことができました。
そう思うと、この世界はまだまだそこら中に恥をかけるポイントがあることに気づく。
あやうく人生に絶望しかけていた頃ですが、世界の見方が一気に変わった経験でした。
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大きな気付きを得て興奮気味の私でしたが、
それはそれとしてとある特性を持っています。
それは、良いことも悪いことも「喉元過ぎれば熱さ忘れるタイプ」であるということ。
良い気付きも苦い経験も。
ある一定の期間や、他の大きな出来事があれば上書きされてしまって忘れてしまうという特性です。
風邪でしんどい瞬間はまた風邪引かないようにしっかり対策しよう、と思っても、しばらくすれば自堕落な生活になる。
心を打つ名言を知り、一気にモチベーションが上がっても、別の大きな問題が発生するとすぐに打ち砕かれる。
今回はそれを試すような出来事が、気付きの同日に発生したのです。
「知人の躍進の報せ」
これが飛び込んできました。
自分と同じような立ち位置にいたと思っていた人が、自分よりも早く躍進した。
この話題は、プライドの高い私にどう映るか?
急激な焦りと、置いてかれたという敗北感。
良き気付きも簡単に粉砕するとんでもない出来事です。
その報せを聞いた瞬間、心臓がキュッと締り、
鼓動は小さく細かくなり、急激に冷える指先と手汗を感じながらスマホを見るしかありませんでした。
いままでの自分だったら、ここでスマホを投げ出しベッドに直行。
なにも考えたくないと布団を頭からかぶって眠っていたと思います。
しかし、今回は違いました。
「この反応は、プライドの高い自分だったら正常な反応だ」
「これはもう本能というか、自分では制御できないものなんだ」
「大事なのはここから。自分は自分、他人は他人、この焦りや苛立ちを受けて自分はどう行動するのがいいかを選択するんだ」
そう思えたのです。
その結果出た答えは以下の通り。
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・知人と自分ではスキルの内容が違うので比較できるもんではない
・この焦りがあるということは、このままじゃだめだと感じているということ。 改善のためのアクションを引き続き取ることが解決策
・ここで素直に祝福できない方がカッコ悪い プライド高いんだから祝福するべき
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成長を実感できました。
嬉しかった。
ありもしない検定試験に受かったような感覚でした。
自分はこれを習得した。そんな気分でした。
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天啓はまだ続きます。
無事試験をパスした私(そんなものはない)
少し自信が見て取れる表情のまま夕飯を摂っていました。
そのとき、「そういえば途中になってた映画あったな」と思い出し、
観ながら食べることにしたんです。
そのタイトルは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
いまさらかーい。
これが半分位でとまっていたのです。
映画なのに途中でやめるって、集中力の続かなさも病的ですね。
自虐してもしょうがない。
で、普通に映画として楽しんで、でっかいクモが沢山でてくるところで食事しながらの視聴を後悔し映画は佳境にさしかかりました。
そのなかでこんなセリフが出てきました。
「自分が何者かは能力では決まらん。何を選択するかじゃ」
ヴォルデモートと自分の類似点に悩むハリーにかけられた校長の言葉でした。
泣きそうでした。
自分がどうなりたいかもわからない、
自分の能力はどう使うべきかわからなかった以前までの自分。
でも、今回ようやくするべき行動を選択できるようになっていた状況。
頑張ろうって思えた状況に、さらに背中を押されたような気がしました。
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長々と書いてきましたが、これらが今回の気付きと天啓についてです。
まだまだこれから沢山恥をかいていきます。
よりよい人生を送れるように、がんばりますね。
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