映画忘備録④

すっかり放置していた。。。
やっぱり書き留めておくとあとで思い出したりおすすめするのに便利ですね。

思い出せる範囲でレビュー◎

PiCNiC/1994
岩井俊二監督
正直、ストーリーについては余りピンとくるところはなかったのですが、
映画の芸術性について考えを変えてくれるような作品でした。
シーンひとつひとつの色や雰囲気がすごく丁寧で、
こういう宗教的なイメージを持った映画はすごく好きですね。
写真のような映画。

ミスト/2007米
フリンク・ダラボン監督
後味の悪い映画としてよくあげられる作品。
ジャンルは一応SFホラーなのですが、そのジャンルとしてならB級かなと。
ただインパクトもあり、記憶に残るので個人的にはすごく良かった。
絶望のなかに希望を持ち続け、けれど、希望を絶望に変えてしまった。
いちどは見ておきたい映画でしたね◎

レザボアドックス/1992米
クエンティン・タランティーノ監督
見たのですが、時系列が前後するとわからなくなるタイプの人間で
恐らく途中で寝てしまいあまり覚えておらず。。
もう一度見なくては…。

es/2001独
オリヴァー/ヒルシュビーゲル
以前エクスペリメントという映画を見たのだけれど、それの元となった作品。看守と囚人に別れ、実験をするというもの。
大きな違いでいうと、エクスペリメントと違い実験者(博士)が存在する点。
エクスペリメントの方では最初に人選を行うシーン以外実験者は赤ランプに姿を変えているので。
それによって物語も後半につれて結構変わっていますね。
ミルグラム実験
というのもあるし、人間って権力に弱い人間だなあ。

ソロモンの偽証 前編・事件/日
ある日同級生が死んでいるのを発見した生徒が、
自殺という警察の検証結果に納得がいかず学校内裁判を起こすという内容。
不安定な自己、不確定な正義、
様々な要素が絡まって不安もありつつ、
主人公や生徒たちはどうやって裁判で真実を掴むのかと後編が気にかかる。

ソロモンの偽証 後編・裁判/日
後編は正直、つまらなかったな、という感想。
いじめっ子は改心するかもしれないが、それだけかなといった感じ。
全体的に自己中心的、押し付けがましい印象になってしまっている。
体育館のぱきっとした雰囲気は良かった。

百円の恋/2014日
武正晴監督
日本らしい映画だなあ〜という感じ。
ぐうたらダメ女がボクシングに目覚める映画。
といったらそれまでだけれど、
心身ともにめきめきと脱皮していく姿が素敵だった。
個人的にはお出掛け帰りにミニシアターで見たい感じ。

悪童日記/2013
ヤーノシュ・サース監督
戦時中のなか、双子の兄弟が自分たちで生きる術を身につけていく。
原作の双子には、双子であること、生きることに痛切なところがあったが、
映画ではそれはあまり表現しきれていないように感じ残念だった。
原作ではもっと一々が大仰に思えたけれど、
映画の物静かな感じは戦時中の重苦しい雰囲気が出ていたかなとも。

グッド・ウィル・ハンティング/1997米
ガス・ヴァン・サント監督
登場人物がみんな魅力的で素敵だった。
天才的な頭脳を持ちつつも心を閉じた主人公を心配する周りのみんな。
その主人公とコミニュケーションをとりつづけるカウンセラー。
心について考えること、ひとの心にふれることは容易くないけれど、
触れ合えれば素晴らしいものですよね。


今度見たいものはハリーポッター。まだいちども見たことがないんですよね。

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