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「第100回箱根駅伝大会」のひそかな見どころは?


第100回箱根駅伝大会の予選会で、日本農業大学(以下、東農大)が通過し、10年ぶりに本選出場することになりました。

記念すべき第100回の箱根駅伝のひそかな見どころの1つに、東農大の応援団の名物『大根踊り』があげられます。

そこで、今回は、この東京農業大学(以下、東農大)』の『大根踊り』について、解説したいと思います。


〈目次〉
1.東農大の大根踊りとは
2.大根が使われるようになった理由
3.いつから『大根踊り』が始まったのか
4.『大根踊り』のルール
(1)葉っぱがついた大根を使用する 
(2)大根の使い回しはしない

1.東農大の大根踊りとは
東農大の大根踊りとは、同大学の応援団による演舞です。

応援団員が、大根を手に持って踊ることから『大根踊り』と呼ばれています。

実は『大根踊り』の曲には正式名称があって、その名『青山ほとり』といいます。
なんと100年ほど前に東農大の3年生だった学生が作った曲で、歴史があります。

曲ができた当初は大根を持って踊るスタイルではなく、途中から大根を持つようになりました。

大根が特徴的なので『大根踊り』は多くの人に知られるようになりました。


2.大根が使われるようになった理由
東農大の応援歌ですから、野菜を使うのはうなづけます。でも、他の野菜でも良さそうです。
では、なぜ大根が使われてるようになったのでしょうか?

理由としては、
大根の『白色』が、応援団の黒い学生服に映えるからだそうです!

また、大根は大きいので、遠くからでも良く見えますし、力強さも表現できます。そのことで「根付いた」と思われます。

3.いつから『大根踊り』が始まったのか
東農大の応援団が、いつから大根を持って踊るようになったのは、諸説あるそうですが、
「昭和27年の文化祭から」という説が濃厚と言われています。


戦後初の文化祭で、当時の実行副委員長が考案したと言われています。

4.『大根踊り』のルール
『大根踊り』には2つルールがあります。代々の応援団に受け継がれているそうです。

(1)葉っぱがついた大根を使用する
大根踊りは、葉っぱがついた大根を使用します。

葉っぱつきの大根は普通のスーパーなどではあつかっていないです。そのため、入手するのが大変かもしれません。

実は、先般の予選会で使用した大根は、応援団員が自ら育てて収穫したそうです。


(2)大根の使い回しはしない
大根は、生鮮野菜なので、他の応援などへ使い回しはしません。一度使用すると傷んでしまうため、使用された大根は、観客へ無料で提供したり、団員達の食事に利用されます。


以上

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