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米国アドビ経済圏の拡大

デザインソフト大手の米国アドビが、画像の生成AI(人工知能)で経済圏を広げています。


この度、米国アドビは、3億点以上の画像がある自社サービスをAI学習の強みにし、簡単にデザインを生成できる新機能を既存ソフトウェアに組込みました。

同社は、学習素材を提供したクリエーターへの報酬制度も設け、画像の生成AIで問題となる「著作権の保護を鮮明」にし、「独自のエコシステム(生態系)」をつくっています。

中心となる製品は、新機能搭載の「Adobe Firefly」です。

■Adobe Firefly の概要
Adobe Firefly は、webアプリです。生成 AI を使用してクリエイティブワークフローを大幅に改善しながら、アイデア、作成、コミュニケーションのための新しい方法を提供し、商用利用に安全であるように設計されています。

Firefly web アプリに加えて、アドビにはクリエイティブ生成 AI モデルの幅広い Firefly ファミリーがあり、アドビのフラッグシップアプリや Adobe Stock の Firefly を搭載した機能も備えています。

Firefly は、アドビが 40 年にわたって作り出してきたテクノロジーの自然な流れであり、人々が自分の考えを想像どおりに正確にこの世に生み出す力を与えられるべきであるという信念に基づいています。

Firefly web アプリを使用すると、アイデアを簡単に生き生きとした実物へと一変させ、時間も大幅に節約できます。

・テキストから画像生成
ポートレートや風景などのリアルな画像から、抽象的なアートやファンタジーイラストなどのよりクリエイティブな画像まで、作成する画像について説明します。

・テキスト効果
テキスト効果※を簡単かつ時間をかけずに作成して、情報を強調し、SNS への投稿、チラシ、ポスターなどに視覚的な趣を加えて目立たせます。 

※テキスト効果とは、テキストに対して様々な操作を実行してテキストの外観を変更することができます。

・生成塗りつぶし
シンプルなテキストプロンプトで説明して、生成したコンテンツを含む画像の一部を削除、追加または置換します。

・生成再配色
日常の言語を使用してテーマとカラーバリエーションをベクター画像に適用し、無制限の組み合わせをテストおよび実験します。


以上



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