イラストしんの全身キセルなし

塩田元規氏著「ハートドリブン」

このnoteは、葉隠しんの(@Singularity1217)の、読書メモです。
要約ではなく、考えたこと&問いをまとめました。

要約が知りたいかたは他の情報をお読みください。


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読書の価値とは、『読書前と後で、行動や見ている景色が変わること』です。
一緒にコツコツ『活きた読書』に取り組んでみませんか?
目次が本書の問いになっています。



①あなたのいる環境は、何ドリブン?
子供のころから振り返ってみて、あなたを突き動かす原動力は何でしょう?

組織や個人が、目指す狙いの方向へ自発的に進んでいく仕組み(ドリブン)。
ハートドリブンとは、どうやらドリブン2.0(勝手に名付けた)。

ドリブン1.0 従来:インセンティブ→リソースを使った誘引(アメとムチ)
ドリブン2.0 本書の提唱:ハートドリブン→感情を原動力


わたしを含め、ほとんどの日系企業のサラリーマンはドリブン1.0の中で働いているのではないかな。

従来型の組織の中で働くことに順応していくと、ソルジャーとして、心を殺してミッションを達する能力が付く。

アメとムチが釣り合わなくなってくると、つまり『慣れてくると』受け身、立ち回りが上手くなり、苦しさから逃げるよう進化する。

これがもしかして、『ぶら下がり社員』が生まれる仕組み?
自分であっても他人であっても、このマネージメントは難しい。

人はどういうプロセスで他力本願になってしまうのだろう?
またどうすれば当事者意識を再び持つようになるのか?


ひと昔前のような給与所得向上していく環境だったら、アメとムチで成立していたけれど、今だと成り立つのが難しい。(もちろん人によるんだろうけれど。)

そこでハートドリブン。
感情を原動力にするためには共感される価値←why、理念が要。
組織であれば、共感してもらう理念があって、それに沿って動いてもらう。(共同幻想、宗教と同じ。)

whyは、人生やキャリアにおいても大事になる。
人生やキャリアが、ある点からある点への移動だとすると、原点(0点)がどこで、目標がどこか分からないと迷子になっちゃう。

サラリーマンのキャリアは特に業務命令で望み通りに作れないこともあるからね。

ハートドリブンで生きるなら『自己表現、当事者意識を持って自己表現出来ること、もたらせることをやる』か。


本書によると、あらゆる産業が感情価値の軸で評価されるようになる。
製造業も、エモーショナルなもの、体験を大切に訴えかけていかないと、便利さだけでは顧客を失う。
iPhoneを売っているAppleは商売がうまい。

価格競争に飛び込むのは死への片道切符?

エモーショナルなことを個人でやる手始めとして、わたしの場合、妻が喜ぶ内容をやろうと思う。(この読書メモを始めてみたのもこのため。読書 to 行動=大事)

あなたが今取り組んでいることに、感情軸を取り入れることは出来ますか?
また何かやってみたいですか?


また経営者についての格言『経営者とは目に見えないものに気づき、それを育める環境を作ること。』が面白い。

個人で何かやるにも、思考する時間を取ること、またそれをやれる(やらざるを得ない)環境を作るのかも。

カフェや空港の待合などで勉強したりブログを書いたりするのがヤケに捗るのは、それをせざるを得ない環境のため。
家だと中々集中できないよね。

④あなたは気付きを得る時間を取ったり、それをやるような工夫って何かやっていますか?(知りたい。)


ハートドリブンな労働環境って、働くには良さそうよね。
でも実際、インセンティブで動いている組織をハートドリブンにするのって、実は難しそうじゃない?
組織のメンバーが怠け者だと、成立しないのではなかろうか?

ハートドリブンが従来の上位互換であれば、インセンティブで動く組織は淘汰されているはず。
実際はそうなってない。

となると、組織のメンバーが大事だし、ダメな人には退場して貰わないといけない。
日本企業はそうなってないから、合わなそう。

または組織の人数によって、何ドリブンが良いか変わるかも?

1.大人数(とにかく頭数)でオペレーショナルな仕事ほどインセンティブドリブン

2.少人数(厳選されたメンバー)でクリエイティブな仕事ほどハートドリブン

このハートドリブン、個人や家族などの少ない人数だったら取り組むことが出来そうですね。

しかしながらハートドリブンで動きたいけれど、サラリーマンは仕事で100%ハートドリブンなんて不可能。

なので寝技でグラデーションにまで持ち込みたい。
自ら提案して10%でも20%でも、ハートドリブンなことをやって拡大していく、というのが最近の私の狙いです。

何事も0か1か、白か黒かではなくグレーな領域というのはとっても多い。
あなたの仕事や人生にも、小さくハートドリブンをはじめてみると楽しいことが増えるかも。

⑤あなたの仕事や人生にハートドリブンな活動を少し取り入れてみませんか?それはどんなことですか?


いつも楽しんでいただき、ありがとうございます。
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葉隠しんの は、ウイスキーもスキですし、執筆中に飲むコーヒーも何よりの大好物です。

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