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「別れなど、大人にだって恐れなし」

新年度になって、早くも2ヶ月経とうとしていますが、いかがお過ごしですか?
GWは風邪をひいてどこにも行けず、映画と漫画三昧だったけど最近はゼルダばっかりしている、いいよりです。

先日、5月1日にKAMITSUBAKI STUDIO所属のカンザキイオリさんの卒業公演ともいえるライブ「別れなど、少年少女に恐れなし」が恵比寿リキッドルームで開催され、CAMBRで配信担当させていただきました。

2019年8月1日に花譜の不可解と同じ場所で開催し、きっと彼にとって大きな影響を与えたであろうKAMITSUBAKI STUDIOからの卒業を「別れなど、少年少女に恐れなし」と言い切ってやり切るカンザキさんのステージングは、音楽そのものが憑依していたように見えました。

話は変わるのですが、ぼくも5年半勤めた会社を退職した時があり、その時期に入社した人と合同で歓送迎会をしていただいた記憶があります(送別でもらったGoogleHomeを今でも使ってます)。

送別会に感じてたことは「意外とあっさりしてるな〜」という印象で、5年半も携わっていたらもっと劇的な幕引きになるののかなと当時勝手に思ってたこともありました。

ただ、その送別会の時に「お互いに高みを目指していれば、またきっとどこかで巡り合うでしょう」的なメッセージを言い放ったメンタルお化けなプロデューサーがいて、そのシーンを今でも鮮明に覚えています。

当時は「なにキザなこと言ってんねん」と思ってましたが、確かに今までを振り返ってみるとお互い同じ分野で熱量を絶やさず切磋琢磨していれば、どこに所属しててもなんの仕事をしてても精神的距離は自ずと縮まっていて"すぐ近くにいる"ような感覚があるような気がしています。

会社を辞める、所属が変わる、新たな生活になるといった、年度の始めに色々と大きな環境の変化がある中で、別に「卒業」は「今生の別れ」ではなく、むしろお互いがよりフラットな目線で関係を築くことができるきっかけなんだと思います。

今では自分で立ち上げた会社が4年目になり、毎年新しい体験をさせてもらっているのですが、今年は初めてメンバーの卒業も経験しました。

もちろん自分なりには盛大に送り出すために慰安旅行に行ったり、送別会したり、プレゼントあげたりしたのですが心の中ではどこか「意外とあっさりしてる」感情だったのは、優秀な彼ならCAMBRを卒業してもこれから先にまた一緒に仕事するだろうな、という気持ちがあったからだと思います。

ちなみに!別れがあれば出会いあり、ということでまた6月に「出会い」のお知らせができると思うので、そちらも乞うご期待!!

「別れなど、大人だって恐れなし」と胸張って言い切れるよう、自分なりのステージで高みを目指し続ければと思う次第です。

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